ホームページの集客方法|6つの手段の比較と、やる順番

ホームページを作ったのに人が来ない。何をすればいいのか分からない。

集客の手段はいくつもありますが、全部やろうとすると、どれも中途半端になります。大事なのは、自社の業種と体制に合ったものを1〜2つ選んで、そこに集中することです。

この記事では、手段を比較して、何から着手すべきかを判断できるように整理します。

この記事で分かること

  • 6つの集客手段の比較(費用・効果が出るまでの時間)
  • 業種別に、何から始めるべきか
  • やる順番
  • よくある失敗
目次

その前に|集客の前に確認すること

人を集める前に、今のサイトが「来た人を受け止められる状態か」を確認してください。

  • フォームから送信して、メールが届くか(迷惑メールフォルダも確認)
  • 料金の目安が載っているか
  • スマートフォンで見づらくないか
  • 問い合わせへの導線があるか

ここに問題があるまま集客に費用をかけると、そのまま無駄になります。特に広告は、クリックごとに課金されます。確認方法は問い合わせが来ない原因診断にまとめています。

6つの手段を比較する

手段費用効果が出るまで止めたとき
Googleビジネスプロフィール0円1〜2か月徐々に下がる
SEO(記事を増やす)時間、または外注費6か月〜1年しばらく残る
Web広告月5万円〜即日即座にゼロ
SNS0円+時間数か月徐々に減る
紹介・口コミ0円
チラシ・看板など数万円〜即日即座にゼロ

この表で見ていただきたいのは、「効果が出るまでの時間」と「止めたときどうなるか」が逆の関係にあることです。

広告は即日効きますが、止めた瞬間にゼロになります。SEOは半年かかりますが、書いたものは残り続けます。どちらが優れているという話ではなく、性質が違います。

Googleビジネスプロフィール

店舗や事務所があるなら、これが最優先です。無料で、地域名を含む検索では検索結果の最上部に表示されます。

登録から情報の充実まで、実作業は1〜2時間。これほど費用対効果の高い施策は他にありません。手順はGoogleビジネスプロフィールの設定と運用で解説しています。

SEO(記事を増やす)

読者が検索する疑問に答える記事を書き、検索から見つけてもらう方法です。

最も時間がかかり、最も資産になります。3年前に書いた記事が、いまも毎月人を連れてくる——これは他の手段にない性質です。

ただし続けられないと成果が出ません。月2本を2年で48本。この規模になって、ようやく安定します。オウンドメディアの始め方で詳しく解説しています。

Web広告

検索結果やSNSに広告を表示し、クリックされるごとに費用を払う方法です。

向いている向いていない
すぐに問い合わせが必要予算が月3万円未満
期間限定のキャンペーン受け皿のページが整っていない
単価の高い商材単価が低く、広告費を回収できない
効果を数字で管理したい運用に手をかけられない

受け皿が整っていない状態で広告を出すのは、最も無駄が大きいパターンです。費用を払って呼んだ人が、料金が分からず離脱する。これでは広告費がそのまま消えます。

広告を使うなら、専用の受け皿を用意するのが定石です。構成はLPの構成と作り方をご覧ください。

SNS

費用はかかりませんが、時間を使い続ける必要があります。投稿は流れて消えるため、止めると効果も止まります。

向いているのは、写真で伝わる業種(飲食、美容、工務店、小売)と、人柄で選ばれる業種(士業、コンサル)です。

逆に、検討期間の長いBtoB商材では効果が出にくい傾向があります。

業種別|何から始めるか

業種1番目2番目
クリニック・美容室・飲食店GoogleビジネスプロフィールSNS(写真)
工務店・リフォームGoogleビジネスプロフィール施工事例の蓄積(SEO)
士業事務所取扱分野ページの整備(SEO)Googleビジネスプロフィール
製造業・BtoB技術情報ページの整備(SEO)展示会・既存取引先
ECサイトWeb広告SNS・モール併用
採用目的採用サイトの整備求人媒体との併用

商圏が限られる業種は、まずGoogleビジネスプロフィール。全国が対象で検討期間が長い業種は、まずSEO。この区別で大きく外れません。

業種ごとのサイト設計は業種別のサイト設計にまとめています。

やる順番

やること費用
1フォームのテスト送信(届くか確認)0円
2料金の目安を掲載する0円
3Googleビジネスプロフィールを整備0円
4アクセス解析を入れて現状を把握0円
5実績・お客様の声を追加0円〜
6地域名や業種名を含むページを作る数万円〜
7記事を継続的に増やす時間または外注費
8広告を検討する月5万円〜

1〜5は費用ゼロで、今日から着手できます。ここを飛ばして広告から始めるのは、順序として損をします。

広告を8番目に置いているのは、効果がないからではありません。受け皿が整ってから出したほうが、同じ広告費で成果が上がるからです。

よくある失敗

失敗なぜ問題か
全部やろうとするどれも中途半端になる。1〜2つに絞る
受け皿を整えずに広告を出すクリック課金がそのまま無駄になる
3か月でSEOを諦める効果が出るのは6か月〜1年。判断が早すぎる
数字を見ずに進める何が効いているか分からず、改善もできない
サイトを作れば人が来ると思う公開しただけでは誰も来ない
更新が止まる止まった時点で、それ以上は増えない

1行目が最も多い失敗です。SEOも広告もSNSも同時に始めて、3か月で全部止まる——というのが典型的な経過です。

1つに絞って、続けてください。手段の多さより、継続のほうが結果を左右します。

よくある質問

Q. 予算がまったくありません

Googleビジネスプロフィールの整備と、料金ページの追加から始めてください。どちらも0円で、効果は確実にあります。次に、自分で記事を書き始めてください。

Q. すぐに問い合わせが必要です

その場合は広告が唯一の選択肢です。SEOでは間に合いません。ただし受け皿の確認(フォーム・料金掲載)だけは先に済ませてください。1日で終わります。

Q. SEOと広告、どちらがよいですか?

目的次第です。短期の売上なら広告、長期の資産ならSEO。余裕があれば、広告で当面の流入を作りながらSEOを育てる、という併用が理想です。

Q. 効果はどう測ればよいですか?

最低限、問い合わせ件数その流入元を記録してください。アクセス数が増えても問い合わせが増えなければ意味がありません。設定方法はGA4・Search Consoleの初期設定をご覧ください。

Q. 外注すべきですか?

Googleビジネスプロフィールと料金ページの追加は、自社でできます。広告運用と記事制作は、外注する価値があります。ただし記事のネタと一次情報は自社から出す必要がある点にご注意ください。

まとめ

  • 集客の前に受け皿を確認する。フォームと料金掲載
  • 手段は「効果が出るまでの時間」と「止めたとき」が逆の関係
  • 商圏が限られるならGoogleビジネスプロフィールが最優先(無料)
  • 全国対象・検討期間が長いならSEO
  • 費用ゼロでできる5つを先に。広告はその後
  • 1〜2つに絞って続ける。全部やると全部止まる

現状の課題を特定したい場合は問い合わせが来ない原因診断から始めてください。

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