WordPressでnoindexを設定する方法は、範囲によって3つに分かれます。
サイト全体ならWordPress本体の「表示設定」、記事や固定ページを1つずつならSEOプラグイン、カテゴリーや日付のアーカイブをまとめてならSEOプラグインの一般設定を使います。
この記事は、特定のページを検索結果に出さないようにしたいWordPressの運用担当者に向けたものです。
SEOプラグインの例には、SWELLと同じ開発者のSEO SIMPLE PACKを使います。
項目名と初期値は、SEO SIMPLE PACK 3.7.0のプログラムと日本語の翻訳ファイルで確認しました(2026年10月15日時点)。
noindexにする前に、目的に合う方法かを確かめる
noindexは、検索エンジンに「このページを検索結果に出さないでほしい」と伝える指定です。
ページそのものは誰でも開けるままなので、目的によっては別の方法のほうが合っています。
| 目的 | 向いている方法 |
|---|---|
| 検索結果には出したくないが、ページは見られるようにしておきたい | noindex |
| 関係者以外には見せたくない | 非公開・パスワード保護・ログイン制限 |
| 同じ内容のページが複数あり、正規のページを1つに決めたい | canonical(正規URL)の指定 |
| 公開前のサイト全体を検索結果に出したくない | 表示設定のnoindex、またはBasic認証 |
Googleの公式ドキュメントでは、noindexを効かせるには、robots.txtでそのページをブロックせず、クローラーがページを読める状態にしておく必要があると説明されています(Google検索セントラル:noindexを使用してコンテンツをインデックスから除外する)。
robots.txtでブロックすると、noindexの指定が読まれず、ほかのページからリンクされていれば検索結果に残ることがあります。
robots.txtの確かめ方は、robots.txtとサイトマップの確認方法で説明しています。
サイト全体をnoindexにする(WordPress本体の設定)
公開前のサイトや、検索結果に出す予定のないサイトは、WordPress本体の設定でまとめてnoindexにできます。
- 管理画面の「設定」から「表示設定」を開く
- 「検索エンジンでの表示」にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れる
- 「変更を保存」を押す
WordPressの公式ドキュメントでは、この設定を有効にすると、バージョン5.3以降はページのheadにnoindex,nofollowのrobotsメタタグが出力されると説明されています(WordPress公式:Settings Reading Screen)。
あくまで検索エンジンへのお願いなので、従うかどうかは検索エンジン側によります。
制作中にこの設定を入れたまま公開してしまう例が多いため、公開した日にチェックが外れているかを確かめてください。
記事・固定ページを1つずつnoindexにする
WordPress本体には、ページごとにnoindexを指定する設定がありません。
SEO SIMPLE PACKを使っている場合は、記事や固定ページの編集画面から指定します。
- 対象の記事または固定ページの編集画面を開く
- 本文の下にある「SEO SIMPLE PACK 設定」の欄を表示する
- 「このページの”robots”タグ」で「インデックスさせない(noindex)」を選ぶ
- 「更新」を押して保存する
「このページの”robots”タグ」で選べるのは、次の5つです。
| 選択肢 | 意味 |
|---|---|
| デフォルト設定のまま | 一般設定で決めた値に従う |
| インデックスさせる | 一般設定でnoindexにしていても、このページは検索結果に出してよいと指定する |
| インデックスさせない(noindex) | このページを検索結果に出さないよう指定する |
| リンクを辿らせない(nofollow) | このページにあるリンクを辿らないよう指定する |
| キャッシュさせない(noarchive) | 検索エンジンにキャッシュを残さないよう指定する |
カテゴリーやタグも、それぞれの編集画面に同じ「このページの”robots”タグ」の項目があり、1つずつ指定できます。
SEO SIMPLE PACKでは、記事やカテゴリーごとの指定が、一般設定より優先されます。
SEO SIMPLE PACKのほかの初期設定は、SEO SIMPLE PACKの使い方と初期設定にまとめています。
アーカイブや投稿タイプをまとめてnoindexにする
著者ページや日付のアーカイブのように、同じ種類のページをまとめて検索結果から外したいときは、一般設定を使います。
管理画面の「SEO PACK」から「一般設定」を開き、各タブにある「〜をインデックスさせない」で「はい」を選ぶと、その種類のページの初期の出力がnoindexになります。
| 対象 | 設定するタブ | SEO SIMPLE PACK 3.7.0の初期値 |
|---|---|---|
| 投稿 | 投稿ページ | インデックスさせる |
| 固定ページ | 投稿ページ | インデックスさせる |
| カスタム投稿タイプの個別ページ | 投稿ページ | インデックスさせる |
| メディアページ | 投稿ページ | noindex |
| カテゴリー | タクソノミーアーカイブ | インデックスさせる |
| タグ | タクソノミーアーカイブ | インデックスさせる |
| カスタムタクソノミー | タクソノミーアーカイブ | noindex |
| 投稿フォーマット | タクソノミーアーカイブ | noindex |
| 著者 | その他アーカイブ | noindex |
| 日付 | その他アーカイブ | noindex |
| カスタム投稿タイプのアーカイブ | その他アーカイブ | noindex |
| 検索結果・404ページ | 設定項目なし | 常にnoindex |
記事数の少ないタグのように、中身の薄い一覧ページが多い場合は、タグだけnoindexにする運用もあります。
一方で、検索から訪れる読者の入り口になっているカテゴリーをnoindexにすると、その入り口がなくなります。
変更する前に、Search Consoleでその種類のページに検索からの訪問があるかを確かめてください。
どのページをnoindexにしたかを管理画面の一覧で見分けたいときは、noindexの記事に一覧でラベルを付ける方法が使えます。
設定が効いているかを確かめる
- ログアウトした状態か、シークレットウィンドウで対象のページを開く
- ページのソースを表示し、「robots」で検索する
- noindexを含むrobotsメタタグが出ているかを確かめる
- 表示が変わらないときは、SWELLやキャッシュ系プラグインのキャッシュを消してから見直す
- Search ConsoleのURL検査で、インデックス登録できる状態かを確かめる
ページによっては、robotsメタタグが2つ以上出ていることがあります。
2026年10月15日に当サイトの検索結果ページを確かめたところ、WordPress本体が出すタグとSEO SIMPLE PACKが出すタグの2つにnoindexが入っていました。
Googleの公式ドキュメントでは、robotsの指定が競合する場合は、より制限の強い指定が適用されると説明されています(Google検索セントラル:robots meta タグ、data-nosnippet、X-Robots-Tag の設定)。
そのため、2つのうち1つでもnoindexがあれば、検索結果に出ない扱いになると考えてください。
noindexを設定しても、検索結果から消えるのは、検索エンジンがそのページを読み直した後です。
よくあるつまずき
noindexにしたページが、サイトマップに残っている
Search Consoleで「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」と表示される原因になります。
原因と直し方は、送信されたURLにnoindexタグが追加されています|原因と直し方で説明しています。
noindexにしていないのに、インデックスされない
表示設定のチェックが残っていないか、記事の個別設定が「インデックスさせない」になっていないかを確かめます。
設定に問題がない場合は、サーチコンソールのインデックス未登録|理由別に修正・経過観察を判断するを参考に、Search Consoleが示す理由を確認してください。



