専門学校のホームページの作り方|学科の進路・学費・資料請求の導線

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専門学校のホームページを、これから作るか作り直す方に向けた記事です。

学科・コースごとの進路と資格の見せ方、オープンキャンパスと資料請求の導線、学費の表示の決まりをまとめます。

結論は、学科ページを「卒業後に何になれるか」から組み立て、資料請求とオープンキャンパスの2つの出口を全ページに置くことです。

読み終えたときに、制作会社の見積もりの内容が判断できる状態になることを目指しています。

目次

1. このサイトで何が決まれば成功か

高校生と保護者が「この学科を出たら何になれるか」と「いくらかかるか」を理解し、資料請求かオープンキャンパスの申込に進めることを目指します。

専門学校を選ぶ人は、学校名より先に「なりたい職業」や「取りたい資格」で探します。

そのため、学校の紹介より学科ページを主役にし、学科ごとに進路と資格を書いてください。

保護者は学費と就職先を見るので、同じ学科ページの中に両方を置きます。

高校の進路指導の先生が学科と資格を確かめる場面もあるので、一覧性のある表も用意します。

公開後は、資料請求とオープンキャンパスの申込を学科別に数え、どの学科の説明が足りないかを見ます。

ページ名を決めるときの例

「地域名+専門学校+分野」「〇〇の資格が取れる学校」「社会人から〇〇になる」などは、ページの内容を考える際の例です。

受験資格が得られる国家資格、連携している企業や病院、実習の時間数など、実際に提供している内容を具体的に書きます。

検索の需要や順位は別に確かめ、条件を載せるだけで出願が増えるとは断定しません。

2. ディレクトリ構成(ページの一覧)

ページ構成とURLの案です。

学科の数、入試の種類、留学生や社会人の受け入れに合わせて選びます。

すべてのページを一律に足す必要はありません。

学科が多い学校ほど更新が追いつかなくなるので、発注前に決めておく5つのことで更新する人を先に決めてください。

ページ載せる内容更新の担当
トップ(/)学科の一覧、直近のオープンキャンパス日程、資料請求広報
学科一覧(/course/)全学科の目指す職業、取れる資格、修業年限、学費を1つの表に広報・教務
学科個別(/course/〇〇/)目指す職業、資格、学ぶ内容、学費、就職先、在校生の声、同学科のオープンキャンパス各学科の担当教員
就職・進路実績(/career/)年度、卒業生数、就職者数、就職先の一覧と数え方の説明就職担当
資格取得(/license/)資格ごとの「受験資格」か「卒業で取得」かの区別、合格者数と受験者数教務
オープンキャンパス(/opencampus/)日程、学科別の体験内容、持ち物、申込フォーム広報
資料請求(/request/)届く資料の内容、到着までの日数、入力フォーム広報
入試・募集要項(/admission/)入試の種類、日程、出願の方法、社会人・留学生の区分入試担当
学費・奨学金(/tuition/)学科別の初年度納入金と2年目以降、別途費用、修学支援新制度の対象かどうか事務
施設・設備(/campus/)実習室、機材、写真と利用できる時間広報
学校情報の公開(/disclosure/)自己評価、学校関係者評価、職業実践専門課程の認定情報教務
アクセス(/access/)住所、最寄り駅からの道順、オープンキャンパス当日の集合場所広報
お問い合わせ(/contact/)相談の窓口、電話の受付時間、個人情報の取扱い広報

学科個別ページが主役

検索で来る人も、資料請求に進む人も、学科個別ページを見ています。

トップページに力を入れるより、学科ページの順番と内容をそろえるほうが効きます。

学科が10を超える学校は、分野ごとのまとめページを間に置いてください。

3. 必要な機能

基本の案内と、運用に応じて選ぶ機能を分けます。

出願の受付や学費の自動計算は、外部サービスや紙の要項で足りることが多く、最初から作り込む必要はありません。

機能要否理由・補足
資料請求フォーム基本の案内氏名、住所、学年、興味のある学科だけ。入力が多いほど途中で離れる
オープンキャンパス申込基本の案内日程ごとに申込。学科を選ばせ、自動返信に集合場所と持ち物を入れる
学科一覧の表基本の案内職業、資格、年限、学費を1つの表に。保護者と進路指導の先生が使う
学費の表基本の案内学科ごとに初年度と2年目以降、別途費用を分けた表。自動計算は要らない
LINEなどでの相談運用で選択返事をする担当がいるときだけ。返事が遅いと逆効果になる
在校生ブログ・SNS埋め込み運用で選択更新が止まると古く見える。学期ごとに続けられるかで決める
動画の埋め込み運用で選択実習の様子は動画が伝わる。学科ごとに1本あれば足りる
オンライン出願運用で選択外部の出願サービスを使うことが多い。公式サイトからの入口と手数料を確かめる
多言語ページ運用で選択留学生を受け入れる学校だけ。機械翻訳のまま公開しない

学科・コースごとの進路と資格の見せ方

学科ページは、学校が伝えたい順ではなく、読む人が知りたい順に並べます。

学科ページの順番

  • 卒業後に目指す職業と、実際の就職先
  • 取れる資格と、受験資格が得られる資格
  • 学ぶ内容と実習の時間、連携する企業や施設
  • 学費と別途費用、修学支援新制度の対象かどうか
  • 在校生・卒業生の声
  • この学科のオープンキャンパスと資料請求

「学びの特徴」から始まるページは、何になれるかが分からないまま読み終わります。

職業を先に書き、そのために必要な資格と授業を後から説明する順にします。

資格は「受験資格」と「取得」を分ける

卒業すると受験資格が得られる国家資格と、卒業と同時に取得できる資格は別のものです。

同じ欄に並べると、卒業すれば資格がもらえると受け取られます。

合格率を書くときは、年度、受験者数、合格者数を一緒に書きます。

受験者を絞った上での合格率なら、その数え方も添えてください。

進路の実績は数え方を書く

就職率は「就職希望者に対する割合」か「卒業生全体に対する割合」かで数字が変わります。

どちらで数えたか、どの年度か、分母の人数を添えて書きます。

就職先の一覧は、社名を出す許可を取ったものだけを載せ、年度を明記します。

複数のコースを比べる表の作り方は学習塾のホームページの作り方のコース比較が参考になります。

オープンキャンパス・資料請求の導線

専門学校のサイトの出口は、資料請求とオープンキャンパスの申込の2つです。

どのページから来ても、この2つにたどり着けるようにします。

2つの出口を全ページに置く

学科ページの末尾には、その学科のオープンキャンパス日程と資料請求を置きます。

全学科共通の申込ページへ送ると、学科を選び直す手間で離れる人が出ます。

画面の下に固定するボタンは、スマホで本文を隠さない大きさにしてください。

フォームの項目は最小限にする

資料請求で聞くのは、氏名、送り先の住所、学年、興味のある学科までにします。

電話番号や志望の理由は、オープンキャンパスの当日や個別相談で聞けます。

申し込む人の多くは未成年なので、個人情報の利用目的を分かりやすい言葉で書きます。

利用目的の書き方は個人情報保護委員会の個人情報保護法の案内で確認してください。

申込のあとに何が起きるかを書く

資料が届くまでの日数、自動返信の有無、当日の集合場所と持ち物を、送信前に読める位置に書きます。

申込の確認メールが届かない相談は、公開直後に多く起きます。

公開前には問い合わせフォームのテスト送信の手順で、実際に送って確かめてください。

学費の表示

学費は保護者が最初に探す情報で、「お問い合わせください」では比較の候補から外れます。

初年度と2年目以降、別途費用を分ける

学科ごとに、入学金、授業料、実習費、施設費を分けた表にします。

初年度の納入金と2年目以降の金額を分け、卒業までの総額も書きます。

教材費、検定料、実習の交通費など、納入金に含まれない費用は同じ表の中に「別途」として入れてください。

表の数字は募集要項と同じ年度のものにし、年度を見出しに書きます。

修学支援新制度の対象かどうかを書く

国の高等教育の修学支援新制度は、専門学校も対象で、授業料等の減免と給付型奨学金で支える制度です。

対象になる学校は文部科学省の確認大学等の一覧で公表されています。

対象校なら学費ページにその旨を書き、対象でない学校は書かずに他の奨学金や分納の条件を案内します。

減免の額や対象になる世帯の条件は制度側で変わるので、金額は書かず制度のページへ案内してください。

4. 見た目・レイアウトの方向性

ロゴ / 資料請求・オープンキャンパス 実習の様子の写真 学科から探す オープンキャンパス日程 就職・資格・学費
専門学校のトップページの構成例。実習の写真から学科を選び、進路と学費を確かめて資料請求か申込に進める構成です。

最初の画面には、実習室で学ぶ在校生の写真を置き、資料請求とオープンキャンパスのボタンを近くに並べます。

学科のタイルは、学科名だけでなく目指す職業を添えます。

在校生の写真は本人の同意を文書で取り、卒業後の掲載期限も決めておきます。

読むのは高校生のスマホと、保護者のパソコンの両方なので、本文は大きめの文字で表が横に崩れない形にします。

色は学校の色を1つ決め、学科ごとの色分けは分野の数が多いときだけにします。

公開されている事例は学校・大学のWebデザイン事例で確かめられます。

ページ、原稿、写真、申込フォームの数と公開後の更新範囲をそろえると、見積もりを比較しやすくなります。

判断に迷ったら、この記事を書いたMOTOKI合同会社でも見積もりの内容についてのご相談を受け付けています。

5. よくある失敗

公開前は、高校生と保護者のそれぞれが、知りたいことにたどり着けるかを次の観点で点検します。

  • 学科ページが「学びの特徴」ばかりで、卒業後に何になれるかが書いていない
  • 受験資格が得られる資格と、卒業で取得できる資格が同じ欄に並んでいる
  • オープンキャンパスの日程が終わった回のまま残っている
  • 学費が「お問い合わせください」で、別途費用も分からない
  • 就職率の数え方と年度が書いていない
  • 資料請求フォームの項目が多く、スマホで最後まで進めない

6. 費用を見積もる前に決めること

基本の制作範囲学科数とページ数、原稿と写真を誰が用意するか、フォームの数、更新できる範囲
撮影と同意実習室と行事の撮影時期(学期で変わる)、在校生の同意と掲載期限
追加機能と運用オープンキャンパス日程と学費の年度更新、出願サービスの連携、保守と更新代行の継続費用

制作費は、学科数とページ数だけでなく、原稿と写真を誰が用意するかで変わります。

全国470社の制作会社の調査では、料金を公式サイトに載せる会社は26%、最低プランの中央値は30万円でした。

原稿作成をサービスに掲げる会社は9%で、文章は発注側が用意する前提の会社が多数です。

学科の進路や資格の原稿は学校でしか書けないので、原稿・写真素材の準備を学科ごとに進めます。

公開時期は、オープンキャンパスが集中する時期の前に置き、そこから逆算して原稿の締め切りを決めます。

学費と日程の年度更新を誰がやるかを決めてから、更新代行の要否を見積もりに入れます。

複数の会社へ相談する場合も同じ範囲を伝え、税込総額、追加作業、公開後の引き継ぎの条件を確認してください。

専門学校のサイトを頼める制作会社を探す

都道府県別の制作会社一覧は、相談先と対応範囲を調べる参考にできます。

現在の実績・料金と、この業種のページ構成や撮影に対応するかは、各社の公式情報と見積もりで確認してください。

都道府県別のホームページ制作会社一覧を見る

この記事を書いた会社

専門学校のホームページについて、制作と改善のご相談を承っています。

この記事を掲載している「SHIKUMI」は、WordPressに特化したホームページ制作会社・MOTOKI合同会社(埼玉県所沢市)が運営しています。

  • 約60件ホームページ制作実績
  • 約53サイトSWELL構築実績
  • 単一の自社メディアで月間30万PVを達成した過去の実績(現在の月間PVではありません)
  • 技術メディアWAZAでWordPressの実装・運用方法を公開

制作・構築の件数は非公開案件を含む概数です。

上記は当社公式サイトと会社紹介の2026年11月6日時点の記載に基づきます。

学科、オープンキャンパス日程、学費、就職実績はWordPressで更新できる形を検討します。

資料請求とオープンキャンパスの申込は、自動返信と申込一覧の管理方法まで含めて相談します。

公開後に、日程、学費、資格と就職の実績を年度ごとに確認し更新する担当が要ります。

自社更新と代行の範囲、申込情報を管理する場所と担当、個人情報の取扱い、保守の費用を相談してください。

ご相談いただける内容の例です。

  • この記事のディレクトリ構成をそのまま持ち込んでの見積もり相談
  • いま検討している他社の見積もりが妥当かどうかのセカンドオピニオン
  • 既存サイトを見たうえでの改善点の指摘

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当社では相談・見積もりを無料で受け付けています。

当社の新規サイト制作では、企業サイト・オウンドメディア制作を55万円(税込)からで案内しています。

これは業界共通の相場や撮影・外部サービスの連携をすべて含む固定価格ではありません。

ページ数、原稿・写真、機能と運用の範囲に応じて個別に見積もります。

他社の提案も同じ範囲と費用条件で比較してください。

実際に公開されている学校・大学のサイトを見て決めたい場合は、制作者が分かっているものだけを集めた学校・大学のWebデザイン事例をご覧ください。

制作会社とスタッフの名前まで載せています。

この業種のホームページ制作を相談したい方へ

MOTOKI合同会社(埼玉・所沢)は、WordPressの企業サイト制作を主な事業としています。公開中の制作実績は46件で、業種ごとの必要なページと問い合わせの導線から設計します。この記事の構成をそのまま相談の材料にしていただけます。

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