電気工事・設備工事会社のホームページを、これから作る方に向けた記事です。
どんなページをどの並びで用意し、どんな機能を入れ、どんな見た目にすればよいのかを、制作会社に相談する前に把握できるようにまとめました。
読み終えたときに、見積もりの内容が判断できる状態になることを目指しています。
1. このサイトで何が決まれば成功か
職人の採用と、元請・法人からの問い合わせです。
この業種も採用が主目的になることが多い一方、法人からの直接受注を増やしたい会社もあります。
どちらを主にするかで設計が変わるので、最初に決めてください。
両方を狙う場合は、トップページで入口を分けます。
施工実績の写真があるかどうかが、どちらの目的でも効きます。
どう検索されるか
採用なら「地域名+電気工事 求人」、受注なら「地域名+電気工事 業者」「LED 交換 業者」など。
法人向けは工事の種類での検索が中心です。
2. ディレクトリ構成(ページの一覧)
電気工事・設備工事会社のホームページに必要なページと、そのURLの案です。
見積もりを見るときは、この表と照らして「足りないページがないか」を確認してください。
| URL | ページ | 何を置くか・なぜ必要か |
|---|---|---|
| / | トップ | 事業内容と採用、2つの入口 |
| /service/ | 対応工事(一覧) | 電気・空調・給排水など |
| /service/led/ | 対応工事(個別) | LED化・受変電設備など、工事種別ごとに |
| /works/ | 施工実績 | 写真と、規模・工期・用途 |
| /flow/ | ご依頼の流れ | 見積りから施工まで |
| /company/ | 会社概要 | 建設業許可番号・電気工事業登録 |
| /staff/ | スタッフ紹介 | 保有資格(電気工事士・施工管理技士) |
| /recruit/ | 採用情報 | 給与・資格支援・未経験可否 |
| /recruit/voice/ | 先輩の声 | 1日の流れと収入例 |
| /contact/ | お問い合わせ | 法人向け見積り依頼 |
ここが分かれ目
施工実績のページを写真付きで作ってください。
この業種は「実際に何をやってきたか」でしか判断されません。
工事種別・規模・工期を添えると、元請から見た発注判断がしやすくなります。
有資格者の人数も必ず書いてください。
3. 必要な機能
「必須」は、無いと集客の仕組みが成立しないものです。
「推奨」は費用対効果が高いもの、「任意」は事業の形によるものです。
| 機能 | 要否 | 理由・補足 |
|---|---|---|
| 施工実績(写真付き) | 必須 | 自分で追加できること |
| 保有資格・有資格者数 | 必須 | 受注でも採用でも判断材料になる |
| 建設業許可番号の表示 | 必須 | 許可を受けている場合は表示義務 |
| 採用ページ | 必須 | 給与・資格取得支援を明記 |
| 見積り依頼フォーム | 必須 | 図面や写真を添付できる形 |
| 対応エリアの明示 | 推奨 | 緊急対応の可否も |
| 24時間対応の有無 | 推奨 | 設備の故障は時間を選ばない |
4. 見た目・レイアウトの方向性
働いている人の写真を先に見せ、募集要項へのボタンを第一画面の直後に置きます。
施工中の写真と、働いている人の写真を使ってください。
第一画面で「何ができる会社か」を一文で示します。
装飾は不要で、実績と資格の情報を整理して見せるほうが効きます。
ここまでの構成で見積もりを取ると、同じ内容でも会社によって金額が大きく違います。
判断に迷ったら、この記事を書いたMOTOKI合同会社でも見積もりの内容についてのご相談を受け付けています。
5. よくある失敗
電気工事・設備工事会社のホームページで、実際に起きやすい失敗です。
- 施工実績の写真がない
- 有資格者の人数を書いていない
- 採用と受注の導線が混ざっている
- 建設業許可番号を表示していない
- 対応エリアが曖昧
法令上の注意
建設業法により、建設業許可を受けている場合は許可番号の表示が必要です。
電気工事業を営む場合は電気工事業法に基づく登録・通知の情報も併せて示すと信頼につながります。
6. 費用の目安
| 30〜70万円 | 10ページ程度。実績投稿機能付き |
|---|---|
| 70〜150万円 | オリジナルデザイン。現場・社員の撮影込み |
| 150万円〜 | 上記+採用サイトの独立・工事種別ページの作り込み |
現場写真は日々撮れるので、投稿しやすい仕組みにしておくと実績が自然に貯まります。
ここを軽視すると更新が止まります。
金額は制作会社や地域によって幅があります。
同じ内容でも見積もりが2倍違うことは珍しくないので、必ず複数社から取ってください。
この記事を書いた会社
電気工事・設備工事会社のホームページについて、制作と改善のご相談を承っています。
この記事を掲載している「SHIKUMI」は、WordPressに特化したホームページ制作会社・MOTOKI合同会社(埼玉県所沢市)が運営しています。
- ホームページ制作実績 54件
- WordPressテーマ「SWELL」での構築 48サイト
- 自社メディアを月間30万PV規模で運営
- WordPressの技術記事を331本公開
- ブロガー向けオンラインサロン「マクサン」技術顧問
この記事で「必須」とした機能——施工実績(写真付き)、保有資格・有資格者数、建設業許可番号の表示、採用ページ——は、いずれもWordPressで実装できます。
とくに、公開後にご自身で更新できる状態にしておくことを重視しています。
更新のたびに制作会社へ依頼が必要なサイトは、結局のところ更新が止まるためです。
次のようなご相談をいただいています。
- この記事のディレクトリ構成をそのまま持ち込んでの見積もり相談
- いま検討している他社の見積もりが妥当かどうかのセカンドオピニオン
- 既存サイトを見たうえでの改善点の指摘
相談は無料です。
他社からも相見積もりを取ったうえでご判断ください。
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