.com / .jp / .co.jp の違いと選び方|事業で使うならどれか

ドメインを取ろうとすると、.com .jp .co.jp .net …と選択肢が並びます。料金も種類によってかなり違います。

結論から言えば、迷ったら .com、日本の法人なら .co.jp。この2択でほぼ足ります。

ただし、それぞれに性格の違いがあります。この記事で整理しておきます。

この記事で分かること

  • 主なドメインの種類と、それぞれの性格
  • .co.jp を選ぶ意味
  • 選ばないほうがよい種類
目次

主な種類と性格

種類誰でも取れるか年間費用の目安性格
.com誰でも1,500〜2,000円世界標準。迷ったらこれ
.jp日本在住なら誰でも3,000〜4,000円日本のサイトであることが伝わる
.co.jp日本の法人のみ4,000〜7,000円1社1つ。法人であることの証明になる
.net誰でも1,500〜2,000円.com が取れないときの代替
.org誰でも1,500〜2,500円非営利団体で使われることが多い
.info / .biz など誰でも数百〜3,000円安いが、印象は弱め

※2026年8月時点の一般的な水準です。サービスや時期で変わります。

.co.jp の意味

他と決定的に違う点があります。

.co.jp は、日本で登記された法人しか取得できません。しかも1社につき1つだけです。

これが何を意味するか。「.co.jp を使っている」という事実自体が、実在する日本の法人であることの証明になるということです。

効いてくる場面理由
BtoBの取引相手企業の与信・信頼の判断材料になる
採用応募者が会社の実在性を確認する
メールの到達率フリーメールや珍しい末尾より信頼されやすい
なりすまし対策1社1つなので、同じものを他が取れない

費用は .com より高めですが、年間数千円の差で得られる信頼としては、法人なら十分に見合います。

.co.jp の注意点

  • 取得に登記情報の確認が入るため、数日かかることがある
  • Whois情報公開代行が使えない。登録者情報が公開される
  • 1社1つなので、事業ごとに複数取ることはできない
  • 法人を廃業すると使えなくなる

2つ目は、法人の代表情報が公開されるということです。会社概要で公開している内容と同じなので、通常は問題になりません。

選び方

あなたの状況おすすめ
日本の法人(株式会社・合同会社など).co.jp(信頼性を重視するなら)または .com
個人事業主・フリーランス.com
個人ブログ・メディア.com
日本国内向けを明確にしたい.jp
NPO・団体.org または .or.jp
.com が取れなかった.jp または .net

個人事業主で .co.jp を使いたいという相談をいただくことがありますが、取得できません。法人登記が必要です。

選ばないほうがよい種類

安さに惹かれて珍しい末尾を選ぶと、後で困ることがあります。

問題内容
初年度だけ安い数百円で取得できても、更新料が数千円というものがある
迷惑メール扱いされやすいスパムに多用された末尾は、メールがブロックされることがある
信頼されにくい見慣れない末尾は、それだけで警戒される場合がある
入力してもらいにくい口頭で伝えたとき「そんな末尾があるの?」となる

2つ目は事業では深刻です。送ったメールが相手に届かないという事態は、原因の特定も難しく、長期間気づかないことがあります。

事業で使うなら、.com / .jp / .co.jp / .net の範囲から選んでおくのが安全です。

よくある質問

Q. 種類によって検索順位は変わりますか?

直接の影響はありません。.com だから有利ということはありません。ただし .jp や .co.jp は、日本国内向けのサイトであることが伝わりやすいという間接的な効果はあります。

Q. .com と .jp、両方取るべきですか?

ブランドを守る目的で両方押さえる考え方はありますが、維持費が毎年2倍かかります。小規模なら1つで十分です。取る場合は、片方をメインにして、もう片方は転送する設定にしてください。同じ内容を2つのURLで公開するのは避けてください。

Q. 後から種類を変えられますか?

変えるというより、新しく取り直して転送することになります。検索評価はある程度引き継げますが、完全ではありません。名刺や印刷物の差し替えも必要です。最初に決めておくほうが確実です。

Q. 会社を設立予定です。今 .com を取って、後で .co.jp にすべきですか?

設立が決まっているなら、設立後に .co.jp を取ってから始めるほうが手戻りがありません。先に .com で始めてしまうと、後から移すときに転送設定と印刷物の変更が発生します。

まとめ

  • 迷ったら .com。日本の法人なら .co.jp も有力
  • .co.jp は日本の法人しか取れず、1社1つ。それ自体が実在の証明になる
  • 個人事業主は .co.jp を取得できない
  • 珍しい末尾は更新料と、メールが届かないリスクに注意
  • 種類による検索順位への直接の影響はない

名前の決め方はドメイン名の決め方、取得の手順は独自ドメインの取り方をご覧ください。

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