ホームページ制作会社の選び方|見積もり・更新・納品条件で比較する

発注ガイド|ホームページ制作会社の選び方|失敗しない発注の全手順【2026年版】

ホームページ制作会社を選ぶときは、任せたい作業と公開後の運用を先に整理します。同じページ数の見積もりでも、原稿作成、写真撮影、更新機能、既存サイトの移行が含まれるかで、発注者の負担が変わるためです。

この記事では、依頼条件を揃え、面談と見積もりで候補を比較する方法を説明します。制作会社、フリーランス、自作のどれにするか迷っている場合は、先に発注先の比較で任せる範囲を整理してください。

目次

会社を探す前に、依頼条件を一枚にまとめる

最初に決めるのは、誰に何を伝え、どの行動につなげたいかです。問い合わせを増やす、採用応募を受ける、既存顧客へ情報を伝えるなど、サイトの目的には優先順位を付けます。

次に、必要なページ・機能、原稿と写真を用意する人、予算、公開希望日、更新担当をまとめます。分からない項目は未定と書き、提案してほしいことを添えます。公開日に制約がある場合は、展示会や開業などの理由も共有しましょう。

条件を詳しく書くための資料はRFPの書き方にあります。小規模な依頼では、同じ項目を簡潔にまとめた依頼文から始める方法もあります。

実績は、自社の課題に近い担当範囲を見る

実績の画像を見るときは、掲載サイトのどこを担当したかも確認します。情報設計、原稿、デザイン、実装、移行、運用は別の作業です。見た目が好みでも、今回任せたい工程の経験があるかは面談で確かめる必要があります。

「誰に何を伝えるために、この構成にしたのか」「担当者が更新する部分をどう作ったのか」と質問すると、設計や運用の考え方を比較できます。成果の数字がある場合は、測定期間と対象、制作以外に実施した施策も確認してください。

面談では、質問と確認するものを組にする

「対応できますか」という質問だけでは、候補の違いが分かりにくくなります。次の表を使い、具体的な作業と確認物を聞きます。

スクロールできます
比較項目面談で聞くこと確認するもの
制作範囲原稿、写真、移行、フォーム、計測は誰が担当するか作業範囲と役割分担の一覧
実績自社と近い課題で、どの工程を担当したか担当範囲のある事例説明
自社更新社内担当者が、どの情報を変更できるか権限を合わせた更新画面や操作例
保守更新、バックアップ、復元、不具合対応をどこまで含むか頻度、範囲、除外作業を記した条件
権利・管理契約名義、データ、素材、ライセンスをどう扱うか納品物と契約・アカウントの一覧
進行確認する工程、社内の期限、担当者不在時の窓口は何か工程表と連絡方法
追加費用ページ・機能・修正が増えたとき、どう合意するか追加作業の見積もり・承認条件

SEOへの対応を聞くときも、順位の約束だけで判断せず、構造・コンテンツ・計測のどの作業を行うか確認します。新しい技術を提案された場合は、自社の目的と更新体制に必要な理由を聞きましょう。

見積もりは同じ条件に揃えて比べる

複数の候補には同じ依頼資料を渡します。回答に差があるときは、総額を見る前に、原稿作成、写真、ページの型と件数、機能、移行、公開前確認、公開後の支援を照合してください。

比較表には「含む」「別料金」「自社で行う」「未回答」の欄を作ります。未回答の作業は含まれると判断せず、契約前に確認します。必要な作業を加えると総額が変わる場合は、条件を揃えた見積もりを依頼しましょう。

初期費用のほか、サーバー、ドメイン、保守、ライセンス、更新作業も、同じ期間で計算します。比較する社数は、案件の条件と社内の確認時間に合わせて決めます。依頼文と比較表の例は相見積もりの記事で確認できます。

公開後に更新できる範囲を確かめる

WordPressで作るという説明だけでは、社内で何を変更できるかは分かりません。お知らせ、料金、実績、トップの画像など、担当者が変えたい項目を挙げ、編集する画面を見せてもらいます。

操作説明の有無、担当者の権限、操作で困ったときの相談先も確認します。保守と更新代行は契約によって範囲が異なるため、保守契約のチェックリストを使って作業を確認してください。

契約前に、納品・検収・引き継ぎを決める

契約では、作業範囲、追加費用の合意方法、検収の対象と期間、納品物を確認します。素材や有料製品には利用条件があるため、サイト一式を受け取ればすべての権利を自由に使えると考えず、対象ごとに確認してください。

ドメインとサーバーの契約名義、WordPressの管理権限、計測アカウントの権限、契約終了時の受け渡しも整理します。具体的な確認項目は契約・著作権・検収と引き継ぎチェックリストを参照してください。

リニューアルは、現状を確認してから範囲を決める

既存サイトを変える場合は、残す記事と機能、現在の管理情報、社内で更新したい箇所を伝えます。部分改修で対応できる課題と、更新機能や構成から見直す課題を分けると、提案を比較しやすくなります。

URL変更、記事移行、フォーム、メール、計測に影響がある場合は、公開前の確認と、問題が起きたときの戻し方まで作業範囲に含めます。WordPressリニューアルの記事で、依頼前に整理する情報を確認できます。

比較表へ記入する例

次は架空の比較例です。A社・B社の実在の提案や、MOTOKIの実績ではありません。目的は「料金表と事例を自社で更新できる企業サイト」とします。

スクロールできます
条件A社の回答B社の回答契約前に確認すること
原稿支給原稿を登録取材と執筆を含む社内で原稿を用意できるか、執筆範囲はどこか
自社更新お知らせのみ料金と実績も編集可能社内担当者の権限で、更新画面を確認する
移行既存記事20件件数は未回答残す記事数と画像・URLの扱いを回答してもらう
保守バックアップを含む軽微な修正も含む復元と修正の範囲、件数、追加費用を確認する

この段階では総額の安いほうを選ばず、必要な更新機能と移行を加えた条件で見積もりをそろえます。原稿を自社で用意できるなら、執筆を外す案も検討できます。

よくある質問

相見積もりは何社に依頼すればよいですか?

同じ資料を送り、面談と回答の確認ができる社数に絞ります。三社で比較する方法はありますが、案件の条件と社内の確認時間で決めてください。社数を増やしても条件が違うままでは比較できません。

地元の会社を選ぶべきですか?

訪問、撮影、現地調査が必要かを確認します。所在地だけで判断せず、対面が必要な工程とオンラインで進める工程、それぞれの対応条件を比べます。

無料でデザイン案を出してもらえますか?

提案・調査・試作の料金と、作成物の利用条件は会社ごとに異なります。無料を前提にせず、選定に必要な確認物と、その作成費を着手前に相談してください。

SEOで一位を保証すると言われました

どの検索語、地域、期間を対象にし、どの作業を行うか確認します。Googleは有用なコンテンツの作成を案内していますが、特定の順位を得られる保証ではありません。順位の約束だけで契約を決めないでください。

判断が揃わない項目を、相談前に整理する

候補を比べても決められない場合は、未回答の項目と、社内で決められない条件を分けて書き出します。予算、更新担当、原稿、公開日など、何が止まっているかを具体的にすると相談しやすくなります。

MOTOKIの対応範囲は新規サイト制作とサイトリニューアルで確認できます。相談時は、現在のサイトURL、実現したいこと、社内で用意できる情報、予算と時期の目安をお知らせください。

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