整形外科クリニックのホームページの作り方|症状別の構成と事故・労災の受付

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整形外科クリニックのホームページを、これから作る院長・事務長の方に向けた記事です。

腰・膝・肩などの症状と部位から探せる構成、リハビリテーションと物理療法の案内をまとめます。

交通事故・労災の受付の書き方と、医療広告ガイドラインで気をつける点も扱います。

クリニック全般の作り方はクリニック・診療所のホームページの作り方にあるため、ここでは整形外科に固有のことに絞ります。

読み終えたときに、制作会社へ渡すページの一覧と、リハビリと事故の受付の書き方が決まっている状態がゴールです。

目次

1. このサイトで何が決まれば成功か

痛みのある人が「自分の症状をここで診てもらえるか」を、電話をかけずに決められることを目指します。

整形外科の患者は、病名ではなく「腰が痛い」「膝が曲がらない」という言葉で探します。

部活のけがで来る学生から、杖をついて通う高齢の方まで、年齢の幅が広いのも特徴です。

決めてもらうことは、次の3つです。

  • 自分の症状と部位を、この医院で診てもらえるか(腰・膝・肩・スポーツ外傷)
  • リハビリに通うとしたら、だれが・どの時間に・予約が要るのか
  • 交通事故や仕事中のけがのとき、何を持って・どこへ連絡してから来るのか

この3つが決まらないと、患者は電話で聞き、受付は電話対応でリハビリの案内が止まります。

公開後は、電話の件数と初診の件数を分けて数え、サイトで減った問い合わせを確かめます。

ページ名を決めるときの例

「地域名+整形外科」「膝の痛み」「スポーツ外傷」「交通事故のけが」などは、ページの内容を考えるときの例です。

リハビリの担当者と時間枠、事故の受付の手順など、実際に行っている受付の条件を具体的に書きます。

行っていない診療を検索対策のために書くと、電話での訂正が増えるだけです。

2. ディレクトリ構成(ページの一覧)

ページ構成とURLの案です。

リハビリの体制と、交通事故・労災の受付の有無に合わせて選びます。

すべてのページを一律に追加する必要はありません。

右の列の「更新の担当」は、原稿を書く人ではなく、公開後に内容を確かめて直す人です。

URLページ載せる内容更新の担当
/トップ診療時間・本日の休診・部位別の入口・リハビリと事故の受付の入口受付(毎日)
/schedule/診療時間・休診診察とリハビリの時間枠を同じ表に、担当医の曜日、臨時休診受付
/symptom/症状・部位から探す首・腰・肩・膝・手足・スポーツ外傷の入口、受診の目安医師
/symptom/knee/部位ごとのページその部位で診ている症状、検査、治療の流れ、リハビリの有無医師
/rehabilitation/リハビリテーション担当する職種、理学療法と物理療法の内容、時間枠、予約の方法理学療法士・受付
/accident/交通事故のけが受診の前に連絡すること、持ち物、保険の種類ごとの受付の違い受付
/rosai/労災・仕事中のけが労災保険の指定の有無、会社に用意してもらう書類、受付の手順受付
/first/はじめての方へ持ち物、受付の流れ、紹介状やレントゲンの持ち込み、装具の相談受付
/facility/院内・設備の案内検査機器、リハビリ室、段差と手すり、駐車場から入口までの道受付
/doctor/医師・スタッフ紹介医師の氏名と資格、理学療法士など職種ごとの人数医師
/access/アクセス住所、駐車場の台数、車椅子での入り方、近くの薬局受付
/news/お知らせ臨時休診、担当医の変更、リハビリの時間枠の変更、更新日受付

交通事故と労災は、一般診療と別のページにする

事故と労災は、使う保険と持ち物が一般診療と違い、受付での確認も増えます。

一般診療のページに混ぜると、患者は保険証だけを持って来て、受付で手続きが止まります。

/symptom/(症状・部位から探す)の原稿は医師が書き、公開前に医師が確かめます。

病気の解説を長く書く必要はなく、「この症状はここで診る」「このときは救急へ」の線引きが分かれば十分です。

3. 必要な機能

患者に見せる案内と、受付とリハビリ室の運用に合わせて選ぶ機能を分けます。

Web予約や順番待ちのシステムは、診察とリハビリで枠の管理が違うため、だれが毎日見るかを確かめてから選びます。

機能要否理由・補足
診療時間と休診の更新基本の案内受付が当日に直せる形にする。担当医の曜日も同じ表で直せるように
症状・部位からの入口基本の案内トップと一覧の両方に置く。病名の一覧だけでは患者が自分の症状を選べない
リハビリの案内基本の案内職種、内容、時間枠、予約の要否を書く。診察とリハビリの入口を分ける
事故・労災の受付の案内基本の案内事前の連絡先、持ち物、保険の種類ごとの違いを書く。受けていない場合もその旨を書く
電話番号のタップ発信基本の案内痛みを抱えてスマートフォンで読む人が、そのまま電話をかけられるようにする
地図と駐車場・入口の案内基本の案内駐車場から入口までの段差、車椅子と松葉杖で入れる経路を写真で示す
順番待ち・時間予約選択外部サービスへのリンクか、自院で受けるかを決める。診察とリハビリで枠を分けられるか確かめる
リハビリのWeb予約運用で選択担当者ごとの枠と、医師の指示の確認を受付が行う手順とセットで導入する
問診票のダウンロード運用で選択痛みの部位を図で示す問診票をPDFで配ると、受付の時間が短くなる
チャット・SNSでの相談不要医療相談を文字で受けると、返答の責任と担当が決まらない。受診の目安のページで代える
病気の解説を集めた記事後回し医師の確認が要るため、受付の案内を整えてから。学会の一般向けページへのリンクで代えられる

症状・部位から探せる構成にする(腰・膝・肩・スポーツ外傷)

整形外科のサイトで一番の違いは、診療案内を病名ではなく部位と症状で組むことです。

患者は「変形性膝関節症」ではなく「膝が痛い」と探すため、入口の言葉を患者側に合わせます。

部位の入口は、学会の分け方と患者の言葉を組み合わせる

日本整形外科学会の「症状・病気をしらべる」は、首・背中・腰・肩・肘・手・股関節・膝・足という部位で分かれています。

同じページには、寝違え・むち打ち・突き指・ぎっくり腰のように、患者が使う言葉の入口もあります。

医院のサイトでも、この2つの入口を両方置くのが探しやすい形です。

  • 部位の入口:首・腰・肩・肘と手・股関節・膝・足(人の体の図に置くと分かりやすい)
  • 症状の入口:ぎっくり腰、寝違え、しびれ、骨折の疑い、スポーツ中のけが
  • 年齢の入口:子どものけが、骨粗しょう症が気になる方、転びやすくなった方

部位ごとのページには、その部位で診ている症状と検査、治療の流れを書きます。

病気の詳しい解説は学会の一般向けページへリンクし、自院で書き直さないほうが更新の負担が少なくなります。

項目部位ページに書くこと書かないこと
症状この部位で診ている症状と、受診の目安病気の原因や仕組みの長い解説
検査院内でできる検査(レントゲン・エコーなど)と、院外に紹介する検査他院との比較や、機器の性能の強調
治療薬・注射・装具・リハビリのうち、自院で行う選択肢「治る」と言い切る表現や、治療の効果の約束
次の案内リハビリのページ、予約の方法、紹介先の病院患者の感想や体験談の転載

スポーツ外傷は、受診の前に知りたいことを先に書く

部活や試合でけがをした人は、「今日このまま行けるか」「レントゲンは撮れるか」を先に知りたがります。

当日の受付の締め切り、骨折や脱臼が疑われるときの入り方、受けていない処置が書く内容です。

競技への復帰の相談ができるか、診断書やスポーツ用の装具の相談ができるかも、同じページに入れます。

学生は保護者や指導者が代わりに読むため、連絡先と持ち物は箇条書きで短く書きます。

リハビリと交通事故・労災の受付を書く

整形外科のサイトで問い合わせが多いのは、リハビリの通い方と、事故や労災の受付です。

制度で決まっている部分と、医院が決めている部分を分けて書くと、電話が減ります。

リハビリは「だれが・何を・いつ」を職種ごとに書く

理学療法は理学療法士及び作業療法士法で、医師の指示のもとに理学療法士が行うものと定められています。

同じ法律で、運動のほかに電気刺激・マッサージ・温熱などの物理的な手段も理学療法に含まれます。

サイトでは、理学療法士が行う運動の指導と、機器を使う物理療法を分けて書くのが分かりやすい形です。

患者が知りたいのは、次の4つです。

  • だれが担当するか(理学療法士・作業療法士の人数、担当制か)
  • 何をするか(運動の指導、電気・温熱などの物理療法、装具の相談)
  • いつ通えるか(リハビリの時間枠、診察とは別に予約が要るか、1回の所要時間)
  • はじめ方(まず医師の診察を受けること、他院からの紹介状や指示で受けられるか)

保険で受けるリハビリには、病気の種類や期間に関する決まりがあります。

制度の数字をサイトに書き写すと改定のたびに直すことになるため、「診察のときに説明します」と書き、個別に案内するのが安全です。

リハビリ室の写真は、機器の名前よりも広さと手すり、着替える場所が分かるものを選びます。

交通事故は、保険の種類ごとに受付の違いを書く

交通事故のけがは、相手の自賠責保険や任意保険で治療費を払う場合と、自分の健康保険を使う場合があります。

自賠責保険の補償の内容と限度額は、国土交通省の自賠責保険の支払限度額に公開されています。

医院のサイトに書くのは制度の説明ではなく、受付でどう違うかです。

  • 受診の前に連絡してほしいこと(相手の保険会社への連絡、警察への届出の有無)
  • 持ち物(保険証、保険会社の担当者の連絡先、事故の日時と状況のメモ)
  • 健康保険を使うときは、加入している保険の窓口への届出が要ること
  • 診断書や通院の証明を出せるか、その費用と日数
  • 仕事中や通勤中の事故は、労災のページを見てもらうこと

「むち打ちの治療に強い」のような表現は、根拠を示せないため使いません。

受付の手順と持ち物を正確に書くことが、事故の患者にとっては一番の案内になります。

労災は、指定医療機関かどうかと、会社に頼む書類を書く

仕事中や通勤中のけがは労災保険の対象で、健康保険は使えません。

労災保険の指定医療機関なら、原則として窓口での支払いなしに治療を受けられます。

自院が指定を受けているかは、厚生労働省の労災保険指定医療機関検索で患者も調べられます。

指定を受けている旨は医療広告ガイドラインで広告できる事項のため、サイトに書いて問題ありません。

患者が会社に用意してもらう請求書は、仕事中のけがと通勤中のけがで様式が違います。

様式の番号と提出先は労働局の請求手続の一覧で確かめられるため、サイトからはそこへリンクします。

書類が間に合わないときに受診できるか、あとから持ってきてよいかは、医院の決めごととして書きます。

指定を受けていない場合は、その旨と、患者が自分で労働基準監督署に請求する流れになることも書いてください。

4. 見た目・レイアウトの方向性

ロゴ / 電話 / 順番待ち 本日の診療・休診・担当医 交通事故・労災の方はこちら リハビリ室・診察室の写真 首・肩 腰 膝・足 スポーツ 診療時間の表(診察とリハビリの枠) リハビリの通い方を見る はじめての方へ・持ち物 アクセス・駐車場・入口の段差
整形外科クリニックのトップページの構成例。最初の画面で本日の診療と事故・労災の入口を答え、写真の下に部位別の入口を並べ、診察とリハビリの枠を一つの表で示す構成です。

最初の画面には、本日の診療と担当医、交通事故・労災の入口を置きます。

部位別の入口は、人の体の図か、部位名の大きなボタンで並べます。

写真の主役は、リハビリ室の広さと手すり、診察室と入口のスロープです。

患者が写る写真は、本人の同意を書面でもらい、使う場所と期間を決めます。

高齢の方が多いため、文字は大きめにし、薄い灰色の文字や細い書体は避けます。

ボタンは親指で押せる大きさにし、電話番号は文字でも表示します。

色は清潔感のある薄い色を基調にし、事故・労災の入口だけ目立つ色にするのが見つけやすい形です。

ページ、原稿、写真、予約機能と公開後の更新範囲をそろえると、見積もりを比較しやすくなります。

判断に迷ったら、この記事を書いたMOTOKI合同会社でも見積もりの内容についてのご相談を受け付けています。

5. よくある失敗

公開前は、痛みのある人が電話をかけずに決められるかを、次の観点で点検します。

  • 診療案内が病名の一覧だけで、「腰が痛い」人がどこを押せばよいか分からない
  • リハビリの時間枠と予約の要否が書いておらず、診察の時間に来てしまう
  • 交通事故・労災のページがなく、保険証だけを持って来て受付で止まる
  • 労災の指定を受けていないのに、受けているように読める書き方になっている
  • 「痛みが消える」「治ります」と言い切る表現が、部位ページに残っている
  • 駐車場から入口までの段差や距離が書いておらず、杖の方が入口で困る

6. 費用を見積もる前に決めること

基本の制作範囲ページ数、部位ページの原稿を書く医師、リハビリの原稿を書く理学療法士、受付が更新するページ
予約と外部サービス順番待ち・時間予約のサービス名、診察とリハビリで枠を分けるか、リンクで済ませる範囲と連携する範囲
公開後の運用担当医と時間枠の更新、制度の改定への対応、保守と更新代行の費用

制作費はページ数よりも、原稿をだれが書くかと予約の連携範囲で変わります。

全国470社の制作会社の調査では、料金を公式サイトに載せる会社は26%、最低プランの中央値は30万円でした。

原稿の作成をサービスに掲げる会社は9%のため、部位ページとリハビリの原稿は医院側で用意する前提で進めます。

原稿の集め方はホームページの原稿・写真素材の準備にまとめています。

公開時期は、診療報酬の改定がある春と、担当医の交代の時期を避けて決めます。

初期の制作費と、サーバー・保守・予約サービスの継続費用を分けて、同じ範囲で複数の会社に見積もりを頼んでください。

整形外科クリニックのサイトを頼める制作会社を探す

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この記事を書いた会社

整形外科クリニックのホームページについて、制作と改善のご相談を承っています。

この記事を掲載している「SHIKUMI」は、WordPressに特化したホームページ制作会社・MOTOKI合同会社(埼玉県所沢市)が運営しています。

  • 約60件ホームページ制作実績
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制作・構築の件数は非公開案件を含む概数です。

上記は当社公式サイトと会社紹介の2026年10月21日時点の記載に基づきます。

診療時間や担当医、リハビリの時間枠と事故・労災の案内はWordPressで受付が更新できる形を検討します。

順番待ちやリハビリの予約は既存サービスへのリンクも含め、連携の対応範囲と費用を別に相談します。

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自社更新と代行の範囲、予約情報を管理する場所と担当、個人情報の取扱い、保守と外部サービスの費用を相談してください。

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これは業界共通の相場や予約機能・撮影をすべて含む固定価格ではありません。

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MOTOKI合同会社(埼玉・所沢)は、WordPressの企業サイト制作を主な事業としています。公開中の制作実績は46件で、業種ごとの必要なページと問い合わせの導線から設計します。この記事の構成をそのまま相談の材料にしていただけます。

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