SEO対策(内部施策)に関して具体的な施策と解決方法を紹介します。
検索結果に出したいページが取得できるかを確認し、本文・見出し・リンク・表示速度の順に改善点を整理します。
最初に、問い合わせにつながる重要ページと、Search Consoleで流入変化があるページを選びます。取得・登録の不具合、検索意図と本文のずれ、導線の問題を分けて記録し、影響の大きいものから直します。変更日と対象URLを残し、同じ条件の期間比較でクリック・表示・問い合わせを確認してください。季節性や検索需要も変わるため、順位の変化だけで修正の効果を断定しません。
ちなみに当社ではSEO対策のサービスも行なっております。

キーワードの選定・配置
読者が何を知りたくて検索するかを整理し、その疑問に答えるページを用意することです。キーワードの出現回数だけを目標にしないようにしましょう。
キーワードを意識して、サイトや記事を書かないとSEOの検索順位で、意図的に上位を狙うのは難しいです。
キーワード プランナーやKeyword Tool、Ahrefs等、さまざまな分析ツール等を駆使して、構築していきます。
また記事数が多すぎる場合は管理するキーワードが多すぎるので注意が必要です。
| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| キーワードの選定 | サイトの目的やユーザーの検索ニーズを分析。 そこから最適なキーワードの設定。 またそのキーワードを下支えするキーワードも抽出して、配置まで考えましょう。 |
記事数を50〜100本などに固定する必要はありません。扱うテーマと読者の疑問を整理し、重複を避けながら、更新を続けられる範囲で設計してください。
サイト構造の改善
ウェブサイト全体の構造を整理し、ユーザーが情報にアクセスしやすいようにすること、いわゆるサイト設計になります。
重要なページへ迷わず移動できることが大切です。クリック数だけで判断せず、メニュー・カテゴリ・関連記事のリンクが利用者に分かるかを確認しましょう。
たとえば、トップページからテーマ別の案内ページへ進み、個別の解説記事へつなぐ構成が考えられます。
トピッククラスター(※サイト内の記事を戦略的にグルーピングして、内部リンクで関連記事同士を繋ぐことで、記事群全体のSEO評価を高める戦略のこと)の階層構造を意識して、サイト構造を考えると良いです。
| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| サイト構造の設計 | テーマごとのまとまりと、重要なページへの導線を設計します。階層数は情報量と利用者の探し方に合わせます。 |
メタタグの設定
タイトルタグ、メタディスクリプションなどを適切に設定することです。
SEO SIMPLE PACK等で設定できます。

| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| タイトルタグ | ページの主題が伝わる文章を入力します。Googleは複数の情報からタイトルリンクを生成するため、設定した文章がそのまま表示されるとは限りません。 |
| メタディスクリプション | ページ固有の説明を入力します。検索結果の説明文に使われる場合がありますが、必ず採用されるわけではありません。 |
| メタキーワード | Google検索のインデックス登録や順位には影響しないため、順位改善を目的に入力する必要はありません。 |
仕様はGoogle公式のタイトルリンクの解説とサポートされているメタタグで確認できます。
コンテンツの質向上
高品質でユーザーに価値のあるコンテンツを作成し、更新することです。
アクセスが少ないだけで低品質とは判断できません。公開からの期間、季節性、問い合わせ前の確認に使われるページか、情報が古いか、他ページと内容が重複しているかを確認してください。
できるだけ高品質のコンテンツだけになるように整理することをおすすめします。
もちろん低品質記事の削除だけでなく、リライトして記事のクオリティをあげることも重要です。
| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| 低品質記事の調査 | アクセスや検索表示の少ない記事を抽出し、役割・内容・更新状況を確認します。 |
| 低品質記事の削除・統合 | 記事の目的として不必要であれば削除または、関連記事に統合します。 |
| リライト | 質の高いSEOライティングを施す。 |
見出しタグの最適化
H1、H2、H3などの見出しタグを適切に使用し、ページの構造を明確化することです。
構造はChromeの拡張機能のSEO META 1 COPYを使うと簡単に調べることができます。

| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| 見出しタグの分析と調整 | きちんと階層構造になるように見出しタグを設定します。 |
| 余計な見出しタグを修正する | テーマの部品も含めて見出しの役割を確認します。文章の見出しとして必要なものは残し、見た目の調整だけを理由に一律でdivへ変換しないでください。 |
URLの最適化
シンプルでわかりやすいURLを設定し、キーワードを含めることです。
日本語のURLも使えます。読みやすさと共有・管理のしやすさを考えて、サイト内で表記を統一しましょう。
内容が分かる簡潔なURLを基本にし、意味のない文字列や不要なパラメーターを増やさないようにします。
数字を含むだけで不利になると決めつける必要はありません。商品番号や日付など、内容や運用上の意味がある場合は用途に合わせて使います。
| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| パーマリンクの最適化 | 新規ページは、内容を表す簡潔なURLにします。既存URLを変更する場合は、転送と内部リンクの更新を準備します。 |
公開済みURLは表記を整えるだけの目的で一括変更せず、変更の必要性と既存リンクへの影響を確認してください。
モバイルフレンドリー
モバイルデバイスに適したデザインや機能を提供し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることです。
GA4では「デバイス カテゴリ」を使い、モバイル・パソコン・タブレット別の利用状況を確認できます。
デバイス別の利用状況はGoogle公式のユーザーの環境の詳細レポートを参考にしてください。

Search Consoleの「モバイル ユーザビリティ」レポートとモバイル フレンドリー テストは、2023年12月に提供が終了しています。
終了の経緯はGoogle公式のお知らせで確認できます。

レスポンシブ対応のテーマを使っていても、追加した表・画像・メニュー・フォームの表示と操作を確認してください。
| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| モバイル比率の調査 | GA4のデバイス カテゴリ別に利用状況を比較します。 |
| モバイルフレンドリーかどうか? | 実際のスマートフォンとブラウザーの画面幅切り替えで、本文・画像のはみ出し、表のスクロール、メニューやフォームの操作を確認します。 |
もしエラーが検出されて、問題が解決できない場合は、ぜひお問い合わせくださいませ。
サイトマップの作成・登録
サイトマップには2種類あります。
①サイト全体の記事を把握できる見た目上のサイトマップ
②XMLデータを出力してGoogleに伝えるコード上のサイトマップ
②のXMLサイトマップが特に重要で、検索エンジンにただしく伝えることで、ウェブサイトのクロールを助けることができます。
こちらはWordPress自身でもXMLサイトマップが出力されますが、より詳細に設定する場合はGoogle XML Sitemaps等のプラグインを使うことをおすすめします。
出力したXMLサイトマップをGoogleのサーチコンソールに登録することも忘れずにしましょう。
| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| XMLサイトマップの作成 | Google XML Sitemaps等のプラグインで適切なXMLを出力します。 |
| XMLサイトマップの登録 | サーチコンソールにXMLサイトマップの登録します。 |

もしXMLのサイトマップについて、よくわからない方は是非、お問い合わせください。
画像の最適化
画像のファイルサイズを縮小し、適切なファイル名やalt属性を設定します。
画像は表示サイズと必要な画質に合わせてリサイズ・圧縮します。100KBという一律の上限ではなく、文字や細部が読めるかと、ページ全体の読み込み量を確認してください。
こちらはShortPixelのプラグイン等で最適化できます。
また画像はメディアメニューからALT属性のテキスト(代替テキスト)を入れることも重要です。
代替テキストは、画像を見られない利用者に内容と役割を伝えるために設定します。装飾だけの画像は空のaltが適する場合があります。キーワードを詰め込まず、周囲の文章で伝えている内容との重複も確認してください。
| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| 画像の軽量化 | 表示サイズに合わせてリサイズ・圧縮し、画質と容量を確認します。ShortPixelなどのツールも選択肢です。 |
| ALT属性の設定 | 画像の内容と役割が伝わる代替テキストを記述します。ファイル名をそのまま入れて終わりにせず、本文の文脈に合っているか確認します。 |
内部リンクの整備
ウェブサイト内の関連ページへのリンクを適切に設置し、サイトの構造を向上させることです。
読者が次に必要とする解説、関連する事例、サービスの案内へリンクを設けます。リンク先で何が分かるかを、前後の文章とリンクの文言で伝えましょう。
リンクの数だけを基準に増減せず、本文の理解や次の行動に役立つリンクを選んでください。
そしてアンカーテキスト(リンクに使用するテキスト)は適切なキーワードを含めましょう。
| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| 関連ページへの導線 | 本文と関連する解説・事例・サービスへ、必要な箇所からリンクします。 |
| アンカーリンクを意識 | テキストリンクでもブログカードでも、リンク先の内容が分かる文言にします。 |
まとめると設計したサイト設計・階層に対して、最適な内部リンクを貼りましょう。
ブロックされたリソースの解消
robots.txtファイルやnoindexタグなど、検索エンジンにクロールやインデックスをブロックされている重要なページやリソースがないか確認し、適切に解消することになります。
robots.txtはクロール、noindexは検索結果への登録を制御する別の設定です。noindexを読み取ってもらうにはクロールを許可する必要があります。設定の目的を確認してから変更してください。
具体的な対策方法としましては、以下になります。
| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| robots.txtファイル | 公開したいURLがDisallowの対象になっていないか確認します。必要な制限は残し、誤った対象だけを修正して再取得を確認します。 |
| noindexタグ | HTMLのrobotsメタタグとHTTPのX-Robots-Tagを確認します。公開対象へ誤って付いたnoindexは出力元の設定で修正し、URL検査で取得内容を確認します。 |
robots.txtとサイトマップの設定は、以下の無料ツールでも確認できます。

404エラーやリダイレクトの最適化
削除済みで代替のないページの404まで、一律に転送する必要はありません。リンク切れはリンク元を直し、内容を引き継ぐ移転先がある場合に301転送を検討します。無関係なトップページへまとめて転送しないでください。
具体的な対策方法としましては、以下になります。
| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| 404エラー等のエラーリンク | 内部構造分析ツールを使って、リンクの状態を洗い出し。 手動でリンク修正 |
| リダイレクトの最適化 | 内部構造分析ツールを使って、リダイレクト洗い出し。 手動でリンク修正、または最適なリダイレクトを設定 |
構造化データの実装
スニペットやリッチリザルトを表示させるために、schema.orgやJSON-LD形式の構造化データをウェブページに適切に組み込むことです。
これにより、検索エンジンがウェブページの内容を正確に理解し、検索結果ページでより目立つ表示が可能になります。
検索結果で、さらに情報を足して表示するリッチリザルト。
そしてGoogleにサイトの情報を正しく伝えるスキーマ マークアップ
どちらも昨今のSEO対策で重要な要素になっています。
構造化データの確認方法
ただしく構造化データを入力できているかは下記のサービスで確認できます。

| SEO対策の項目 | 解決方法 |
|---|---|
| リッチリザルト | Googleが現在サポートする種類と対象条件を確認し、実際の本文に一致するデータを設定します。テストの合格は検索結果での表示保証ではありません。 |
| スキーマ マークアップ | Article・BreadcrumbList・Organizationなど、ページや組織の実態に合う種類を使います。Personなどの記述を増やすだけで著者の権威性や順位が上がるとは判断しません。 |
たとえば下記の記事ではSWELLというテーマで最適な構造化データ(スキーマ マークアップ)を入力する方法を紹介しています。

Google検索のFAQリッチリザルトは2026年5月7日から表示が終了しています。古いFAQやHowToの表示拡張を前提に施策を選ばず、Google公式の更新履歴と対象機能の現行仕様を確認してください。読者の疑問に答えるFAQ本文を削除する必要はありません。
構造化データの相談・設定も承っておりますので、ぜひご相談ください。
ページ速度の向上(高速化)
ウェブページの読み込み速度を向上させるために、キャッシュ設定、CSSやJavaScriptの最適化などを行うことです。
高速化はサイトやプラグイン、サーバーの状態によって、対策が異なります。
最適化は非常に技術が必要なので、専門家に問い合わせすることをおすすめします。
その他のSEO内部施策例
これから紹介するのは、細かいSEOの内部施策例です。
是非参考にしてください。
| 施策 | 備考 | 参考 |
|---|---|---|
| プライバシーポリシーへの導線 | 個人情報の取り扱いを確認できるページを用意し、お問い合わせフォームからも案内します。SEO目的で必要な説明を撤廃しないでください。 | 詳しく見る |
| HTTPSと証明書の確認 | 証明書の有効期限・ドメイン一致・混在コンテンツを確認します。認証局の変更だけを順位改善策として扱わないでください。 | 詳しく見る |
SEO対策の紹介まとめ
基本的なSEO対策について解説いたしました。
他にも様々なSEOに関する対策方法があります。
もしご興味のある方はぜひ、当社のサービスをご活用くださいませ。

あわせて読みたい
よくある質問:SEO対策の内部施策を進めるとき
この記事で扱っているSEO対策は、どんなものですか?
本文、タイトル・見出し、内部リンク、URL、画像、公開設定、構造化データ、表示速度を確認します。検索結果に出したいページが取得できるかを確かめ、読者が必要な情報へ進めるように整えます。
キーワードは、いくつくらいの記事数で設計しますか?
固定の記事数に収める必要はありません。扱うテーマと読者の疑問を整理し、重複や更新の負担を確認して決めます。
サイト構造は、どう考えればよいですか?
関連する情報をまとめ、重要なページへ分かりやすいリンクを設けます。3階層や3クリックを必須条件にせず、情報量と利用者の探し方に合わせてください。
タイトルやメタディスクリプションは、設定した文章がそのまま表示されますか?
必ずそのまま表示されるわけではありません。ページの内容を正確に表す固有のタイトルと説明を用意してください。
パーマリンクは、どう設定しますか?
内容を表す簡潔なURLを基本にします。日本語や数字を一律に禁止する必要はありません。公開済みURLを変える場合は、転送と内部リンクの更新を準備してください。
モバイル対応は、どう確認しますか?
実際のスマートフォンで、文字、表、画像、メニュー、フォームを確認します。画面幅を変えたときのはみ出しや、ボタンの操作も点検してください。
XMLサイトマップは、必要ですか?
URLを検索エンジンに知らせる方法の一つです。作成済みのサイトマップの内容を確認し、検索結果に出したいURLが含まれているかを確認しましょう。掲載すれば必ずインデックスされるわけではありません。
画像は、どう最適化しますか?
表示サイズに合わせてリサイズ・圧縮し、画質と容量を確認します。100KBを一律の上限にせず、代替テキストも画像の役割と文脈に合わせて設定してください。
内部リンクは、多いほどよいですか?
数だけを増やすのではなく、読者が次に必要とする解説や事例へ案内します。リンク先で何が分かるかを文言で伝えてください。
404エラーやrobots.txtのブロックは、すべて解消しますか?
すべてを一律に直すのではなく、公開する必要があるURLかを確認します。robots.txtはクロール、noindexはインデックス登録を制御する設定です。noindexを読ませたいURLはクロールを許可します。
構造化データは、どう確認しますか?
ページに実際に表示している内容と一致するデータを設定し、Googleのリッチリザルトテストなどで検証します。正しく設定しても、検索結果で特別な表示が保証されるわけではありません。

