※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。
WordPressブログでアフィリエイトを始める手順は、次の4つです。
- ASP(広告の仲介会社)に登録し、案件に提携を申請する
- 発行された広告タグを変えずに記事に貼る
- PR表記を本文の最初に置く
- クリックを数えて、リンクの位置と商品を見直す
この記事は、WordPressのブログを持っていて、これから広告を貼りたい方に向けて書きました。
ASP4社の登録と受け取りの条件は、2026年10月25日に各社の公式サイトで確かめたものです。
当方はWordPressテーマSWELLを23サイトで運用し、A8.net・もしも・Amazon・楽天・バリューコマースの広告を使っています。
PR表記を自動で出すカスタマイズは別記事にあり、本記事は登録から表示までの全体の流れです。
報酬の金額や見込みは扱いません。
WordPressでアフィリエイトを始める前に用意するもの
用意するものは、WordPressのブログ、広告をまとめて管理できるテーマ、公開ずみの記事の3つです。
独自ドメインのWordPressブログ
A8.netは、登録時にサイトかSNSアカウントの登録が要ると案内しています。
無料ブログやSNSでも登録できますが、本記事はWordPressのブログが前提です。
まだブログが無い方は、サーバーの契約からWordPressの初期設定までを別記事にまとめています。
→ 関連:WordPressの始め方/レンタルサーバーの比較
出典:A8.net メディア会員のご案内(2026年10月25日確認)
広告を一元管理できるテーマ
広告タグを記事ごとに直接貼ると、案件が終わったときに全記事を探して直すことになります。
まとめて管理する方法は2つです。
- テーマの広告管理機能を使う(SWELLなら「広告タグ」。登録した広告をブロックで記事に呼び出せる)
- 自作のブロックで管理する(当方の23サイトはこの方法。同じ商品を複数の記事で使い回す)
SWELLの広告タグの使い方は後の節で説明します。
テーマの機能と価格は公式サイトでご確認ください。
→ 関連:SWELLと相性の良いプラグイン
公開済みの記事
Amazonアソシエイトの公式ヘルプは、審査の前提として、オリジナルコンテンツと最低10件の投稿を挙げています。
サイトが公開されていて、おおむね60日以内に更新されている必要があるという記載もあります。
広告を貼る前に、紹介したい商品やサービスにかかわる記事を10本ほど公開しておくと、登録のあとの流れが止まりません。
出典:Amazonアソシエイト 申請の審査プロセスについて(2026年10月25日確認)
ASPに登録する(A8.net・もしも・Amazon・楽天の条件)
まずはA8.net・もしもアフィリエイト・Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイトの4つから始めます。
A8.netともしもアフィリエイトは、登録と利用に費用がかからないと公式サイトにある2社です。
4社の登録条件と報酬の受け取り条件
| ASP | 登録に要るもの | 審査 | 報酬の受け取り | 支払日 |
|---|---|---|---|---|
| A8.net | サイトかSNSの登録 | 審査ありの案件は広告主の承認後に広告コードを取得 | 銀行振込。1,000円・5,000円・キャリー・オーバーの3方式。手数料は会員負担 | 成果確定の翌々月15日 |
| もしもアフィリエイト | ブログかSNS(Instagram・X・YouTube) | 登録時にすべてのメディアを目視で確認 | 累計1,000円以上で振込。1,000円未満は翌月へ繰り越し。手数料無料 | 公式サイトに書かれていない |
| Amazonアソシエイト | 公開済みのサイト。10件以上の投稿 | 180日以内に3件以上の適格販売が出てから審査 | ギフトカードは月500円以上。銀行振込は5,000円以上 | 公式ヘルプに書かれていない |
| 楽天アフィリエイト | 楽天ID。SNSは公開アカウントのみ | 登録時の審査は書かれていない。銀行振込は要審査 | 楽天キャッシュで1円から。3,001円以上はID連携が必要 | 成果発生の翌々月10日(楽天キャッシュ) |
振込手数料はASPごとに差があります。
- A8.net:ゆうちょ銀行は一律66円。三井住友銀行以外の他行は3万円未満495円・3万円以上660円(会員負担)
- もしもアフィリエイト:無料
- 楽天アフィリエイト(銀行振込):楽天銀行30円・他行250円
- Amazonアソシエイト:公式ヘルプに手数料の記述を見つけられませんでした
楽天の銀行振込は、申請月を含む直近3か月の確定報酬が毎月3,001円以上であることが条件です。
料率は商品のジャンルで変わり、楽天は2%〜4%、Amazonは最大10%と公式サイトに書かれています。
出典:A8.net 報酬の受け取り方法(2026年10月25日確認)/A8.net 報酬の振込と手数料について(2026年10月25日確認)/もしもアフィリエイト(2026年10月25日確認)
出典:Amazonアソシエイト 紹介料の受け取り方法(2026年10月25日確認)/楽天アフィリエイト はじめての方へ(2026年10月25日確認)/楽天アフィリエイト 成果報酬の全額銀行振り込みについて(2026年10月25日確認)
登録から広告タグの取得までの流れ
- 公式サイトで会員登録し、ブログのURLを登録する
- 管理画面で案件(プログラム)を探し、提携を申請する
- 審査ありの案件は、広告主の承認を待つ
- 承認後に広告タグ(HTMLの文字列)を取得する
A8.netは、審査が必要な案件は提携申請が広告主に承認されてから広告コードを取得できる、と案内しています。
承認を待つ間に、PR表記の準備と記事の下書きを進めておいてください。
Amazonアソシエイトは180日以内の3件が条件
Amazonアソシエイトは、申し込みの後にリンク経由の売上が出てから審査が始まる仕組みです。
公式ヘルプの条件は次の3つです。
- 「サインアップから 180 日以内に 3 回以上の適格販売の発生が必要です」
- 「あなた自身による注文は審査対象となりませんのでご注意ください。」
- 申し込みから180日以内に売上の実績がないと否認される(トップページの記載)
そのため、先にA8.netやもしもアフィリエイトで広告を貼り始めるほうが無理がありません。
記事に読者が付いてからAmazonアソシエイトに申し込む、という順番です。
出典:Amazonアソシエイト・プログラム(2026年10月25日確認)/申請の審査プロセスについて(2026年10月25日確認)
広告タグを記事に貼る(SWELLの広告タグ管理)
広告タグは、ASPが発行した文字列を変えずに貼ります。
タグは発行された文字列のまま貼る
アフィリエイトのタグには、リンクの <a> タグと、計測用の1pxの画像(<img>)が入っていることが多いです。
当方では、この画像を含めたタグをそのまま貼っています。
計測用の画像を消すと、ASP側の表示の計測が欠けるおそれがあるためです。
貼る先は、WordPressの「カスタムHTML」ブロックか、テーマの広告管理機能のどちらかにします。
出典:WordPress.org Documentation:Custom HTML(2026年10月25日確認)
SWELLの「広告タグ」機能で一元管理する
SWELL 2.19.0では、「広告タグ」というカスタム投稿に広告を登録し、記事では「広告タグ」ブロックで呼び出します。
広告タイプは、テキスト型・バナー型・アフィリエイト型・Amazon型・ランキング型の5つで、選ぶとレイアウトが変わる作りです。
テキスト型だけはブロックで呼び出せず、ショートコードで文中に呼び出す、というのが設定画面の注記です。
登録画面には次の項目があります。
- 広告タグ(ASPが発行した文字列)
- 計測用imgタグの画像URL(計測用画像のsrcの値。画面には表示されない)
- 順位と評価(星)
- 表示名・価格・説明文
- ボタン1・ボタン2のリンク先とテキスト(既定は「詳しくみる」「購入する」)
- ボタンの計測設定
SWELL設定の機能停止には「広告タグ管理」の項目があります。
ブロックの一覧に広告タグが出ないときは、ここが停止になっていないかを見てください。
SWELLの公式サイトは当方の環境から開けなかったため、この節はテーマ本体(2.19.0)の設定画面の文字列が根拠です。
当方の運用:商品リンクは自作ブロックで一元管理
当方の23サイトでは、商品リンクを自作のブロックで一元管理しています。
同じ商品を複数の記事で使い回し、リンク先や案件が変わったときは1か所を直すだけです。
SWELLの広告タグ管理でも、同じ考え方で運用できます。
記事ごとに直接タグを貼る方法では、案件が終わったときに全記事を探して直す手間が出るでしょう。
PR表記を本文の最初に置く(ステマ規制の要件)
PR表記は、記事本文の最初に「※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます」のような1文を置きます。
規制の対象は広告主、それでも表記は要る
消費者庁のステルスマーケティング規制(景品表示法)は、2023年10月1日に始まった制度です。
規制の対象は、商品やサービスを供給する事業者、つまり広告主です。
- Q&A(Q1):広告主から依頼を受けて表示を行うインフルエンサーやアフィリエイターは規制の対象外
- Q&A(Q20):施行前の投稿も、施行後に表示が続いていれば対象になりうる。広告主から「広告」の記載を頼まれる例が載っている
表記のない記事は広告主の側で問題になるため、ブロガーの側で先に表記を整えておくのが現実的でしょう。
出典:消費者庁 ステルスマーケティング規制の案内ページ(2026年10月25日確認)
どこに・何を・どう書くか
運用基準は、広告だと明瞭に示す方法として「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」の用語を挙げています。
これ以外の文章でも、表示の全体から広告だと分かればよいというのがQ&A(Q11)の答えです。
書く場所は、記事を開いて最初に目に入る位置にしてください。
- Q&A(Q13):サイトの冒頭に書いていても、文字のサイズや色から明瞭でなければ足りない
- Q&A(Q14):SNSの本文ではなくツリー(リプライ)に書く形は、気付かれないおそれがある
| 項目 | 当方の23サイトでの実装 |
|---|---|
| 文言 | ※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます |
| 位置 | 本文の最初の1文(導入文の前) |
| 対象 | 本文にアフィリエイトのURLがある記事だけ自動で表示 |
| 書き方 | 記事ごとに手で書かず、テーマの関数で出す |
本文にアフィリエイトのリンクがある記事だけに自動で出す仕組みは、別記事で手順を公開しています。
→ 関連:本文に特定のURLがある場合に文言を表示するカスタマイズ(PR表記)
出典:消費者庁 ステルスマーケティングに関するQ&A(2026年10月25日確認)
Amazonアソシエイトには決まった文言がある
Amazonアソシエイトの運営規約(第5条)は、サイト上に決まった文言を目立つように明示することを求めています。
文言は「Amazonのアソシエイトとして、[サイト名]は適格販売により収入を得ています」です。
規約では、ほぼ同じ内容であれば文言が同一でなくてもよいとされています。
PR表記の1文とは別に、Amazonを使うサイトではこの文言も入れておきます。
出典:Amazonアソシエイト・プログラム運営規約(2026年10月25日確認)
クリックを数えて記事を直す
広告を貼ったあとは、どのリンクが押されたかを数え、置く場所とひと言を見直します。
GA4のイベントで押された数を見る
当方では、アフィリエイトのリンクのクリックを、GA4のイベント affiliate_click で数えています。
ASPの管理画面の成果とは別に、どの記事のリンクが押されたかが分かる仕組みです。
押されていないリンクは、商品が記事の内容と合っていないか、置いた位置が深すぎるかのどちらかを疑ってください。
楽天アフィリエイトのガイドには「アフィリエイトレポートについて」の項目があり、ASP側のレポートも併せて見ます。
リンクの位置と一言を見直す
商品のリンクは、導入文の直後、該当する見出しの末尾、まとめの前の3か所までというのが当方の決まりです。
リンクの前には「価格は公式サイトで確認できます」のような1文が要ります。
記事の末尾に1つだけ置く形は、そこまで読んだ人しか押せません。
公開後は28日ほど置いてから数字を見て、位置か商品を1つずつ変えるのが当方のやり方です。
向かない人とつまずく点、その対処
つまずきやすいのは、審査と受け取りの条件、タグの貼り方、PR表記のもれの3つです。
審査や受け取りの条件に届かないとき
| つまずく点 | 対処 |
|---|---|
| Amazonの審査が始まらない(180日以内に3件) | 先にA8.netともしもで記事を育て、読者が付いてから申し込む |
| 自分で買って件数を増やしたい | 自己購入は審査の対象外。読者向けの記事を増やす |
| 楽天の報酬が3,001円以上になった | 楽天カードの発行か、楽天銀行口座の楽天会員リンク登録(ID連携)をする |
| A8.netの振込手数料が気になる | キャリー・オーバー方式で繰り越す。ゆうちょ銀行は一律66円 |
| もしもの報酬が1,000円に届かない | 翌月へ繰り越し。手数料は無料 |
向かない人
- 記事を書く前に広告だけ先に貼りたい人(Amazonは10件の投稿が目安)
- 報酬の見込みを先に知りたい人(本記事では扱いません。案件ごとに公式の条件を見ます)
- PR表記を目立たせたくない人(Q13で文字のサイズや色も問われます)
広告を貼らずにブログを続ける選択もあります。
有料記事という別の方法は、codocの記事で扱っています。
→ 関連:codoc(有料記事という別の収益化)
タグとPR表記で起きる失敗
- タグの一部(計測用の画像)を消して貼った → 発行された文字列のまま貼り直す
- 終了した案件のタグが記事に残った → テーマの広告管理か自作ブロックで一元管理し、1か所で差し替える
- PR表記を記事ごとに手で書いて漏れた → リンクがある記事だけ自動で出す仕組みにする
- Amazonの文言を入れていなかった → 運営規約 第5条の文言を目立つ位置に置く
まとめ:次にやること
- WordPressブログと公開記事(10本ほど)を用意する
- A8.netともしもアフィリエイトに登録し、案件に提携を申請する
- 広告タグを変えずに貼り、テーマの機能か自作ブロックで一元管理する
- PR表記を本文の最初に置き、Amazonを使うなら第5条の文言も入れる
- GA4でクリックを数え、28日ほど置いて位置と商品を見直す
- 売上の実績が出たらAmazonアソシエイトに申し込む
登録の条件や手数料は変わるので、申し込む前にこの記事の出典リンクから今の条件を確かめてください。
ブログの運営にかかる費用の目安は、別記事にまとめています。
→ 関連:ホームページを自分で作る費用



