土地家屋調査士のホームページを、これから作る方に向けた記事です。
どんなページをどの並びで用意し、どんな機能を入れ、どんな見た目にすればよいのかを、制作会社に相談する前に把握できるようにまとめました。
読み終えたときに、見積もりの内容が判断できる状態になることを目指しています。
1. このサイトで何が決まれば成功か
測量・登記の相談です。
依頼が来るのは、建物を新築したとき、土地を売買するとき、そして境界でもめたときです。
特に相続した土地の売却では、境界確定が必要になることが多く、相続をきっかけとした相談が増えています。
司法書士との違いを説明しているページがあると、迷った人が入ってきます。
どう検索されるか
「境界確定 費用」「地積更正登記 とは」「建物表題登記 自分で」。
手続き名での検索が中心で、費用と期間を知りたい人が大半です。
2. ディレクトリ構成(ページの一覧)
土地家屋調査士のホームページに必要なページと、そのURLの案です。
見積もりを見るときは、この表と照らして「足りないページがないか」を確認してください。
| URL | ページ | 何を置くか・なぜ必要か |
|---|---|---|
| / | トップ | 取扱業務・費用・相談の申込 |
| /service/ | 取扱業務(一覧) | 表題登記・分筆・合筆・地積更正・境界確定 |
| /service/kyokai/ | 取扱業務(個別) | 境界確定測量など、手続きごとに |
| /price/ | 費用 | 業務別の報酬と実費(登録免許税・立会費用など) |
| /flow/ | ご依頼の流れ | 調査・測量・立会・登記申請。期間の目安 |
| /difference/ | 司法書士との違い | 混同されやすいので独立ページにする価値がある |
| /profile/ | 調査士紹介 | 登録番号・所属会・経歴 |
| /case/ | 業務事例 | 土地の種類と課題 |
| /faq/ | よくある質問 | 隣地の立会が得られない場合・古い測量図 |
| /contact/ | お問い合わせ | 所在地と登記の目的を伝えられるフォーム |
ここが分かれ目
「司法書士との違い」のページを作ってください。
依頼者はこの2つを区別できていないことが多く、間違った事務所に電話しています。
違いを説明したページは検索されますし、そこから正しく相談が入ってきます。
3. 必要な機能
「必須」は、無いと集客の仕組みが成立しないものです。
「推奨」は費用対効果が高いもの、「任意」は事業の形によるものです。
| 機能 | 要否 | 理由・補足 |
|---|---|---|
| 手続き別ページ | 必須 | 検索の受け皿 |
| 費用の内訳 | 必須 | 報酬と実費を分けて。土地の広さで変わることも説明 |
| 期間の目安 | 必須 | 境界確定は数か月かかることを先に伝える |
| 司法書士との違いの説明 | 推奨 | 誤解を解くページ |
| 調査士登録番号 | 必須 | 信頼の根拠 |
| 問い合わせフォーム | 必須 | 土地の所在地と目的を入力できる形 |
| 業務事例 | 推奨 | 土地の状況と解決方法 |
4. 見た目・レイアウトの方向性
「何が専門か」を最初の一文で言い切り、代表者の顔を早めに出します。
落ち着いた配色にし、手続きの流れは図で示してください。
測量の現場写真があると、何をする仕事なのかが伝わります。
文字は大きめに。
相談者は相続世代が中心です。
ここまでの構成で見積もりを取ると、同じ内容でも会社によって金額が大きく違います。
判断に迷ったら、この記事を書いたMOTOKI合同会社でも見積もりの内容についてのご相談を受け付けています。
5. よくある失敗
土地家屋調査士のホームページで、実際に起きやすい失敗です。
- 手続きごとのページがなく、業務一覧だけになっている
- 費用が「土地の状況により異なります」だけ
- 境界確定にかかる期間を書いていない
- 司法書士との違いを説明していない
- 登録番号を表示していない
法令上の注意
土地家屋調査士法により、誇大広告や他の調査士との比較広告は制限されます。
司法書士や測量業者の業務範囲との区別を正確に表示してください。
6. 費用の目安
| 25〜60万円 | 10ページ程度。手続き別ページ |
|---|---|
| 60〜130万円 | オリジナルデザイン。手続き別ページを作り込む |
| 130万円〜 | 上記+継続的な記事制作 |
この分野は競合が少なく、手続き解説を丁寧に書くだけで上位を取りやすい領域です。
制作より記事に予算を割く判断が有効です。
金額は制作会社や地域によって幅があります。
同じ内容でも見積もりが2倍違うことは珍しくないので、必ず複数社から取ってください。
この記事を書いた会社
土地家屋調査士のホームページについて、制作と改善のご相談を承っています。
この記事を掲載している「SHIKUMI」は、WordPressに特化したホームページ制作会社・MOTOKI合同会社(埼玉県所沢市)が運営しています。
- ホームページ制作実績 54件
- WordPressテーマ「SWELL」での構築 48サイト
- 自社メディアを月間30万PV規模で運営
- WordPressの技術記事を331本公開
- ブロガー向けオンラインサロン「マクサン」技術顧問
この記事で「必須」とした機能——手続き別ページ、費用の内訳、期間の目安、調査士登録番号——は、いずれもWordPressで実装できます。
とくに、公開後にご自身で更新できる状態にしておくことを重視しています。
更新のたびに制作会社へ依頼が必要なサイトは、結局のところ更新が止まるためです。
次のようなご相談をいただいています。
- この記事のディレクトリ構成をそのまま持ち込んでの見積もり相談
- いま検討している他社の見積もりが妥当かどうかのセカンドオピニオン
- 既存サイトを見たうえでの改善点の指摘
相談は無料です。
他社からも相見積もりを取ったうえでご判断ください。
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