自分でホームページを作る方法|4つの選択肢と向き不向き

自分で作る|自分でホームページを作る方法|4つの選択肢と向き不向き

最終調査:2026年10月8日

ホームページを自分で作りたい。

でも、何から手をつければいいのか分からない。

調べ始めると「WordPressがおすすめ」「ノーコードで簡単」「無料で作れる」と情報が入り乱れます。

それぞれ言っていることが違うので、余計に迷います。

この記事では、作り方の選択肢を4つに整理し、どれが自分に合うかを判断できるようにします。

そのうえで、実際に作る場合にやることの全体像と、つまずきやすい箇所をお伝えします。

この記事で分かること

  • 4つの作り方の違いと、向き不向き
  • 初回と更新にかかる費用の確認方法
  • 公開までにやることの全体像
  • 自分で作らないほうがいいケース
目次

4つの選択肢

方式費用の確認拡張管理用途の例
WordPressサーバー・保守等テーマ・機能を選ぶ保守担当が必要記事・固定ページ
サイト作成ツール
(Wix・Studio・ペライチ等)
プラン・追加機能仕様の範囲内役割分担を確認店舗・事業案内等
無料ブログ
(note・はてな等)
無料範囲・有料機能仕様の範囲内記事・アカウント記事の発信
HTMLを自分で書く公開先・開発保守実装する範囲コードの保守学習・独自の実装

必要な機能、更新する人、保守に使える時間と予算を先に決めると、作り方を比較しやすくなります。

上の表は編集部による整理で、以下の公式資料を踏まえた確認項目と用途の例です。

どの方法でも、利用する製品・プラン・担当者の技能によってできることは変わります。

WordPress

この記事のWordPressは、自分で用意したサーバーに設置するオープンソース版を指します。

WordPress公式の機能案内には、記事や固定ページの管理、テーマ・プラグインによる拡張などが示されています。

利用するサーバーが公式の動作要件と、選ぶテーマ・プラグインの条件を満たすか確認します。

良い点大変な点
記事の追加・管理がしやすいサーバーと公開用URLを用意する
テーマ・プラグインで拡張できる更新・復元を行う担当者を決める
公式資料やサポートを参照できる環境に合った設定確認が必要
データ取得・移転の方法を選べる移転条件と障害時の相談先を確認する

記事を継続して増やす場合には、WordPressも選択肢になります。

記事を書く人と、更新・バックアップ・復旧を担う人を決めてから選んでください。

保守を外部へ依頼する場合は、対応範囲と費用も含めて比較します。

サイト作成ツール

画面上でパーツを配置して作るサービスなどがあります。

公開用のサーバーがサービスに含まれるか、使いたい機能がどのプランにあるかを確認します。

デザインの自由度が高いもの、とにかく簡単なもの、ネットショップ向きのものなど、サービスによって性格が違います。

契約前に、無料・有料プランの範囲と、データを持ち出せる範囲を確認してください。

例えばWixの公式案内では、Wixで作ったサイトはWixのサーバー上で動作し、他社サーバーでそのまま運用できないとされています。

サイト全体の移設と、記事・画像・商品など個々のデータの書き出しは別の確認事項です。

店舗案内や記事サイトなど、用途に必要な機能がそろうかを確認します。

ページ数や運用年数だけで向き不向きを決めず、更新方法、容量、データ取得、問い合わせ窓口を比較してください。

無料ブログ

無料で利用できる範囲が用途に合えば、記事の発信を始める選択肢になります。

独自ドメイン、広告表示、デザイン、容量などの条件はサービスごとに確認します。

ただし事業で使うには制約があります。

  • サービス側の広告が表示されることがある
  • デザインを変更できる範囲が決まっている
  • データの書き出し・保存方法を確認する必要がある
  • 独自ドメインの対応や必要なプランがサービスによって異なる

サービスの終了や移行に備え、原稿・画像と書き出したデータを保存してください。

例えばはてなブログの公式エクスポート案内では、記事本文とコメントをMT形式で書き出せますが、写真やイラストは別途バックアップが必要です。

無料サービスだから移行できない、独自ドメインならデータが自動的に守られる、とは判断できません。

HTMLを自分で書く

HTMLやCSSなどを学びながら作る方法です。

ページを直接編集する場合は、共通部分の変更、表示確認、公開作業をどう管理するかを考えます。

テンプレートや生成ツールを使う方法もあるため、ページ数だけで管理の限界は決まりません。

記事更新を他の担当者に任せたい場合は、その人が操作できる仕組みも必要です。

どれを選ぶか

次の確認項目を、候補の公式仕様や試用画面に当てはめてください。

確認すること必要な場合まだ決まらない場合
記事やページを継続して増やすか編集・分類・公開の流れを試す必要なページと更新担当を整理する
将来データを移す必要があるか書き出し対象と移行先の条件を確認原稿・画像の保存方法を決める
更新・復旧を担当できるか必要な作業と相談先を確認保守サービスや外注の範囲を比較

保守を誰が行うかは、公開前に決めておく項目です。

WordPressでは、自分・自社で対応する範囲と、サーバー会社や保守担当へ任せる範囲を分けます。

サイト作成サービスでも、原稿、アカウント、契約更新、問い合わせ対応などの担当は必要です。

まだ運用のイメージがない場合は、無料プランや試用環境で代表的なページを作ってみる方法もあります。

試用中に書いた内容を持ち出せるかも確認し、本公開の方法を決めてください。

初回と更新にかかる費用を確認する

WordPressで作る場合は、次の項目を分けて見積もります。

初回の支払いと更新時の支払い、必要な期間の総額を同じ条件で比べてください。

項目費用の確認点必要性
ドメイン取得・更新・特典終了後の料金独自ドメインを使う場合
レンタルサーバー初回・更新料金と契約期間設置先として必要
SSL証明書無料提供の対象・条件と追加費用HTTPSの構成に合わせる
WordPress本体ソフトウェアのライセンス料は0円WordPressを使う場合
有料テーマ購入費・更新費・サポート条件必要なものを選ぶ
有料プラグイン利用料・更新費・サイト数制限必要な機能に応じる

WordPress本体にはライセンス料がかかりませんが、サイト運営全体が無料になるわけではありません。

保守・復旧・原稿や画像の制作・メールなど、上の表以外に必要な費用も加えます。

無料SSLを利用できる場合も、対象ドメイン、設定、更新の条件を確認してください。

契約期間を選ぶときは、月額換算だけでなく、先払い額・更新料金・解約と返金の条件を確認します。

一律に12か月や3年を選ぶのではなく、運用予定と試せる範囲に合わせて判断してください。

公開までにやることの全体像

STEPやること確認すること
1サイトの目的と、載せる内容を決める対象読者・目的・必要なページ
2ドメインを取得する登録・契約の完了と管理担当
3レンタルサーバーを契約する登録・契約の完了と管理担当
4WordPressをインストールする公式手順と動作確認
5SSLを有効にする公式手順と動作確認
6テーマを決めて設定する必要な表示・機能と利用条件
7初期設定(パーマリンク等)を済ませる設定内容と確認担当
8必要なページを作る原稿・画像・連絡先の確認
9表示・フォームを確認して公開する設定内容と確認担当

上の表は、WordPressを自分で設置する場合の流れです。

作業時間は、確認手続き、利用するサービス、担当者の経験、必要な機能によって変わります。

一括設定機能を使う場合も、何が自動で設定され、何を自分で確認するかを公式案内で確認してください。

設定作業に加え、載せる内容、見せ方、原稿・画像の準備と確認に時間を確保します。

公開期限から逆算して担当と確認日を決め、公開後の更新・問い合わせ対応も準備してください。

各ステップの詳しい手順は、以下の記事で解説しています。

つまずきやすい5つのポイント

1|デザインで止まる

色や余白の調整に時間をかける前に、誰に何を伝えるページかを決めます。

まず必要な内容を作り、読みやすさと操作の確認を行う順番にすると、修正の優先順位を決めやすくなります。

初期設定のままでも、スマートフォンの表示、メニュー、リンク、フォーム、仮の文章が残っていないかを確認してから公開します。

後からテーマを変える場合も、表示や機能への影響確認が必要です。

2|プラグインを入れすぎる

プラグインは、必要な機能、保守状況、互換性、既存機能との重複で選びます。

「5個以内なら安全」のように、個数だけで速度や安全性は判断できません。

追加・変更後は表示やフォームなどを確認し、不要なものの扱いも管理担当者と整理してください。

3|更新を止めてしまう

WordPress公式のセキュリティ案内は、本体やプラグインを最新に保つことを勧めています。

更新情報、互換性、バックアップと復旧手順を確認し、必要に応じて検証環境で確認してから適用します。

WordPress公式のバックアップ解説では、通常のサイトを完全に復元するにはファイルとデータベースの両方が必要とされています。

保存される対象・期間・復元方法を確認し、バックアップがあるだけで復旧できると決めつけないようにしてください。

不具合時の確認はバージョンアップでサイトが壊れたときの対処にまとめています。

4|ドメインとサーバーを人任せにする

作業を依頼する場合も、契約者・登録者・管理担当者と、更新や引き継ぎの方法を確認します。

担当者に連絡が取れない場合でも契約先を確認できるよう、管理画面の場所や更新期限などを記録してください。

自分・自社が継続して管理できる条件を確認してから、設定作業を依頼します。

詳しくはサーバー・ドメインを自分名義で契約すべき理由をご覧ください。

5|完成してから公開しようとする

公開時に必要なページと、後から追加できるページを分けて計画します。

連絡先やサービス内容が確認でき、表示・操作に問題がない状態を公開の基準にしてください。

公開を早めるだけで検索流入や成果が保証されるわけではありません。

自分で作らないほうがいいケース

次のような場合は、自作と外注、部分的な支援を比較してください。

期限、担当できる作業、公開後の運用まで含めて判断します。

状況理由
公開の期限が決まっている必要な作業と確認を期限までに終えられるか
本業が忙しい制作・確認・運用に時間を確保できるか
予約・決済・会員機能が必要設定・動作確認・問い合わせ対応を担えるか
個人情報を扱う収集する情報、管理方法、対応担当を決められるか
掲載内容に専門的な確認が必要確認する専門家や担当者を用意できるか
作ることが目的化しそう目的と作業範囲を決め、進行を管理できるか

自分で使う時間と外注費を、同じ作業範囲で比較します。

外注しても原稿提供や確認などは必要なので、その時間と公開後の運用費も含めて判断してください。

外注を検討する場合は発注先の比較と制作費用の相場をご覧ください。

よくある質問

Q. パソコンが苦手でも作れますか?

コードを書かずに編集できる方法もありますが、必要な操作はサービスと作りたい機能によって異なります。

試用画面で代表的なページを作り、困ったときの相談先まで確認してから選んでください。

Q. スマホだけで作れますか?

スマートフォンでできる編集・設定の範囲はサービスによって異なります。

自分が使う端末で必要な操作ができるかを公式の対応条件で確認してください。

公開前には、パソコンとスマートフォンの両方で表示・操作を確認します。

Q. どのくらいの期間で公開できますか?

必要なページ、原稿・画像の準備状況、機能、確認担当者によって変わります。

設定・制作・確認・修正の時間を分けて見積もり、公開期限に余裕を持たせてください。

Q. 途中で作り方を変えられますか?

移行元で書き出せる内容と、移行先で取り込める形式によって異なります。

WordPressの標準エクスポートは、投稿・固定ページなどをXML形式で出力しますが、サイト全体の復元用バックアップとは区別します。

はてなブログのように記事を書き出せるサービスもあるため、「WordPressへの移行はすべて手作業」とは限りません。

記事・画像・デザイン・URL・フォームなどを分け、引き継げるものと作り直すものを確認してください。

Q. 無料でホームページは作れますか?

無料プランが必要な機能を満たすか、公式仕様で確認してください。

広告、独自ドメイン、容量、必要な機能、データの取得条件を比較し、有料化が必要になる条件も見ます。

事業用だから一律にいくら払うべき、と決めず、目的と運用体制に合わせて選びます。

まとめ

  • 必要な機能・担当者・保守の範囲から4つの作り方を比較する
  • 費用は初回・更新・保守を含む総額で比較する
  • 設定・原稿制作・表示確認・修正の時間を分けて計画する
  • 内容を先に整理し、必要なページと動作を確認して公開する
  • ドメイン・サーバーの契約者・管理担当・引き継ぎ方法を確認する
  • 期限や担当できる範囲に合わせ、自作・外注・部分的な支援を比較する

独自ドメインを使って進める場合は、独自ドメインの取り方で取得・管理の確認点をご覧ください。

ほかの記事はホームページ制作の発注ガイドまとめからご覧いただけます。

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