記事が100本を超えると、似た題名の記事や、同じ説明文のページがどこにあるのか分からなくなります。
管理画面の投稿一覧では題名は見えても、SEOプラグインで設定したtitleやdescriptionは並びません。
この記事では、サイト内のページを一覧にして、titleとdescriptionの重複を調べる方法を紹介します。
この記事で使うサイト内ページ一括チェックは、当サイトと同じMOTOKI合同会社が作った「WEBツール箱」の1つです。
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最終確認日:2026年9月28日
この記事で分かること
- ドメインを入れるだけで、サイト内のtitle・description・h1を一覧にする手順
- 一覧をExcelに貼って、重複を数える方法
- WordPressで重複が起きやすい場所と直し方
- サブディレクトリにWordPressを入れているサイトで調べるときの注意


最初の答え|サイトマップから一覧にして、重複だけを見る
サイト内ページ一括チェックにドメインを入れると、サイトマップに載っているページのtitle・description・h1・noindexを一覧にします。
titleとdescriptionの重複は、ツールが自動で組にして表示します。
重複した組を候補として確認し、ページの目的が異なるのに同じ題名になっている箇所を直します。0組でも内容の重複や分かりにくい題名がないとは限りません。
調べたいURLが手元にあるときは、URL一括タイトル取得に貼り付けて同じ一覧を作れます。
ツールで一覧にする手順
- サイト内ページ一括チェックを開く
- ドメインを入れ、取得するページ数(20・30・45・60ページ)を選ぶ
- 「一覧にする」を押し、20〜40秒ほど待つ
- 上のカードで「titleの重複」の組数を見る
- 下の「ページ一覧」の表で、1ページずつの中身を見る
ツールは、sitemap.xml に載っているURLを上から順に取得します。
サイトマップが見つからない場合は、トップページの内部リンクで代用します。
相手のサーバーに負荷をかけないよう、6件ずつ間隔をあけて取得するので、30ページで20〜40秒ほどかかります。
実測|30ページを一覧にした結果
ツールのお試しに載っている wp-cocoon.com を、30ページで調べた結果です。

titleの重複は0組で、descriptionの重複もありませんでした。
一方で、35文字を超えるtitleが13件と、canonicalが自分以外のURLを指すページが1件見つかりました。
検索結果の表示は文字幅、端末、検索内容によって変わり、titleが書き換えられる場合もあります。35文字はツール独自の目安で、超えたら必ず不適切という基準ではありません。
canonicalが他のページを指しているのは、意図して正規のURLをまとめている場合もあるので、まず理由を確かめます。

結果の下には、ページごとの一覧の表が出ます。
列見出しを押すと並べ替えができるので、titleの列で並べ替えると、似たtitleが隣り合って見つけやすくなります。
同じ結果はこの一覧をいま開くと確かめられます。
Excelに貼って重複を数える
表の上にある「表をコピー」を押すと、タブ区切りでクリップボードに入ります。
ExcelやGoogleスプレッドシートに、そのまま貼り付けられます。
ファイルで残したいときは「CSVで保存」を押します。
CSVは文字化けしないよう、BOM付きで書き出されます。
貼り付けたら、titleの列の隣に次の式を入れて下までコピーします。
titleがC列、1行目が見出しの場合の例です。
=IF(C2="","",SUMPRODUCT(--($C$2:$C$1000=C2)))2以上の行が、指定範囲で同じtitleを持つ候補です。この比較は大文字・小文字を区別しません。空欄を除外し、範囲は実際の最終行に合わせます。COUNTIFでは*や?がワイルドカードになるため、題名を文字列として比較する式にしています。
descriptionも、列を変えて同じ式で数えられます。
文字数の列で並べ替えると、長すぎるtitleや、descriptionが空のページもまとめて拾えます。
WordPressで重複が起きやすい場所
| 場所 | 起きること | 直し方 |
|---|---|---|
| カテゴリー・タグの2ページ目以降 | 1ページ目と同じtitleやdescriptionになる | titleにページ番号が付く設定にする |
| 同じ名前のカテゴリーとタグ | 一覧ページのtitleがそろってしまう | どちらかの名前を変えるか、タグを整理する |
| シリーズ物の記事 | 「〇〇の使い方」など、題名の書き出しが同じになる | 後半に記事ごとの違いを入れる |
| テーマやSEOプラグインの共通設定 | 全ページに同じdescriptionが入る | 主要な記事だけでも、記事ごとに書く |
このサイトのカテゴリー「SEO対策」の1〜3ページ目を、URL一括タイトル取得で並べた結果です。

titleの後ろに「Page 2 of 3」のようなページ番号が付いているので、titleは重複していません。
h1は3ページとも「SEO対策」で同じですが、一覧ページの見出しとしては自然な形です。
descriptionは3ページとも空でした。
空のときは、検索エンジンがページの中身から説明文を作ります。
記事ごとのtitleとdescriptionは、SEOプラグインで設定します。
SEO SIMPLE PACKを使う場合の設定は「SEO SIMPLE PACKの使い方と初期設定」で解説しています。
titleが重複すると何が困るのか
検索エンジンが、どのページを検索結果に出すべきか判断しにくくなります。
その結果、本来出したいページではないほうが表示されたり、評価が分かれたりします。
descriptionの重複は、titleほど大きな問題にはなりにくいものの、テンプレートのまま同じ説明文が入っている目印になります。
一覧では、noindexのページも分かります。
サイトマップに載っているnoindexページは、登録状況とサイトマップの収録方針を確認します。掲載だけで登録が保証されるわけではありません。
直し方は「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」で解説しています。
サブディレクトリにWordPressを入れているとき
サイト内ページ一括チェックは、ドメイン直下のサイトマップを読みます。
このサイトのように「ドメイン/wordpress/」の形でWordPressを入れている場合、URLを入れてもドメイン直下のサイトのページが並びます。
その場合は、WordPressのサイトマップ(wp-sitemap.xml)からURLをコピーして、URL一括タイトル取得に貼り付けます。
URL一括タイトル取得は、1行に1つのURLを最大30件まで調べられます。
https://example.com/wordpress/wp-sitemap.xmlWordPress 5.5以降は、プラグインを入れなくてもこの場所にサイトマップが出ます。
SEOプラグインでサイトマップを作っている場合は、プラグインが出す場所を開きます。
このツールの限界
- サイトマップに載っていないページは一覧に入らない
- 1回に調べられるのは最大60ページまで
- JavaScriptで後からtitleを書き換えるサイトでは、書き換える前の値になる
- 自動アクセスを拒否するサイトや、回数制限のあるサーバーでは取得に失敗する
回数制限(429)や応答なしで中身を読めなかったページは、「確認できなかった」として別に数えます。
一覧のステータスの列には「429(確認できず)」や「応答なし」と出て、titleとdescriptionの重複の判定からは外れます。
そのページのtitleを確かめたいときは、時間をおいてページ数を減らして調べ直してください。
60ページを超えるサイトを丸ごと調べるなら、パソコンで動かすクローラーを使います。
使い方は「無料で使えるSEOクローラーの使い方」で紹介しています。
よくある質問
Q. Search Consoleで重複は分かりませんか?
いまのSearch Consoleには、titleの重複を一覧にする機能はありません。
インデックスの状態は「ページ」レポートで見られるので、一覧はこのツールで作り、インデックスはSearch Consoleで見る、という分担になります。
Q. 他人のサイトも調べられますか?
公開されているサイトマップとページを読むだけなので、調べられます。
競合サイトのtitleの付け方を並べて見るときにも使えます。
調べたドメインは保存も公開もされません。
Q. リニューアル前の記録に使えますか?
使えます。
公開前に旧サイトのURLとtitleを一覧にしてCSVで残しておくと、転送の対応表を作るときの元になります。
転送の書き方は「.htaccessを使ったリダイレクト方法」で解説しています。
まとめ
- サイト内ページ一括チェックにドメインを入れると、サイトマップのページが一覧になる
- titleの重複は組数で出るので、重複した組を調べ、検索意図と各ページの内容に応じて直す
- 「表をコピー」でExcelに貼り、空欄を除外した文字列比較で重複を数える
- WordPressでは、一覧ページの2ページ目以降と共通のdescriptionで重複が起きやすい
- サブディレクトリのWordPressは、サイトマップのURLをURL一括タイトル取得に貼って調べる


ほかの項目もまとめて点検するなら、「WordPressサイトを自分で点検する手順」で順番と使い分けを解説しています。
ツールの一覧はWEBツール箱にあります。



