工務店・建設会社・リフォームのホームページを、これから作る方に向けた記事です。
どんなページをどの並びで用意し、どんな機能を入れ、どんな見た目にすればよいのかを、制作会社に相談する前に把握できるようにまとめました。
読み終えたときに、見積もりの内容が判断できる状態になることを目指しています。
1. このサイトで何が決まれば成功か
施工の問い合わせと、職人の採用です。
工務店のサイトは施工事例がすべてです。
「どんな家を建てるのか」が写真で伝わらなければ、問い合わせは来ません。
加えて、建設業は人手不足が深刻なので、採用ページの重要度が高い業種です。
どう検索されるか
「地域名+工務店」「地域名+注文住宅」「地域名+リフォーム」。
施工事例の写真がGoogle画像検索から流入することもあります。
2. ディレクトリ構成(ページの一覧)
工務店・建設会社・リフォームのホームページに必要なページと、そのURLの案です。
見積もりを見るときは、この表と照らして「足りないページがないか」を確認してください。
| URL | ページ | 何を置くか・なぜ必要か |
|---|---|---|
| / | トップ | 施工事例・強み・問い合わせ |
| /works/ | 施工事例(一覧) | 写真主体。種別・エリアで絞り込めるように |
| /works/case-01/ | 施工事例(個別) | 1件1ページ。工期・費用帯・要望と解決策 |
| /service/ | 事業内容 | 新築・リフォーム・外構など |
| /flow/ | 家づくりの流れ | 相談から引き渡しまで。期間の目安 |
| /price/ | 費用の目安 | 坪単価または総額の目安 |
| /company/ | 会社概要 | 建設業許可番号は必須 |
| /staff/ | スタッフ紹介 | 誰が作るのかが見えること |
| /voice/ | お客様の声 | 施主インタビューは効果が高い |
| /recruit/ | 採用情報 | 職人の採用。給与・休日を具体的に |
| /blog/ | ブログ | 現場の進捗報告 |
ここが分かれ目
施工事例は1件1ページにしてください。
写真を並べるだけでなく、施主の要望・課題・どう解決したか・費用帯・工期を書きます。
これが問い合わせの質を大きく変えます。
事例が20件あるサイトと3件のサイトでは、比較にならない差が出ます。
3. 必要な機能
「必須」は、無いと集客の仕組みが成立しないものです。
「推奨」は費用対効果が高いもの、「任意」は事業の形によるものです。
| 機能 | 要否 | 理由・補足 |
|---|---|---|
| 施工事例の投稿機能 | 必須 | 現場から写真を追加できること |
| 事例の絞り込み | 推奨 | 新築/リフォーム、エリア、価格帯 |
| お問い合わせフォーム | 必須 | 相談内容・希望時期を選べる形 |
| 建設業許可番号の表示 | 必須 | 法令上の表示義務 |
| 採用ページ | 必須 | 職人・現場監督の募集。給与を明記 |
| 資料請求フォーム | 推奨 | すぐ相談しない層の受け皿 |
| 見学会・イベント告知 | 推奨 | 完成見学会は有力な集客手段 |
4. 見た目・レイアウトの方向性
作品・事例の点数がそのまま信頼になるので、写真の並びを大きく取ります。
施工事例の写真を大きく見せてください。
第一画面は建物の外観または内観の写真1枚。
文字は最小限で構いません。
写真はプロに撮ってもらうこと。
工務店のサイトで、スマートフォン撮影の写真と プロ撮影の写真の差は、そのまま信頼の差になります。
ここまでの構成で見積もりを取ると、同じ内容でも会社によって金額が大きく違います。
判断に迷ったら、この記事を書いたMOTOKI合同会社でも見積もりの内容についてのご相談を受け付けています。
5. よくある失敗
工務店・建設会社・リフォームのホームページで、実際に起きやすい失敗です。
- 施工事例が少ない、または写真が現場のスナップだけ
- 事例を自分で追加できない
- 費用の目安が一切なく、問い合わせのハードルが高い
- 建設業許可番号を表示していない
- 採用ページがない、または給与を書いていない
法令上の注意
建設業法により、建設業許可を受けている場合は許可番号の表示が必要です。
「完全防水」「絶対に劣化しない」など断定的な表現は景品表示法に触れます。
6. 費用の目安
| 40〜80万円 | 10ページ程度。施工事例の投稿機能付き |
|---|---|
| 80〜200万円 | オリジナルデザイン。施工事例の撮影込み |
| 200万円〜 | 上記+見学会予約・資料請求からのフォロー・広告運用 |
撮影費が別途かかります。
竣工時に必ずプロ撮影を入れる習慣を作ると、事例が自然に貯まっていきます。
金額は制作会社や地域によって幅があります。
同じ内容でも見積もりが2倍違うことは珍しくないので、必ず複数社から取ってください。
この記事を書いた会社
工務店・建設会社・リフォームのホームページについて、制作と改善のご相談を承っています。
この記事を掲載している「SHIKUMI」は、WordPressに特化したホームページ制作会社・MOTOKI合同会社(埼玉県所沢市)が運営しています。
- ホームページ制作実績 54件
- WordPressテーマ「SWELL」での構築 48サイト
- 自社メディアを月間30万PV規模で運営
- WordPressの技術記事を331本公開
- ブロガー向けオンラインサロン「マクサン」技術顧問
この記事で「必須」とした機能——施工事例の投稿機能、お問い合わせフォーム、建設業許可番号の表示、採用ページ——は、いずれもWordPressで実装できます。
とくに、公開後にご自身で更新できる状態にしておくことを重視しています。
更新のたびに制作会社へ依頼が必要なサイトは、結局のところ更新が止まるためです。
次のようなご相談をいただいています。
- この記事のディレクトリ構成をそのまま持ち込んでの見積もり相談
- いま検討している他社の見積もりが妥当かどうかのセカンドオピニオン
- 既存サイトを見たうえでの改善点の指摘
相談は無料です。
他社からも相見積もりを取ったうえでご判断ください。
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