建築設計事務所のホームページ制作|作品紹介・ページ構成・公開チェック

建設・工務店|建築設計事務所のホームページの作り方|ページ構成・必要な機能・費用の目安

建築設計事務所のホームページは、作品を見た人が、自分の計画を相談できるか判断できる構成にします。写真に加え、担当した業務、対象の用途・地域、設計の進め方、報酬の考え方を説明します。作品数や見た目だけで依頼が決まると考えず、相談に必要な条件を揃えます。

この記事は、ホームページを制作・改修する設計事務所の担当者に向けたガイドです。必要ページ、作品紹介の記入例、事務所情報と掲載条件、更新機能、制作費の見積もりを整理します。ここで扱うホームページ制作費と、建築主へ案内する設計料は別の費用です。

目次

対象の計画と、ホームページの目的を決める

住宅、店舗、オフィス、施設など、実際に受ける用途と業務を一覧にします。新築・改修、基本設計・実施設計・工事監理、調査や申請手続など、どこまで担当するかを確認します。施工も担う場合は、設計・監理と施工の役割が分かるように説明します。

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主な目的サイトで判断してもらうこと案内する内容
建築主からの相談希望する用途・地域・計画段階に対応するか作品、対象業務、進め方、相談条件
事業者・協力者との仕事経験と担当範囲、チームの組み方が合うかプロジェクト情報、役割、協業の窓口
採用担当する仕事と働く条件が合うか設計の過程、スタッフ、募集要項、応募方法

検索からの相談と、紹介を受けた人の確認では入口が異なります。まず優先する相手を決め、作品の一覧、業務案内、相談窓口へ移動できるかを確認します。地域別ページは、実際の対応体制や事例など固有の情報がある場合に検討します。

必要ページと作品紹介の項目

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ページ・URLの例載せる内容次の案内
トップ /代表作品、設計の考え方、対象の用途・業務作品・業務案内・相談
作品一覧 /works/用途、竣工・計画の別、新築・改修、写真作品詳細
作品詳細 /works/project01/条件、設計の判断、写真・図、データ、担当業務関連作品、依頼の流れ
事務所 /about/事務所情報、代表・管理建築士・スタッフ、登録情報対象業務、所在地・窓口
業務 /service/用途、地域、設計・監理等の範囲、協力者の役割該当作品、相談条件
進め方・設計料 /flow/・/fee/相談からの工程、業務範囲、報酬の決め方、別途費用初回相談
お問い合わせ /contact/計画段階、用途・場所・希望、受付条件、個人情報の利用目的受付と次の確認

URLは構成例です。採用情報が必要なら別の入口を用意し、設計相談のフォームと通知先を分けます。既存サイトの作品URLは、被リンクや利用状況を確認してから変更します。

作品紹介の記入例

作品ページは、プロジェクト台帳から原稿を作ると、写真だけでは分からない担当範囲を揃えられます。次の例は記入方法を示す架空の計画で、実在事務所の実績や体験談ではありません。

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項目記入例・確認内容
名称・状態小規模店舗の改修計画/計画案。竣工写真と混同しない
相談時の条件既存の柱を残し、客席とスタッフの作業場所を確保したい
検討と判断複数の配置案を比較し、通路と作業場所を分ける案を提案
説明する資料許可された平面図・模型写真。どの案・段階の資料かを明記
業務と役割自社の担当範囲、共同設計者や施工者の分担を記載
基礎情報用途、構造、規模、年、公開可能な所在地。未確定は未確定と記載
掲載条件写真・図面の利用範囲、クレジット、建築主等への公開範囲の確認

説明文は「条件→検討→採用した案と理由→資料」の順でまとめます。完成後の効果を測定していない場合は、設計上の意図として書き、快適性や売上などの成果を実証したように述べません。以前の所属先の仕事は、そのとき担当した範囲と掲載条件を確認して明記します。

作品更新と相談受付に必要な機能

作品を追加する管理画面には、写真、用途、状態、年、担当業務、説明文、クレジットを用意します。少数の作品なら一覧から選べる構成で始め、増えたときに絞り込みを検討します。作品のないカテゴリーや同じ作品を並べたページを増やす必要はありません。

  • 写真の順序と、縦・横の構図に合わせた表示を調整できるようにする。
  • 写真の代替テキストを入力し、意味のある情報を説明する。検索語を詰め込まない。
  • 計画中・竣工済みなどの状態を変更できるようにする。
  • 非公開の図面や個人情報を、公開メディアのURLで共有しない。
  • 更新の承認者、保守・バックアップの担当、操作手順を決める。

相談フォームには、計画の用途、所在地の範囲、土地の状況、希望時期、相談内容、連絡先を用意します。未定でも相談できる項目を示し、最初から詳細住所や図面、資金の証明などを必須にしすぎないようにします。添付が必要な場合は、安全な受け渡し方法と管理担当を先に決めます。

初回相談へ案内する記入例

相談内容の例(架空):市内で小さな店舗を改修したい。物件は候補があり、契約前。希望時期は翌年春だが、工事費と設計料の配分は未定。物件を選ぶ段階から相談できるか、最初に揃える資料を知りたい。

サイトには「この段階でも受けるか」「初回に何を確認するか」「有料・無料の範囲と、費用が発生する前の案内」を事務所の方針に合わせて載せます。「送信したら設計契約になる」「いつでも無料で案がもらえる」と誤認される案内は避けます。

写真と業務案内をつなぐレイアウト

代表作品を最初に見せる場合も、作品名・用途・状態を添えます。作品詳細から業務案内、依頼の流れ、相談へ移動できるようにします。写真を大きく見せるために会社名やメニューを読みにくくしたり、業務の説明を画像の中だけに置いたりしないようにします。

ロゴ / 予約・問い合わせ 代表作の写真 事例をもっと見る スタッフ / 会社紹介 設計料・アクセス
建築設計事務所のトップページの構成例
代表作品から作品詳細、業務案内、設計の相談へ案内する構成例です。

図は作品を入口にする構成例です。組織設計や特定業務の受託を優先する場合は、業務分野や体制を先に案内する構成も検討します。写真には表示に適したサイズを用意し、PCとスマホで読み込み、切り抜き、キャプション、文字の重なり、メニューの操作を確認します。

事務所情報と作品の公開条件を確認する

事務所の登録情報と個人の建築士資格を区別します。事務所名、登録区分・登録先・登録番号、管理建築士、所在地、窓口は、現行の登録・運営情報と照合します。資格の種類だけで全用途・規模に対応できると表現せず、実際に受ける仕事の範囲を案内します。

建築士法第24条の5は、建築士事務所の公衆の見やすい場所に標識を掲げることを定めています。ウェブに登録番号や標識画像を載せることと、事務所での掲示は別です。ホームページ掲載を事務所の登録や契約時の手続の代わりと考えないようにします。登録情報を調べる入口は国土交通省の建築士・建築士事務所の閲覧案内で確認できます。

写真や図面は、制作費を支払っただけで自由に再利用できるとは限りません。文化庁の著作権契約の説明を踏まえ、契約・許諾の範囲を確認します。撮影者が常にすべての権利を持つと決めつけず、権利の帰属、掲載媒体、加工、クレジットの条件を確認します。

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公開前の確認残す記録
建築主・利用者等の情報名称、所在地、室内、人物、図面の公開範囲と確認相手・確認日
写真・図面等使用する素材、権利者・許諾範囲、ウェブ・SNS・転載の条件
共同の仕事設計・施工・撮影等の実際の担当と、合意したクレジット
作品の状態竣工、計画案、進行中、過去所属先の仕事などの区別
個人情報・安全住所、生活情報、位置情報、図面内の設備・防犯情報などの公開可否

非公開の詳細を消す場合も、原図・写真の改変条件を確認します。掲載確認が済んだ作品から公開し、確認中の作品を数合わせで載せないようにします。確認記録は制作会社に渡す公開用資料と分けて保管します。

建築主に案内する設計料と進め方

設計料のページには、報酬の決め方と対象業務、別途費用、支払い時期、計画変更時の扱いを説明します。工事費の一定割合だけで全案件を表さず、用途・規模・改修の調査・依頼する業務など、見積もりに必要な条件を示します。

相談、業務範囲の確認、契約、設計、工事監理、引渡しなど、自社が担当する工程に合わせて案内します。各工程で建築主が判断することと、事務所が用意する資料を添えれば、写真だけでは分からない依頼の進め方を説明できます。ウェブの一般案内と、個別案件の業務・報酬・契約条件の説明は区別します。

ホームページ制作費を比較するための準備

ホームページ制作の見積もりでは、作品数よりも、資料の整理・原稿・写真・管理画面・移行・保守をどこまで依頼するかを揃えます。建築設計料の料率や事務所の規模から、ウェブ制作費を一律に決めることはできません。

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見積もりに渡す情報費用・作業範囲の確認
目的とページ主な相談相手、業務分野、作品一覧・詳細・事務所等のページ
作品資料初回掲載する件数、写真・図面・説明文の有無、掲載確認の担当
原稿・撮影取材、文章整理、撮影、画像の調整、図解の制作を含むか
機能・運用作品追加、分類、フォーム、必要な言語、更新する担当
既存サイトURL・作品・画像の引継ぎ、転送、メール、ドメイン・サーバー
継続費用保守、更新代行、外部サービス、契約終了時の資産とデータ

依頼条件の記入例(架空):住宅と店舗を紹介する既存サイトを改修。初回は掲載許可を確認した作品8件を移行し、月に1件程度を社内で追加したい。作品詳細の入力項目、原稿取材の有無、既存URLの保持、保守と操作説明を分けて見積もってほしい。

制作費全般はホームページ制作費用、依頼範囲の整理はRFPの作り方、納品時の権限・資産は引き継ぎチェックリストで確認できます。

掲載する情報や更新の担当を整理したい場合は、SHIKUMIを運営するMOTOKI合同会社へサイト制作・リニューアル・運用について相談できます。現在のサイト、対象業務、公開できる作品資料、社内で行いたい更新を添えて、制作の範囲を確認します。

公開までの手順と確認

  1. 対象業務と相談の条件、掲載する作品を決める。
  2. 登録情報、作品データ、素材、担当・掲載条件を照合する。
  3. 原稿とページ構成を作り、社内の確認担当が承認する。
  4. テスト環境で作品追加、PC・スマホ、フォーム、画像・表・図を確認する。
  5. 承認後に公開し、旧URL、リンク、検索向け設定、受付と管理権限を確認する。

作品の追加だけでなく、業務範囲、スタッフ、登録、連絡先、相談の受付条件が変わったときの更新担当も決めます。作品ページを読んだ人の相談内容を確認し、対応可否を判断するために不足していた説明を補います。

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制度の確認日:2026年10月3日。登録や契約・掲載条件の変更時には、最新の公式資料と自社条件を再確認してください。

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