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Webデザインは独学とスクールどちらがいいか|制作会社が見た卒業生の実際

Webデザインを学ぶ|Webデザインは独学とスクールどちらがいいか|制作会社が見た卒業生の実際

この記事にはプロモーションを含みます。
掲載しているスクールや講座の一部は広告です。
ただし紹介の順番や評価は、広告の有無で変えていません。

この判断に唯一の正解はありません。
ただ「どちらが向いているか」の切り分けは、かなりはっきりしています。
制作会社として未経験者の応募を見てきた立場から、判断の材料を書きます。

目次

1. 独学で困らないもの、困るもの

まず前提として、Webデザインの学習教材は無料で十分に揃っています。
有料の情報でなければ学べないことは、ほとんどありません。

項目独学で足りるか理由
HTML/CSSの文法足りる無料教材と公式ドキュメントで完結する
デザインツールの操作足りる公式チュートリアルと動画で十分
WordPressの基本足りる情報量が多く、詰まっても検索で解決する
作ったものの評価足りない自分では判断できない。ここが独学の最大の穴
続ける仕組み人による止まる人はここで止まる
転職のときの相談相手足りない職務経歴書やポートフォリオの見せ方は独学では分からない

独学が難しいのは、知識ではなく「自分の作ったものが通用するかどうかを判断できないこと」です。
これは教材では埋まりません。

2. スクールに払う費用で、何を買っているのか

スクールの費用は20万円から60万円ほどが中心です。
この金額で買っているものを整理すると、次のようになります。

  • 添削してもらえる環境(独学で最も足りない部分)
  • 決められた期限と課題(続ける仕組み)
  • 質問できる相手(詰まったときの時間短縮)
  • 転職支援(求人紹介と書類の添削)
  • Adobe Creative Cloud のライセンス(講座によっては含まれる)

逆に言うと、これらが不要な人には高い買い物になります。
すでに独学で作品を作れていて、周囲に相談できる人がいるなら、スクールに通う必要はありません。

3. 制作会社から見た「スクール卒業生」の傾向

ここは採用する側でないと見えない部分なので、率直に書きます。

スクール卒業生のポートフォリオは、課題として与えられたものが多く、似通う傾向があります。
同じスクールの応募が続くと、作品の構成がほぼ同じで見分けがつかないことがあります。

これは本人の問題というより、課題の性質によるものです。
ただ採用の場では不利に働きます。

数十万円のスクールと独学の中間として、オンライン完結型の安価なスクールもあります。
添削と質問の環境だけを買う、という考え方です。
デイトラがこの位置づけにあたります。

差がつくところ

課題の作品に加えて、自分で決めたテーマの作品が1つあると印象が変わります。
実在の店舗を想定する、家族の事業を題材にする、といったもので構いません。

そこに「誰のために、何を解決するために作ったか」の説明が付いていると、話が具体的になります。
デザインの巧拙より、この説明の有無で差がつきます。

4. どちらを選ぶかの判断

次のように考えると整理しやすくなります。

あなたの状況向いている選択
独学で3か月続いた経験がある独学のまま進めてよい
過去に独学で挫折しているスクール。続ける仕組みにお金を払う価値がある
転職の期限が決まっているスクール。遠回りする時間がない
費用を抑えたい・時間はある独学+Adobe CC付き講座で工具だけ揃える
何から始めるかも分からないまず無料教材を2週間。それで判断がつく
育児などで時間が細切れオンライン型のスクール。通学は続かない

最後の行に当てはまる場合、通学型を選ぶと通うこと自体が負担になります。
オンラインで完結する形か、ママ向けに設計されたコースのように事情を織り込んだものを見てください。

5. スクールを選ぶときに確認すること

  1. 受講期間の後に何が残るか教材を見返せるか、期間終了後にサポートが切れるかを確認します。
  2. ポートフォリオを作る時間が含まれているか学習だけで終わり、作品制作は各自というコースがあります。
    これだと就職活動で困ります。
  3. 質問への回答が何時間以内か「いつでも質問可」でも、返答が翌日だと学習は止まります。
  4. 転職支援の中身求人紹介まであるのか、書類の添削だけなのかで価値が変わります。
  5. 受講生の作品を見せてもらえるか見せられないスクールは避けてよいと思います。

無料カウンセリングは、この5つを聞く場として使ってください。
話を聞くだけで契約する義務はありません。
複数校で同じ質問をすると、答えの具体性の差がそのまま運営の質の差として見えます。

6. 費用を抑える選択肢

スクールに数十万円をかけずに、必要なものだけを揃える方法もあります。

Adobe公認スクールの通信講座は、Adobe Creative Cloudのライセンスが講座費用に含まれています。
学習の中心は独学にしつつ、道具だけを安く揃える使い方ができます。
代表的なのは デジハリ・オンラインスクールヒューマンアカデミー(たのまな)アドバンスクールオンライン です。

誤解しないでほしいこと

これは「Adobeを安く買う裏技」ではありません。
講座の受講が前提の正規の仕組みです。

法人名義では購入できません。
価格と条件は変わるので、申し込み前に公式サイトで最新の内容を確認してください。

まとめ

  • 知識は独学で足りる。
    足りないのは「評価してもらう環境」と「続ける仕組み」
  • 過去に挫折した経験があるなら、スクール代はその対策費と考えてよい
  • スクール卒業生は課題作品が似る。
    自分でテーマを決めた作品を1つ足す
  • 無料カウンセリングは、5つの質問をする場として使う
  • 道具だけ安く揃えたいなら、Adobe CC付きの通信講座という選択肢がある

この記事を書いた会社

SHIKUMIを運営するMOTOKI合同会社は、WordPressに特化したホームページ制作会社です(埼玉県所沢市)。

ホームページ制作実績 54件/WordPressテーマ「SWELL」での構築 48サイト/自社メディアを月間30万PV規模で運営。

スクール運営会社ではないので、どこかを売る立場にありません。
発注する側・採用する側から見て何が必要かを書いています。

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