放課後等デイサービス・児童発達支援のホームページを、これから作る方に向けた記事です。
どんなページをどの並びで用意し、どんな機能を入れ、どんな見た目にすればよいのかを、制作会社に相談する前に把握できるようにまとめました。
読み終えたときに、見積もりの内容が判断できる状態になることを目指しています。
1. このサイトで何が決まれば成功か
見学・体験の申し込みと、支援員の採用です。
読むのは、発達に不安のある子どもの保護者です。
多くの保護者は不安と迷いを抱えて調べています。
「うちの子は対象になるのか」「受給者証はどう取るのか」「何をしてくれるのか」が最初の疑問です。
事業所の理念より、この手続きと具体的な支援内容が分かることが先です。
どう検索されるか
「地域名+放課後等デイサービス」に加え、「受給者証 取り方」「療育 いつから」といった手続き・悩みの検索から入ってくることがあります。
この疑問に答える記事を持っていると、地域外からも読まれ、結果として問い合わせにつながります。
2. ディレクトリ構成(ページの一覧)
放課後等デイサービス・児童発達支援のホームページに必要なページと、そのURLの案です。
見積もりを見るときは、この表と照らして「足りないページがないか」を確認してください。
| URL | ページ | 何を置くか・なぜ必要か |
|---|---|---|
| / | トップ | 対象年齢・空き状況・見学申込・送迎範囲 |
| /about/ | 事業所紹介 | 室内の写真。安全への配慮 |
| /program/ | 支援プログラム | 何をするのか。個別支援計画の考え方 |
| /day/ | 一日の流れ | 学校からの送迎、おやつ、活動、帰宅まで |
| /target/ | 対象となるお子さま | 年齢・受給者証の要否をはっきり書く |
| /flow/ | ご利用までの流れ | 見学から受給者証の取得、契約まで |
| /price/ | 利用料金 | 負担上限月額の仕組みを説明する |
| /staff/ | スタッフ紹介 | 保育士・児童指導員・作業療法士などの資格 |
| /vacancy/ | 空き状況 | 曜日ごとの空き |
| /juyojiko/ | 重要事項説明書・運営規程 | 掲載が義務 |
| /recruit/ | 採用情報 | 児童指導員・保育士の募集 |
| /blog/ | 活動ブログ | 日々の様子。写真の扱いには特に注意 |
ここが分かれ目
「ご利用までの流れ」に、受給者証の取得手順を必ず書いてください。
多くの保護者はこの制度を知らず、そこで止まります。
市区町村の窓口名まで書いてある事業所は、それだけで相談先として選ばれます。
3. 必要な機能
「必須」は、無いと集客の仕組みが成立しないものです。
「推奨」は費用対効果が高いもの、「任意」は事業の形によるものです。
| 機能 | 要否 | 理由・補足 |
|---|---|---|
| 受給者証の取得手順の解説 | 必須 | この業種で最も読まれる内容 |
| 曜日ごとの空き状況 | 必須 | 利用日は曜日固定になるため |
| 見学・体験の申込フォーム | 必須 | 電話が苦手な保護者もいる |
| 重要事項説明書の掲載 | 必須 | 掲載が義務 |
| 負担上限月額の説明 | 必須 | 世帯所得による区分を分かりやすく |
| 送迎範囲の明示 | 必須 | 学校名まで書くと分かりやすい |
| 写真の公開範囲設定 | 推奨 | 児童の写真は特に慎重に扱う |
4. 見た目・レイアウトの方向性
空き状況と費用の表を上に置き、重要事項説明書へのリンクを固定の位置に用意します。
明るく、しかし過度にポップにしないでください。
保護者は真剣に事業所を選んでいます。
子どもの写真を使う場合は、必ず保護者の同意を取り、顔が判別できる写真の扱いを事前に決めてください。
この分野は特に配慮が求められます。
ここまでの構成で見積もりを取ると、同じ内容でも会社によって金額が大きく違います。
判断に迷ったら、この記事を書いたMOTOKI合同会社でも見積もりの内容についてのご相談を受け付けています。
5. よくある失敗
放課後等デイサービス・児童発達支援のホームページで、実際に起きやすい失敗です。
- 受給者証の取得方法に触れておらず、保護者が先に進めない
- 対象年齢や対象となる状態が曖昧
- 空き状況が曜日別になっていない
- 重要事項説明書を掲載していない
- 児童の写真を同意なく掲載している
- 「必ず伸びます」など、効果を断定する表現を使っている
法令上の注意
児童福祉法に基づく指定事業所として、運営規程の概要など重要事項のウェブ掲載が求められます。
療育の効果を断定する表現は避けてください。
児童の肖像権への配慮は最優先事項です。
保護者の同意書の取得と、公開範囲の運用ルールを事前に決めてください。
6. 費用の目安
| 30〜60万円 | 10ページ程度。空き状況の更新機能付き |
|---|---|
| 60〜120万円 | オリジナルデザイン。室内撮影込み。制度解説を作り込む |
| 120万円〜 | 上記+保護者専用ページ・複数事業所対応 |
制度の解説記事は、書ける制作会社とそうでない会社の差が大きい部分です。
ライティングを含む見積もりかどうかを確認してください。
金額は制作会社や地域によって幅があります。
同じ内容でも見積もりが2倍違うことは珍しくないので、必ず複数社から取ってください。
この記事を書いた会社
放課後等デイサービス・児童発達支援のホームページについて、制作と改善のご相談を承っています。
この記事を掲載している「SHIKUMI」は、WordPressに特化したホームページ制作会社・MOTOKI合同会社(埼玉県所沢市)が運営しています。
- ホームページ制作実績 54件
- WordPressテーマ「SWELL」での構築 48サイト
- 自社メディアを月間30万PV規模で運営
- WordPressの技術記事を331本公開
- ブロガー向けオンラインサロン「マクサン」技術顧問
この記事で「必須」とした機能——受給者証の取得手順の解説、曜日ごとの空き状況、見学・体験の申込フォーム、重要事項説明書の掲載——は、いずれもWordPressで実装できます。
とくに、公開後にご自身で更新できる状態にしておくことを重視しています。
更新のたびに制作会社へ依頼が必要なサイトは、結局のところ更新が止まるためです。
次のようなご相談をいただいています。
- この記事のディレクトリ構成をそのまま持ち込んでの見積もり相談
- いま検討している他社の見積もりが妥当かどうかのセカンドオピニオン
- 既存サイトを見たうえでの改善点の指摘
相談は無料です。
他社からも相見積もりを取ったうえでご判断ください。
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