リフォーム会社のホームページを、これから作る方や作り直す方に向けた記事です。
施工事例の見せ方、費用の目安の出し方、相談から見積もりまでの流れを整理します。
そのうえで、制作会社へ相談する前に決めておきたいページと機能をまとめます。
建設業許可やリフォーム瑕疵保険の表示など、工事を頼む人が確かめる項目も載せています。
読み終えたときに、見積もりの内容を自分で判断できる状態になることを目指しています。
- 1. このサイトで何が決まれば成功か
- 2. ディレクトリ構成(ページの一覧)
- 3. 必要な機能
- 施工事例の見せ方と費用の目安の出し方
- 4. 見た目・レイアウトの方向性
- 5. よくある失敗
- 6. 費用を見積もる前に決めること
1. このサイトで何が決まれば成功か
相談したい人が施工事例と費用の目安を見て、現地調査と見積もりの依頼に進めることを目指します。
リフォームは工事の内容で費用が大きく変わるため、見る人は「自分の家ならいくらか」を知りたがります。
サイトの役割は、事例と目安で見当をつけてもらい、現地調査の申込へつなぐことです。
費用の目安を出さないサイトは、問い合わせの前に候補から外されやすくなります。
サイトには工事の種類・事例・費用の目安・流れ・保証・会社の情報を載せ、各ページから相談の入口へ案内します。
問い合わせの増加を保証せず、公開後は問い合わせの件数と内容を分けて確かめます。
ページ名を決めるときの例
「地域名+リフォーム」「水回りのリフォーム」「中古住宅のリノベーション」「外壁と屋根の工事」などは、ページの内容を考える際の例です。
対応する地域や得意な工事、補助金の申請を手伝えるかなど、実際に提供している内容を具体的に書きます。
検索需要や順位は別途確認し、ページを増やすだけで問い合わせが増えるとは断定しません。
2. ディレクトリ構成(ページの一覧)
ページ構成とURLの案です。
扱う工事の種類と事例の数、対応する地域に合わせて選びます。
すべてのページを一律に追加する必要はありません。
既存ページのURLをこの表だけを理由に変えず、原稿の準備と確認担当、制作の見積もり範囲を照らし合わせてください。
| URL | ページ | 何を置くか・なぜ必要か |
|---|---|---|
| / | トップ | 事例の写真・対応する地域・工事の種類と相談の入口 |
| /works/ | 施工事例(一覧) | 工事の種類・費用帯・築年数で絞れる一覧 |
| /works/kitchen-01/ | 施工事例(個別) | 前後の写真・工事の範囲・費用・工期・担当者 |
| /service/ | 工事の種類 | キッチン・浴室・外装・全面改修など、対応できる範囲 |
| /price/ | 費用の目安 | 工事の種類ごとの幅と、含むもの・変わる要因 |
| /flow/ | 相談から完成までの流れ | 現地調査・見積もり・契約・着工・引き渡しと日数 |
| /warranty/ | 保証とアフター | 自社保証の期間、瑕疵保険の対応、定期点検 |
| /area/ | 対応する地域 | 市区町村の一覧と、出張費が変わる条件 |
| /voice/ | お客様の声 | 工事の種類と地域を添えた感想。架空の声は載せない |
| /company/ | 会社概要 | 所在地・代表者・建設業許可・保険・登録団体 |
| /faq/ | よくある質問 | 工事中の生活・追加費用・支払い時期・近隣への挨拶 |
| /contact/ | 相談・見積もり依頼 | 現地調査の希望日時・住所・工事の種類を受ける |
| /news/ | お知らせ | 休業日・補助金の受付・イベント、更新日と連絡先 |
事例の掲載は契約時に許可を取る
施工事例の写真と費用を載せるには、工事を頼んだ人の許可が要ります。
工事の契約時に、掲載の範囲(写真・費用・地域・感想)を書面で確かめておくと、公開時に困りません。
表札・郵便物・窓からの景色など、家が特定できるものは写さないか加工します。
3. 必要な機能
必要な案内と、運用に応じて選ぶ機能を分けます。
見積もりの自動計算やショールームの予約は、対応できる担当者と更新の頻度を確かめて選びます。
| 機能 | 要否 | 理由・補足 |
|---|---|---|
| 相談・見積もり依頼フォーム | 基本の案内 | 現地調査の希望日時・住所・工事の種類を受ける。公開前の送信テストで届くことを確認 |
| 電話番号の表示 | 基本の案内 | 受付時間と、工事中で出られないときの折り返しの案内 |
| 施工事例の絞り込み | 基本の案内 | 工事の種類・費用帯・築年数で絞れると、似た家の事例を探せる |
| 費用の目安 | 基本の案内 | 工事の種類ごとの幅と、含む範囲・変わる要因 |
| 保証と保険の説明 | 基本の案内 | 自社保証の期間、瑕疵保険に対応するか、加入は工事ごとか |
| 事例の更新機能 | 基本の案内 | 写真と原稿を誰が用意するか。更新が止まると古い事例だけが残る |
| 補助金の案内 | 運用で選択 | 年度ごとに条件が変わるため、更新担当と確認の時点を決める |
| 見積もりの自動計算 | 運用で選択 | 概算と実際の差を説明できない場合は入れない |
| ショールームの予約 | 運用で選択 | 予約を受ける担当と、空き状況の更新方法を決める |
| チャット | 運用で選択 | 返信する担当と時間帯を決められない場合は入れない |
施工事例の見せ方と費用の目安の出し方
工事を頼む人が最初に見るのは、施工事例と費用です。
この2つが比べられる形になっていないと、問い合わせの前に離れてしまいます。
住宅会社の事例の載せ方は、工務店のホームページのガイドとも共通する部分があります。
施工事例は同じ項目で並べる
事例ごとに書く項目が違うと、見る人は事例どうしを比べられません。
次の項目を、どの事例でも同じ順番で載せます。
- 工事の種類と築年数
- 工事の範囲と使った設備
- 費用(税込)と、費用に含まれないもの
- 工期と担当者
前後の写真は同じ位置と画角で撮り、どこが変わったかを一目でわかるようにします。
費用は「この事例の費用」と明記し、同じ工事がいつも同じ額になるとは書きません。
仮住まいや追加で見つかった補修など、費用に含まれないものがあれば書き添えます。
途中で見つかった問題とその対応を書くと、工事の進め方が伝わります。
費用の目安は「幅」と「含むもの」で書く
費用の目安は、工事の種類ごとに下限と上限の幅で示します。
含むもの(解体・処分・設備本体・工事費・諸経費)と含まないもの(仮住まい・追加工事)を分けて書きます。
築年数や構造、設備のグレード、下地の状態など費用が変わる要因も並べます。
「○○万円〜」の下限だけを大きく見せ、実際にはほとんど選ばれない場合は、景品表示法の有利誤認表示にあたるおそれがあります。
工事を頼む人は、住まいるダイヤルの無料の見積チェックサービスに見積書を送って確かめることがあります。
見積書の内訳は、第三者が読んでもわかる形にしておきます。
相談から見積もりまでの流れを先に見せる
現地調査が無料か、見積もりは何日で出るか、契約前に断れるかを流れのページに書きます。
見積もりの有効期限と、追加費用が出る場合の連絡方法も決めておきます。
連絡が取れる時間帯と、工事中で出られないときの折り返しの目安も添えます。
流れが書いていないと、見る人は「頼んだら断れない」と感じて問い合わせを止めます。
4. 見た目・レイアウトの方向性
最初の画面には完成後の写真を置き、工事の種類と対応する地域、相談の入口を近くに用意します。
写真は完成直後のものに限らず、住み始めてからの様子も載せると暮らしが伝わります。
写真の色を加工で変えたり、素材写真を自社の事例のように見せたりしないようにします。
図面やイラストは、素材ではなく自社の工事のものを使います。
年配の施主が多い会社では、文字を大きめにし、電話番号を各ページの同じ位置に置きます。
写真の使い方の実例は、建設・工務店・リフォームのウェブサイトデザインで制作者がわかるものだけを集めています。
ページ・原稿・写真・機能と公開後の更新範囲をそろえると、見積もりを比較しやすくなります。
判断に迷ったら、この記事を書いたMOTOKI合同会社でも見積もりの内容についてのご相談を受け付けています。
5. よくある失敗
公開前は、頼みたい人が事例と費用と会社の情報を確かめられるかを次の観点で点検します。
- 施工事例に費用と工期が書いていない
- 費用の目安が「要相談」だけで、幅も含むものもわからない
- 対応する地域がわからない
- 保証の期間と内容がわからない
- フォームを送った後に何が起きるか(連絡の時期・方法)がわからない
- 会社概要に建設業許可や保険の記載がなく、確かめようがない
法令上の注意
建設業許可の表示
国土交通省の建設業の許可の説明では、建築一式工事で1,500万円以上の工事を請け負うには建設業許可が要るとされています。
それ以外の工事では500万円以上(いずれも税込)が基準です。
この金額に満たない工事だけを請け負う場合は許可が不要ですが、許可の有無は頼む人が確かめる項目です。
許可を載せるときは、行政庁・一般か特定か・業種・許可番号を許可証の記載どおりに書きます。
許可の有効期間は5年なので、更新のたびにサイトの記載も直す担当を決めます。
許可がない場合に「許可業者」と書かず、対応できる工事の範囲をそのまま書きます。
リフォーム瑕疵保険と団体登録の表示
リフォーム瑕疵保険は、国土交通大臣が指定した保険法人に事業者が登録して使う保険です。
工事中や完了後に第三者の建築士が検査し、事業者が倒産した場合は発注者に保険金が支払われます。
加入は工事ごとに申し込むため、「対応できる」と「すべての工事で加入する」を分けて書きます。
登録の有無は住宅瑕疵担保責任保険協会の検索サイトで頼む人も調べられるため、記載と登録を一致させます。
住宅リフォーム事業者団体登録制度のロゴは、登録団体の構成員で要件を満たす事業者だけが使えます。
団体に加入していない場合はロゴを使わず、加入している場合は団体名と会員の種別を書きます。
価格の表示と訪問販売
「通常価格○円を今だけ△円」のような二重価格表示は、比較する価格に根拠が要ります。
消費者庁の「不当な価格表示についての景品表示法上の考え方」に照らして確かめます。
営業所以外の場所で契約した場合は特定商取引法の訪問販売にあたり、書面を受け取った日から8日間はクーリング・オフができます。
サイトに「訪問での見積もり」を載せるときは、契約する場所と書面を渡す流れを決めておきます。
増築や構造に関わる工事は建築確認が要る場合があるため、所在地の役所へ確認し、サイトでも一律に「申請不要」と書かないようにします。
上記は2026年11月6日に確認した一次資料に基づく制作時の確認事項です。
個別の許可区分や保険の条件は、会社の担当者と所管窓口等へ確認してください。
6. 費用を見積もる前に決めること
| 基本の制作範囲 | ページ数・原稿・事例の写真・費用の目安の確認担当、更新機能 |
|---|---|
| 撮影と事例の整理 | 撮影する現場と時期・施主の許諾、過去の事例を何件まで載せるか |
| 追加機能と運用 | 見積もりの自動計算・ショールーム予約、保守・更新代行の継続費用 |
制作費はページ数だけでなく、原稿と写真を誰が準備するか、事例を何件整理するかで変わります。
全国470社の制作会社を調べた結果では、料金を公式サイトに載せる会社は26%で、最低プランの中央値は30万円でした。
原稿作成を掲げる会社は9%なので、事例の原稿を自社で書くか、制作会社に頼むかを先に決めます。
原稿と写真の準備は、ホームページの原稿の準備にまとめています。
過去の事例は、許諾が取れているものと費用がわかるものに絞って整理します。
初期制作費と、サーバー・保守・更新代行の継続費用を分けて比べ、保守契約の確認項目も見ておきます。
複数の会社へ相談する場合も同じ範囲を伝え、税込総額・追加作業・公開後の引き継ぎと解約・移行時の条件を確認してください。
リフォーム会社のサイトを頼める制作会社を探す
都道府県別の制作会社一覧は、相談先と対応範囲を調べる参考にできます。
現在の実績・料金と、施工事例の撮影や事例ページの更新に対応するかは、各社の公式情報と見積もりで確認してください。
この記事を書いた会社
リフォーム会社のホームページについて、制作と改善のご相談を承っています。
この記事を掲載している「SHIKUMI」は、WordPressに特化したホームページ制作会社・MOTOKI合同会社(埼玉県所沢市)が運営しています。
- 約60件ホームページ制作実績
- 約53サイトSWELL構築実績
- 単一の自社メディアで月間30万PVを達成した過去の実績(現在の月間PVではありません)
- 技術メディアWAZAでWordPressの実装・運用方法を公開
制作・構築の件数は非公開案件を含む概数です。
上記は当社公式サイトと会社紹介の2026年11月6日時点の記載に基づきます。
施工事例・費用の目安・お知らせはWordPressで更新できる形を検討します。
事例の絞り込みや見積もりの自動計算は、対応範囲と費用を別に相談します。
公開後に事例・費用の目安・補助金の案内・許可と保険の記載を確かめて更新する担当を決めます。
自社更新と代行の範囲、問い合わせを管理する場所と担当、個人情報の取扱いと保守の費用を相談してください。
ご相談いただける内容の例です。
- この記事のディレクトリ構成をそのまま持ち込んでの見積もり相談
- いま検討している他社の見積もりが妥当かどうかのセカンドオピニオン
- 既存サイトを見たうえでの改善点の指摘
当社では相談・見積もりを無料で受け付けています。
当社の新規サイト制作では、企業サイト・オウンドメディア制作を55万円(税込)からで案内しています。
これは業界共通の相場や予約・撮影をすべて含む固定価格ではありません。
ページ数、原稿・写真、機能と運用の範囲に応じて個別に見積もります。
他社の提案も同じ範囲と費用条件で比較してください。
リフォーム会社を含む建設業に慣れた制作会社は、建設業・工務店に強いホームページ制作会社にまとめています。
実際に公開されている建設・工務店・リフォームのサイトを見て決めたい場合は、制作者がわかっているものだけを集めた建設・工務店・リフォームのウェブサイトデザインをご覧ください。
制作会社とスタッフの名前まで載せています。
この業種のホームページ制作を相談したい方へ
MOTOKI合同会社(埼玉・所沢)は、WordPressの企業サイト制作を主な事業としています。公開中の制作実績は46件で、業種ごとの必要なページと問い合わせの導線から設計します。この記事の構成をそのまま相談の材料にしていただけます。
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工事の範囲や許可の違いを分けて参考にしてください。

