SWELL 2.19.0が出力する組織名を変更する例を紹介します。前半のJSONは記述例であり、固有名・URLをそのままコピーするためのコードではありません。PHP例は子テーマのfunctions.phpまたはPHPスニペットのどちらか一方へ追加し、親テーマは編集しません。元に戻すときは追加したフィルターだけを外します。
SEO対策のためにWordPressに構造化データを追加したい。
構造化データとは、 Webページの構造をGoogleに分かりやすく伝えるためコードのことです。
構造化データには、ページに表示している運営者・著者情報と一致する内容を記載します。OrganizationやPersonを追加するだけで検索順位や評価が上がるとは限りません。
本記事ではSWELLでの構造化データの設置方法に関して、具体的なコードを記載してわかりやすく解説します。
WordPressテーマの構造化データを調べる方法
ページの構造化データ全体は、Schema Markup Validatorで調べます。公開URLまたはページソースを入力し、種類・項目・値を確認します。
Googleの検索機能に対応するデータを確認するときは、リッチリザルトテストを使います。全種類の構造化データを一覧する用途とは分けます。
URL検査で新しい値が見えないときは、ログアウト状態のページソースを確認し、必要に応じてそのページのWordPress・WP Rocket・サーバー/CDNのキャッシュを更新します。データが読めることと、検索結果で採用されることは別です。
WordPressの構造化データ(JSON-LD)
SWELLが生成する構造化データを、ページソース全体で確認します。出力される型と設定の関係はSWELLの構造化データ一覧を参照してください。既存の運営者・著者情報がある場合は、同じ情報を重複追加しないでください。
構造化データの種類一覧
ちなみに構造化データの種類は下記のサイトにまとまっています。

SWELLで構造化データに関係する入力箇所
ユーザー > プロフィールに入力する場所も重要です。
著者データには投稿者本人の名前・URL・SNSを設定します。「構造化データ用URL」は著者を表すURLであり、Personを指定した投稿者に無関係な企業URLを入れる欄ではありません。組織として記事を書く場合は、実際の著者に合わせて種別と各項目を設定してください。
「著者紹介ページ」でブログパーツを指定する機能と、JSON-LDの著者URLの設定は別です。ブログパーツIDを指定しただけで、JSON-LDのurlがその紹介ページへ変わるとは限りません。
SWELL 2.19.0の著者urlは、構造化データ用URL、WordPressユーザーのサイトURL、サイトのホームURLの順で決まります。ページソースのArticle内のauthorを確認し、意図した著者情報になっているか調べます。

- Organizationの構造化データ
- Personの構造化
- 既存の構造化データを上書きする方法
共通データの変更前後を比較する
| 確認箇所 | 組織名フィルター適用後 | 元へ戻した後 |
|---|---|---|
| Organizationのname | 指定した運営者名 | 変更前の名前 |
| Organizationの@id | 変更前の@idを維持 | 変更前の@id |
| Articleのpublisher | 同じOrganizationの@idを参照 | 同じ参照を維持 |
| WebSite・WebPage・BreadcrumbList | 変更前のデータを維持 | 変更前のデータ |
後半の組織名の例を、SWELL 2.19.0が実際に生成する共通JSON-LDで確認しました。変わったのはOrganizationのnameだけで、フィルターを外すと元のデータへ戻ります。設定画面で入力できる情報は先に設定を使い、同じ運営者のJSON-LDを別途追加する必要があるか確認してください。
共通JSON-LDはfooterで出力されます。ページソース全体で「JSON-LD @SWELL」を探して比較します。以下のJSON例を使う場合は自分の運営者・著者情報へ置き換え、既存のOrganizationやPersonと重複させないでください。
SWELLで構造化データを追加する方法
では早速、Googleに伝えるための情報、構造化データ(JSON-LD)を作成してテーマに入れてみましょう。
下記のサイトを使うと構造化データの入力が捗ります。

設定できる構造化データは下記の10個です。
- Article
- Breadcrumb
- Event
- FAQ Page
- How-to
- Job Posting
- Local Business
- Organizetion
- Person
- Product
今回は「Organization(組織)」「Person(個人)」を作成してみましょう。

こちらが実際に使用したコードです。
Organizationの構造化データ例
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Organization",
"name": "CGメソッド",
"alternateName": "CG-Method",
"url": "https://www.cg-method.com/",
"logo": "https://www.cg-method.com/wp-content/uploads/2020/08/CG_METHOD_NEPTUNE_White_LOGO.png",
"sameAs": [
"https://www.facebook.com/cg.meth0d/",
"https://twitter.com/cg_method",
"https://www.instagram.com/optimizer_life/?hl=ja",
"https://www.youtube.com/channel/UCqRExSeEm8n1w_oO0OzjXHA/",
"https://www.pinterest.jp/cg_method/",
"https://gist.github.com/cg-method",
"https://www.cg-method.com/"
]
}
</script>Personの構造化データ例
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org/",
"@type": "Person",
"name": "suimin",
"url": "https://www.cg-method.com/",
"image": "https://www.cg-method.com/wp-content/uploads/2020/08/CG_METHOD_NEPTUNE_White_LOGO.png",
"sameAs": [
"https://www.facebook.com/cg.meth0d/",
"https://twitter.com/cg_method",
"https://www.instagram.com/optimizer_life/?hl=ja",
"https://www.youtube.com/channel/UCqRExSeEm8n1w_oO0OzjXHA/",
"https://www.pinterest.jp/cg_method/",
"https://gist.github.com/cg-method",
"https://www.cg-method.com/"
],
"jobTitle": "designer",
"worksFor": {
"@type": "Organization",
"name": "MOTOKI合同会社"
}
}
</script>では早速いれてみましょう。
全ページに構造化データを入れたい場合
全ページに構造化データを入れたい場合はSWELLのカスタマイズから高度な設定>headタグ終了直前に出力するコードにHTMLをコピペしましょう。

記事単位で入れる場合
記事編集画面を開く、一番下にカスタムHTMLのブロックを作成して、そこにHTMLのコードを入れてみましょう!

SWELLで既存の構造化データを修正する方法
JSON-LDの上書き方法
SWELL専用のフィルターを使うと、テーマのファイルを直接編集せずに出力する値を上書きできます。
子テーマのfunctions.phpへ次のフィルターを追加すると、Organizationのnameを上書きします。
add_filter( 'swell_json_ld__organization', function( $data ) {
$data['name'] = 'CGメソッド';
return $data;
} );SWELL 2.19.0ではArticleのpublisherはOrganizationの@idを参照します。この例では参照先のOrganizationのnameを変更します。実在する運営者名へ置き換え、SWELL設定との重複にも注意してください。
構造化のチェック方法はSchema.orgから調べましょう。

もう一つ例を書いておきます。
下記はウェブサイトの構造化データのサイト名を上書きします。
add_filter( 'swell_json_ld__website', function( $data ) {
$data['name'] = 'サイト名';
return $data;
} );まとめ
本記事ではSWELLでの構造化データを追加・上書きする方法について書きました。
著者情報などGoogleに必要な情報をしっかり伝えておきたい、と思っている方はデータ構造を入れておいたほうが良いと思います。






