不動産会社のホームページの作り方|ページ構成・必要な機能・費用の目安

建設・工務店|不動産会社のホームページの作り方|ページ構成・必要な機能・費用の目安

最終調査:2026年10月8日

編集部による要約:不動産広告の公正競争規約と近畿レインズの公開資料を確認し、発注時に決めるページ・機能・運用範囲を整理しています。

不動産会社のホームページを、これから作る方に向けた記事です。

どんなページをどの並びで用意し、どんな機能を入れ、どんな見た目にすればよいのかを、制作会社に相談する前に把握できるようにまとめました。

読み終えたときに、見積もりの内容が判断できる状態になることを目指しています。

目次

1. このサイトで何が決まれば成功か

売買・賃貸・売却相談のうち、自社が受けたい問い合わせを決めることから始めます。

売買仲介なら購入相談と売却査定、賃貸仲介なら空室への問い合わせや内見予約など、扱う事業に合わせて入口を分けます。

SUUMO・アットホームなどのポータルと、自社サイトに載せる情報の役割も整理しましょう。

物件を直接紹介するのか、地域情報と会社案内から相談を受けるのかによって、必要な検索機能と更新作業が変わります。

どう検索されるか

検索テーマの候補には「地域名+不動産 売却」「地域名+マンション 相場」などがあります。

これは検索テーマの例です。検索数や競合の調査結果ではありません。

既存の検索流入と問い合わせ内容を確認し、対応できる地域・相談内容からページを選んでください。

2. ディレクトリ構成(ページの一覧)

次の表は、住宅の売買・賃貸を扱う会社のページ構成例です。

扱わない事業のページは作らず、見積もりでは対象ページ・原稿・更新担当を確認してください。

URLページ何を置くか・なぜ必要か
/トップ物件検索・売却査定の2つの入口
/buy/購入物件(一覧)検索・絞り込み機能
/buy/12345/物件詳細写真・間取り・価格・取引態様・制限等、物件種別に応じた表示事項
/rent/賃貸物件扱っている場合
/sell/売却をお考えの方売却相談を受ける場合の査定依頼フォーム
/sell/flow/売却の流れ査定から引き渡しまでの手順と期間
/area/エリア情報学区・交通・生活施設。地域特化の記事
/company/会社概要商号・所在地・連絡先・宅建業免許番号などを確認
/staff/スタッフ紹介担当者の顔が見えること
/voice/お客様の声掲載同意と原文を確認し、編集や依頼の関与が伝わる形で掲載
/blog/ブログ相場情報・地域の話題

ここが分かれ目

売却相談を増やしたい会社は、査定の対象地域、相談後の流れ、担当者、連絡方法を具体的に示します。

賃貸仲介を中心にする会社なら、空室の更新と内見予約を優先するなど、事業に合わせて予算を配分してください。

3. 必要な機能

機能の要否は、掲載する物件数、対象顧客、更新担当者によって変わります。

表の条件を見ながら、公開時に必要な範囲と後から追加する範囲を分けましょう。

機能要否理由・補足
物件検索・絞り込み条件付き物件数が多い場合に検討。エリア・価格・間取りなど、探し方に合う項目を選ぶ
物件情報の自社更新掲載時に必要自社担当または委託先が価格・募集状況を更新でき、成約時に募集表示を止められること
売却査定フォーム条件付き売却相談を受ける場合。査定に必要な項目と利用目的、返信方法を決める
宅建業免許番号の表示表示事項を確認住宅の物件広告は表示規約の別表で、免許番号を含む広告主・物件の必要事項を確認
物件管理システムとポータルの連携推奨対応先・転送項目・反映時間・成約時の停止方法を確認。レインズとは区別して見積もる
地図検索推奨住所の公開範囲、地図の利用条件・利用料、スマホでの操作を確認
エリア情報ページ推奨学区・交通・施設などの出典と確認日を示し、変更時の更新担当を決める

レインズは、会員の不動産会社が物件情報を交換する仕組みです。

近畿レインズの説明にある業者間の情報交換と、消費者向けポータルへの広告掲載は分けて考えます。

例えば近畿レインズは、登録業者の承諾なく物件情報を広告することを禁止しています。

広告利用の条件を確認し、利用中の機構・システムが認める方法、掲載承諾、費用を制作会社とすり合わせてください。

レインズの情報を自社サイトへ自動転載できることを前提に発注しないでください。

物件紹介の更新と、問い合わせの引継ぎを設計する

制作会社に渡す原稿は、下の項目を埋めながら整理できます。実際に提供する内容と、問い合わせ後に個別確認する内容を分け、受付担当が同じ説明をできる形にそろえます。

表が収まらない場合は横にスクロールできます。

整理する項目原稿・仕様に記入する内容
物件情報公開できる写真・図面、条件、担当店、物件番号
状態変更募集中・申込中・終了などの反映と確認担当
相談目的内見・資料・売却相談で必要な情報を分ける
受付後対象物件が分かる通知、連絡期限、他の候補の案内

受付と更新を担当者が続けられる形にする

外部の物件管理と自社サイトを別々に更新する場合は、どちらを管理元にするか決めます。問い合わせ時点で物件が終了している場合も、無関係な営業先へ飛ばさず、受付担当が状況を伝えられる設計にします。連携が失敗した場合に、誰がエラーを確認し、どの管理画面で募集表示を停止するかも決めます。価格変更・募集終了のテストでは、自社サイトと連携先の両方で反映を確認してください。

4. 見た目・レイアウトの方向性

ロゴ / 電話 売却査定を依頼する エリア情報 会社概要・免許番号
不動産会社のトップページの構成例(編集部作成)。物件掲載と売却相談を併用する場合の案です。

物件カードでは、写真・価格・間取り・面積・交通を読み取りやすくまとめ、詳しい条件を物件詳細へつなぎます。

売却査定や内見予約のボタンは、閲覧中の内容に合う位置に置きます。

固定表示を使う場合は、スマートフォンで物件情報やフォームに重ならないか確認してください。

見積もりは、対象ページ、物件入力、検索条件、外部連携、公開後の更新を同じ条件にそろえて比較します。

判断に迷ったら、この記事を書いたMOTOKI合同会社でも見積もりの内容についてのご相談を受け付けています。

5. よくある失敗

発注前に確認しておきたい項目です。

  • 物件情報を誰が、いつ更新するか決まっていない
  • ポータルと自社サイトで価格や募集状況が食い違っている
  • 受けたい相談や内見予約の入口が分かりにくい
  • 物件種別に応じた必要表示事項が抜けている
  • 物件写真が少なく、内見前の判断ができない

6. 費用の目安と見積もりの範囲

見積もりでは、次の作業範囲を分けて確認します。

利用中の物件管理システムと必要な連携を伝え、初期設定・移行・運用に含まれる作業をそろえて比較してください。

初期制作に使える予算と、公開後の利用料・保守費を分けて相談してください。

基本のサイト・物件入力既存テンプレートを使う場合の対応ページ数、物件入力機能、原稿・写真の担当を確認
独自検索・外部連携独自デザイン・検索条件・ポータル連携を希望する場合、各項目を分けて見積もる
査定支援・顧客管理査定支援・顧客管理連携などを希望する場合、データ移行、試験、運用費まで確認

費用を左右するのは、物件数だけでなく、入力項目、検索条件、連携先、移行するデータ、原稿・撮影の範囲です。

売却相談に絞る場合でも、取材や原稿、フォーム、顧客管理の要件によって費用は変わります。

見積もりには、消費税、初期費用、月額・年額費用、連携サービスの契約、解約時のデータ受け渡しを分けて書いてもらいましょう。

公開前には、物件の登録・価格変更・募集終了、フォーム通知、スマートフォン表示を確認する担当も決めてください。

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不動産の物件管理や外部連携に対応できるかは、各社の実績と見積もりで個別に確認してください。

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この記事を書いた会社

不動産会社のホームページについて、制作と改善のご相談を承っています。

この記事を掲載している「SHIKUMI」は、WordPressに特化したホームページ制作会社・MOTOKI合同会社(埼玉県所沢市)が運営しています。

  • ホームページ制作実績:約60件
  • SWELL構築実績:約53サイト
  • 単一の自社メディアで月間30万PVを達成した過去の実績(現在の月間PVではありません)
  • 技術メディアWAZAでWordPressの実装・運用方法を公開
  • ブロガー向けオンラインサロン「マクサン」技術顧問

上記は当社公式の会社紹介に掲載している公表値・活動内容です。

制作・構築件数は非公開案件を含む概数で、不動産サイトだけの実績件数ではありません。

物件入力・検索・査定フォームなどの実装方法は、要件と外部サービスの条件を確認して提案します。

WordPressを使えば、どの物件システムとも連携できるという意味ではありません。

公開後の更新では、自社で変更する項目と、制作会社へ依頼する作業を分けておくことを重視しています。

担当者が不在のときや、急いで募集を止めたいときの連絡方法も確認します。

ご相談の際は、次のような内容をお聞かせください。

  • 希望するページ構成と、掲載・更新する物件情報
  • 比較中の見積もりで確認したい範囲や費用項目
  • 既存サイトで困っている更新作業や問い合わせ導線

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お見積もり・制作のご相談は無料です。

当社の企業サイト新規制作・全面リニューアルは税込55万円からで、物件管理・外部連携を含む範囲は個別に確認します。

お問い合わせページの料金・対応範囲をご覧のうえ、他社の見積もりとも比較してご判断ください。

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