耳鼻咽喉科クリニックのホームページの作り方|花粉症の時期と検査の案内

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耳鼻咽喉科クリニックのホームページを、これから作る院長・事務長の方に向けた記事です。

子どもの急患(中耳炎・発熱)と大人(花粉症・めまい・いびき)の入口を分ける構成をまとめます。

花粉症の時期に変わる混雑と予約、補聴器や睡眠時無呼吸の検査の案内、医療広告ガイドラインで気をつける点も扱います。

クリニック全般の作り方はクリニック・診療所のホームページの作り方にあるため、ここでは耳鼻咽喉科に固有のことに絞ります。

読み終えたときに、制作会社へ渡すページの一覧と、季節ごとの予約の切り替え方が決まっている状態がゴールです。

目次

1. このサイトで何が決まれば成功か

患者と保護者が「今日この症状で行けるか」を、電話をかけずに決められることを目指します。

耳鼻咽喉科には、耳を痛がる子どもを連れた保護者と、花粉症や耳の聞こえで通う大人が同じ待合室に来ます。

読む人も急ぎ方も違うため、トップで入口を分けないと、どちらの人も自分の案内を探せません。

決めてもらうことは、次の3つです。

  • 今日受診できるか(診療時間・本日の休診・当日の受付の締め切り・順番待ちの状況)
  • 自分の症状をここで診てもらえるか(子どもの耳と鼻、花粉症、めまい、いびき、聞こえ)
  • 検査や相談をどう頼むか(補聴器の相談、睡眠時無呼吸の検査、舌下免疫療法の相談)

この3つが決まらないと、患者は電話で聞き、受付は電話対応で診療の補助が止まります。

公開後は、電話の件数と予約の件数を分けて数え、サイトで減った問い合わせを確かめます。

ページ名を決めるときの例

「地域名+耳鼻科」「子どもの中耳炎」「花粉症の舌下免疫療法」「いびきの検査」などは、ページの内容を考えるときの例です。

当日の受付の締め切りや検査の予約方法など、実際に行っている受付の条件を具体的に書きます。

行っていない検査を検索対策のために書くと、電話での訂正が増えるだけです。

2. ディレクトリ構成(ページの一覧)

ページ構成とURLの案です。

自院で行っている検査と、子どもの急患をどこまで受けるかに合わせて選びます。

すべてのページを一律に追加する必要はありません。

右の列の「更新の担当」は、原稿を書く人ではなく、公開後に内容を確かめて直す人です。

URLページ載せる内容更新の担当
/トップ診療時間・本日の休診・子どもと大人の入口・順番待ちの入口受付(毎日)
/schedule/診療時間・休診当日の受付の締め切り、花粉症の時期の受付の変更、臨時休診、混雑の目安受付
/kids/子どもの耳・鼻・のど中耳炎・発熱・鼻づまりの受診の目安、当日の入り方、持ち物、小児科との役割分担医師
/symptom/症状から探す(大人)花粉症・めまい・いびき・聞こえ・のどの入口と、受診の目安医師
/kafun/花粉症・アレルギー性鼻炎時期ごとの受付、初期療法の相談、舌下免疫療法の開始時期と予約方法医師・受付
/hearing/聞こえ・補聴器の相談聴力検査の流れ、補聴器相談医の有無、販売店との関係、医療費控除の書類医師
/sas/いびき・睡眠時無呼吸簡易検査から精密検査までの流れ、自院でできる範囲、紹介先、治療の案内医師
/reserve/予約・順番待ち予約の種類ごとの手順、確定か申請かの区別、時期で変わる受付の方法受付
/first/はじめての方へ持ち物、受付の流れ、他院の検査結果や紹介状の持ち込み、問診票受付
/facility/院内・設備の案内聴力検査室、ネブライザーの場所、隔離待合室、キッズスペース、授乳室受付
/doctor/医師紹介氏名、資格と経歴、診療の方針医師
/access/アクセス住所、駐車場の台数、ベビーカーでの入口、近くの薬局受付
/news/お知らせ臨時休診、花粉症の時期の受付、流行している感染症、更新日受付

検査の案内は、症状の入口と別のページにする

補聴器の相談と睡眠時無呼吸の検査は、予約の方法と所要時間が一般診療と違います。

症状の入口に混ぜると、患者は「当日に行けば検査まで受けられる」と誤解します。

/kids/ と /symptom/ の原稿は医師が書き、公開前に医師が確かめます。

病気の解説を長く書く必要はなく、「このときは受診」「このときは救急へ」の線引きが分かれば十分です。

3. 必要な機能

患者に見せる案内と、受付の運用に合わせて選ぶ機能を分けます。

順番待ちや時間予約のシステムは、花粉症の時期に設定を切り替えられるかを確かめてから選びます。

機能要否理由・補足
診療時間と受付の締め切りの更新基本の案内受付が当日に直せる形にする。混雑時に受付を早く締めるなら、その案内も同じ場所で
子どもと大人の入口基本の案内トップの最初の画面で分ける。保護者は片手で読むため、子どもの入口を先に
受診の目安基本の案内中耳炎・めまい・鼻血など、今日来るべきか、救急へ行くべきかの線引きを医師が書く
電話番号のタップ発信基本の案内耳を痛がる子どもを抱えた保護者が、そのまま電話をかけられるようにする
順番待ち・時間予約選択外部サービスへのリンクか、自院で受けるかを決める。院外で待てる仕組みがあるかを明記
検査の予約運用で選択補聴器の相談と睡眠時無呼吸の検査は、所要時間が長い枠を受付が管理できる形で
花粉症の時期の案内の切り替え運用で選択時期になったらトップの案内を差し替える。日付で自動に切り替えるか、受付が手で替えるかを決める
問診票のダウンロード運用で選択子ども用と大人用を分けてPDFで配ると、受付の時間が短くなる
チャット・SNSでの相談不要医療相談を文字で受けると、返答の責任と担当が決まらない。受診の目安のページで代える
病気の解説を集めた記事後回し医師の確認が要るため、受付の案内を整えてから。学会の一般向けページへのリンクで代えられる

子どもの急患と大人の入口を分ける

耳鼻咽喉科のサイトで一番の違いは、読む人が「急いでいる保護者」と「通い方を決めたい大人」の2種類いることです。

同じ診療案内に混ぜると、どちらの人も読む量が増えて、電話に戻ります。

子どもの入口は「今日行けるか」と「小児科とどちらか」に答える

子どもを連れて来る保護者が知りたいのは、耳の痛みや発熱で今日診てもらえるかです。

子どもの入口には、当日の受付の締め切りと発熱があるときの入り方、持ち物を先に書きます。

小児科と耳鼻咽喉科のどちらに行くか迷う保護者が多いため、自院で診る症状と、小児科を勧める症状を書きます。

中耳炎や鼻の病気の解説は、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の「子どものみみ・はな・のどの病気」へリンクし、自院で書き直さないほうが安全です。

学会のページは、滲出性中耳炎や反復性中耳炎のように病気ごとに分かれているため、医院の症状ページから該当する項目へつなぎます。

  • 今日の受付の締め切りと、順番待ちの状況へのリンク
  • 発熱や感染症が疑われるときの入り方(事前の電話、入口、待つ場所)
  • 持ち物(保険証、医療証、母子健康手帳、お薬手帳)
  • 自院で診る症状と、小児科や救急を勧める症状の線引き
  • 鼻の吸引やネブライザーなど、通院で受けられる処置の有無

大人の入口は、症状の言葉で分ける

大人の患者は、「花粉症」「めまい」「いびき」「聞こえにくい」という言葉で探します。

病名の一覧ではなく、症状の言葉で入口を並べ、それぞれのページで受診の目安と検査の流れを書きます。

めまいは、学会の一般向けページでも、耳が原因のものと脳が原因のものに分かれた説明です。

学会のめまいの解説では、意識障害や激しい頭痛を伴うめまいは救急の対応が要るとされています。

医院のページでも、「このめまいは耳鼻咽喉科へ」「このときは救急へ」の線引きを医師が書きます。

入口ページに書くこと次の案内
花粉症・鼻づまり時期ごとの受付、薬の相談、舌下免疫療法の有無と開始時期花粉症のページ、予約
めまい自院で診るめまいの種類、検査、救急へ行く目安受診の目安、電話
いびき・眠気簡易検査の流れ、精密検査を行う施設への紹介、治療の案内睡眠時無呼吸のページ、検査の予約
聞こえにくい聴力検査の流れ、補聴器相談医の有無、販売店との関係聞こえのページ、相談の予約
のど・声診る症状、内視鏡の有無、受診の目安一般診療の予約

花粉症の時期の予約と、検査の案内

耳鼻咽喉科は、季節で来院の数が大きく変わる診療科です。

時期に合わせて案内と予約の方法を切り替える仕組みを、制作の段階で決めておきます。

花粉症の時期は、受付の方法を切り替えて告知する

環境省の花粉症マニュアルをもとにした農林水産省の花粉飛散カレンダーでは、スギは2月から6月ごろ、ヒノキは2月から5月ごろが飛散の時期です。

地域による差があるため、自院の地域の飛散情報は環境省の花粉情報サイトから都道府県のページへリンクします。

この時期は、受付の締め切りを早めたり薬の処方だけの来院を分けたりと、医院ごとに運用が変わります。

サイトには、次の3つを時期ごとに書き換えられる形で用意します。

  • トップの最初の画面に出す告知(受付の締め切り、待ち時間の目安、更新日)
  • 予約ページの手順(時期だけ順番待ちに切り替える、初診と再診で分ける)
  • 花粉症のページの案内(飛散前に始める治療の相談時期、舌下免疫療法の開始の受付時期)

舌下免疫療法は開始できる時期が限られるため、受付する時期と予約の方法を医師が決めて、受付が書き換える形です。

「混雑しています」と書くだけでは患者は判断できないため、曜日と時間帯の目安と、更新した日を添えます。

時期が終わったら告知を外す担当を決めておかないと、夏になっても花粉症の案内が残ります。

補聴器の相談は、医院と販売店の役割を分けて書く

聞こえの相談で来る患者は、医院で補聴器を買えるのか、どこで買えばよいのかを知りたがります。

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、難聴の診断と補聴器の必要性の判断を行う医師を補聴器相談医として委嘱する仕組みです。

学会の説明では、補聴器相談医は必要に応じて販売店を紹介し、連携して本人に合う補聴器を選びます。

医院のページには、聴力検査の流れと補聴器相談医の有無、販売店をどう紹介するかを書きます。

補聴器の購入費用は、医師が診療に必要と認めた場合に医療費控除の対象になることが、国税庁の文書回答で示されています。

その証明に使う「補聴器適合に関する診療情報提供書」を自院で書けるかは、患者が知りたいことの一つです。

書ける場合はその旨と予約の方法を書き、控除の可否は税務署で確かめてもらうよう添えます。

睡眠時無呼吸の検査は、自院でできる範囲と紹介先を書く

いびきや日中の眠気で来る患者は、どんな検査をどこで受けるのかを知りたがります。

日本呼吸器学会の一般向けの解説では、携帯型の装置による簡易検査と、睡眠ポリグラフ検査で診断するとされています。

治療はCPAPという装置やマウスピースを夜間に着ける方法が中心で、子どもではアデノイドや扁桃の手術もあるという説明です。

学会の睡眠時無呼吸の解説では、鼻やのどの診察が治療法を決める情報になるとされています。

医院のページには、次の順で書きます。

  • 最初の診察で何をするか(鼻とのどの診察、問診)
  • 簡易検査を自院で貸し出せるか、所要日数と結果の説明の日
  • 精密検査が要るときの紹介先と、紹介状の扱い
  • 治療を自院で続けられるか(CPAPの管理、マウスピースの歯科への紹介)
  • 子どもの場合の診察と、手術が要るときの紹介先

検査の機器の名前や性能を並べるより、「いつ結果が分かるか」「通院は何回か」を書くほうが、患者の判断に役立ちます。

4. 見た目・レイアウトの方向性

ロゴ / 電話 / 順番待ち 本日の診療・受付の締め切り 花粉症の時期の受付のお知らせ 子どもの耳・鼻・のど 大人の症状から探す 待合室・検査室の写真 花粉症 めまい いびき 聞こえ はじめての方へ・持ち物 診療時間の表・混雑の目安 アクセス・駐車場
耳鼻咽喉科クリニックのトップページの構成例。最初の画面で本日の受付と季節の告知を答え、子どもと大人の入口を横に並べ、その下に大人の症状の入口を置く構成です。

最初の画面に置くのは、本日の診療と受付の締め切り、季節の告知です。

その下に、子どもの入口と大人の入口を横に並べ、どちらの人も1回の操作で自分の案内へ進めるようにします。

写真の主役は、待合室と隔離待合室、聴力検査室とキッズスペースです。

子どもの顔が写る写真は、保護者の同意を書面でもらい、使う場所と期間を決めます。

聞こえの相談で来る高齢の方が多いため、文字は大きめにし、薄い灰色の文字や細い書体は避けます。

ボタンは親指で押せる大きさにし、電話番号は文字でも表示します。

季節の告知は、色を変えた帯にして、時期が終わったら受付が外せる形が安全です。

ページ、原稿、写真、予約機能と公開後の更新範囲をそろえると、見積もりを比較しやすくなります。

判断に迷ったら、この記事を書いたMOTOKI合同会社でも見積もりの内容についてのご相談を受け付けています。

5. よくある失敗

公開前は、患者と保護者が電話をかけずに決められるかを、次の観点で点検します。

  • 子どもと大人の入口が同じ診療案内に混ざり、保護者が当日の入り方を探せない
  • 花粉症の時期の受付の変更をSNSだけで知らせ、サイトでは通常の受付のままになっている
  • 時期が終わっても花粉症の告知が残り、夏になっても混雑の案内が出ている
  • 補聴器を院内で買えるように読めるのに、実際は販売店の紹介だけになっている
  • 睡眠時無呼吸の検査が「できます」と書いてあるが、自院は簡易検査だけで精密検査は紹介先
  • めまいの受診の目安がなく、救急へ行くべき症状の線引きが書いていない

6. 費用を見積もる前に決めること

基本の制作範囲ページ数、原稿と写真の分担、医師が確認するページ、受付が更新するページ
予約と外部サービス順番待ち・時間予約・検査の予約のサービス名、季節で切り替える範囲、リンクで済ませる範囲と連携する範囲
公開後の運用受付の締め切りと季節の告知の更新、学会や制度の改定への対応、保守と更新代行の費用

制作費はページ数よりも、原稿をだれが書くかと予約の連携範囲で変わります。

全国470社の制作会社の調査では、料金を公式サイトに載せる会社は26%、最低プランの中央値は30万円でした。

原稿の作成をサービスに掲げる会社は9%のため、症状と検査の原稿は医院側で用意する前提で進めます。

原稿の集め方はホームページの原稿・写真素材の準備にまとめています。

公開時期は、花粉症の時期と、冬の感染症の流行の時期を避けて決めます。

初期の制作費と、サーバー・保守・予約サービスの継続費用を分けて、同じ範囲で複数の会社に見積もりを頼んでください。

耳鼻咽喉科クリニックのサイトを頼める制作会社を探す

医療機関の制作実績がある会社は、クリニックのホームページ制作会社7社にまとめています。

現在の実績・料金と、予約サービスの連携や院内撮影に対応するかは、各社の公式情報と見積もりで確かめてください。

都道府県別のホームページ制作会社一覧を見る

この記事を書いた会社

耳鼻咽喉科クリニックのホームページについて、制作と改善のご相談を承っています。

この記事を掲載している「SHIKUMI」は、WordPressに特化したホームページ制作会社・MOTOKI合同会社(埼玉県所沢市)が運営しています。

  • 約60件ホームページ制作実績
  • 約53サイトSWELL構築実績
  • 単一の自社メディアで月間30万PVを達成した過去の実績(現在の月間PVではありません)
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制作・構築の件数は非公開案件を含む概数です。

上記は当社公式サイトと会社紹介の2026年10月21日時点の記載に基づきます。

診療時間や受付の締め切り、季節の告知と検査の案内はWordPressで受付が更新できる形を検討します。

順番待ちや検査の予約は既存サービスへのリンクも含め、連携の対応範囲と費用を別に相談します。

公開後に、季節の告知や学会の案内の変更、検査の体制を確かめて更新する担当を決めてください。

自社更新と代行の範囲、予約情報を管理する場所と担当、個人情報の取扱い、保守と外部サービスの費用を相談してください。

ご相談いただける内容の例です。

  • この記事のディレクトリ構成をそのまま持ち込んでの見積もり相談
  • いま検討している他社の見積もりが妥当かどうかのセカンドオピニオン
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当社では相談・見積もりを無料で受け付けています。

当社の新規サイト制作では、企業サイト・オウンドメディア制作を55万円(税込)からで案内しています。

これは業界共通の相場や予約機能・撮影をすべて含む固定価格ではありません。

医院のページ数、原稿・写真、予約と運用の範囲に応じて個別に見積もります。

他社の提案も同じ範囲と費用条件で比較してください。

実際に公開されている医療機関のサイトを見て決めたい場合は、制作者が分かっているものだけを集めたクリニック・医療機関のホームページデザイン事例をご覧ください。

制作会社とスタッフの名前まで載せています。

耳鼻咽喉科クリニックのホームページ制作を相談したい方へ

MOTOKI合同会社(埼玉・所沢)は、WordPressの企業サイト制作を主な事業としています。公開中の制作実績は46件で、業種ごとの必要なページと問い合わせの導線から設計します。この記事の構成をそのまま相談の材料にしていただけます。

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