SEO SIMPLE PACKの記事ごとのSEO設定は、WordPressの投稿メタに保存されます。
下表はプラグインの公式配布版3.7.0のコードを2026年9月30日に確認して整理したものです。
未入力時の出力はSEO SIMPLE PACKの全体設定とページの種類によって変わり、SWELLだけで決まるものではありません。
投稿・固定ページのカスタムフィールド一覧
スマホでは表を横にスクロールして確認できます。
フロントページと分類ページは分けて考える
フロントページの説明文・OGP画像などは専用の全体設定が使われるため、通常の記事と同じ優先順位で考えないでください。
カテゴリーやタグの設定は投稿メタではなくタームメタに保存されます。
ターム用のメタキーはrobots・title・description・canonical・imageの5種類で、この一覧にはkeywordが含まれていません。
入力・変更後の確認と戻し方
通常は記事の編集画面にある「SEO SIMPLE PACK 設定」から入力し、データベースを直接書き換える必要はありません。
自動更新を実装する場合は、変更対象の記事IDと変更前の値を保存してから、1記事で出力を確認してください。
公開ページのソースでtitle、description、robots、canonical、og:imageを確認します。
robotsやcanonicalは検索への登録やURLの扱いに関わるため、記事を公開するだけの目的で一括設定しないでください。
個別指定をやめる場合は、その項目を空欄・デフォルトに戻して公開ページの出力を確認します。
以前に個別値を入れていた場合は、空欄にするのではなく控えておいた値へ戻します。
通常投稿で確認した個別値と空欄の違い
| 確認項目 | 個別値を指定した場合 | 個別値を空に戻した場合 |
|---|---|---|
| robots(全体設定は投稿をnoindex) | index,followを出力 | 全体設定のnoindexを出力 |
| canonical | 指定したURLを出力 | 記事のパーマリンクを出力 |
| description | 個別の説明文を出力 | 投稿タイプの説明文設定を使用 |
| OGP画像(アイキャッチなし) | 個別の画像URLを出力 | 共通OGP画像を使用 |
空欄は個別の値を解除する操作であり、全体設定まで解除する操作ではありません。例えば投稿全体をnoindexにしている環境では、robotsを空欄に戻すとnoindexへ戻ります。元から入っていた個別値を復旧する場合は、控えておいた値を再入力します。
canonical・description・OGP画像も、個別値を消すとそれぞれの既定値の判定へ戻ります。上表はテスト用の投稿で個別値の指定・解除を行った結果です。公開サイトの記事のrobotsやcanonicalを一括変更した検証ではありません。
分類ページ・アイキャッチ・固定トップの実出力
| 確認条件 | 実ページの出力 |
|---|---|
| 地域分類の編集画面でタイトルと説明文を保存 | 分類アーカイブのtitleとdescriptionへ反映 |
| 分類のOGP画像をメディアから選択して保存 | 分類アーカイブのog:imageへ反映 |
| 分類のOGP画像を空欄へ戻す | 全体設定のOGP画像へ戻る |
| 通常投稿の個別OGP画像が空欄・アイキャッチあり | アイキャッチ画像をog:imageに使用 |
| 固定トップに個別メタとアイキャッチを設定 | タイトル・説明文・OGP画像はホーム専用の全体設定を使用 |
分類の値は「投稿 → 分類一覧 → 対象タームの編集」にあるSEO SIMPLE PACK設定から保存します。投稿の編集画面に同じキー名の値を入れても、分類アーカイブの設定にはなりません。
2026年10月3日にWordPress 7.1.2・SEO SIMPLE PACK 3.7.0・SWELL 2.19.0で確認しました。robotsの個別設定は保存されましたが、隔離サイトは検索エンジンを拒否する設定のため、WordPress本体のnoindexも出力されました。robotsを確認するときは同名タグの重複とサイト全体の公開設定も確認します。

descriptionの保存値・生成値・公開タグを区別する
| 通常投稿の保存状態 | 確認した生成結果 | 移す前の照合 |
|---|---|---|
| メタ行なし | 投稿種別の既定説明文 | 未保存という状態も記録 |
| 値が空文字列 | 投稿種別の既定説明文 | タグ削除とは区別 |
| 値が文字列0 | 個別値0 | 空欄と同一視しない |
通常投稿のssp_meta_descriptionは、空文字列にすると投稿種別の既定設定へ戻ります。
メタ行を削除して未保存にした場合も、同じ既定設定が使われます。
個別の説明文を空欄にする操作は、descriptionタグを必ず出力しない指定ではありません。
設定を移すときは、メタ行の有無と値を分けて記録します。
文字列0を空として削除する判定は使わず、値を厳密に比較してください。
変更後は対象ページのソースでdescriptionを確認し、既定の説明文に戻ったか、個別の説明文が出たかを照合します。
SEO SIMPLE PACK 3.7.0の通常投稿について、投稿種別の既定説明文を設定した隔離環境で出力生成処理を実行しました。
生成処理では未保存と空文字列は既定説明文、文字列0は個別値0になりました。ただし、生成値0が公開HTMLへそのまま出るわけではありません。
この判定は分類ページや固定トップページのすべての条件を代表するものではありません。
0を保存してもdescriptionタグが出るとは限らない
| 保存先と値 | 生成値 | 公開HTML・SWELLのJSON-LD |
|---|---|---|
| 通常投稿:文字列0 | 0 | description・og:descriptionを出力しない。WebPageのdescriptionも省略 |
| 通常投稿:文字列00 | 00 | description・og:description・WebPageのdescriptionに00 |
| カテゴリー:文字列0 | カテゴリーの既定説明文 | 既定説明文のdescriptionを出力 |
SEO SIMPLE PACK 3.7.0では、通常投稿の個別descriptionを選ぶ処理と、HTMLタグを出す処理で空の判定が異なります。
文字列0は個別値として選ばれますが、タグの出力時には空として扱われるため、descriptionとog:descriptionは省略されます。
SWELL 2.19.0のWebPageにもこのdescriptionは残りません。
カテゴリーのタームメタでは、文字列0は生成の時点で既定説明文へ戻ります。
投稿メタと同名のキーでも、値の優先順位を同一と考えないでください。
2026年10月4日、WordPress 7.1.2・SEO SIMPLE PACK 3.7.0・SWELL 2.19.0の隔離環境で、上表の生成値とタグを確認しました。
通常投稿の0については実HTTP応答のページソースでも省略を確認しました。
保存値を移す処理では0を消さず保持し、移した後の公開タグを別に照合します。
全ページ種別や他のSEOプラグインとの併用を検証したものではありません。
別記事・別サイトへ移すときの照合
| 項目 | 移行時の扱い |
|---|---|
| 記事ID | 元IDを流用せず、更新先との対応表を作る |
| canonical | 旧URLがコピーされる。更新先で採用するURLを個別確認 |
| OGP画像 | URLをコピーしても画像ファイルは移らない。公開URLを確認 |
| 投稿と分類 | 同じキー名でも別の保存先。タームIDを投稿IDとして使わない |
検証用の通常投稿2件で、6つの投稿メタを明示した更新先IDへコピーしました。
SEO SIMPLE PACK 3.7.0の実出力には、コピーした元記事のcanonicalと画像URLがそのまま残りました。
新記事のURLへ自動で書き換わる処理ではありません。
検証用の移行先でcanonicalの個別値を空に戻すと、移行先のパーマリンクへ戻ることを確認しました。
既存の個別canonicalを戻す場合は空欄ではなく変更前の値を復元します。
本番の記事のrobots・canonicalの一括変更は行っていません。
同名のdescriptionを投稿メタと分類のタームメタへ別々に保存し、相互に上書きされないことも確認しました。
URLの移行計画、画像の実取得、SEOプラグイン同士の競合、分類全件の移行は別途確認が必要です。
確認した公式ソース
メタキーの定義(metabox.php)と出力の判定(output.php)を参照しています。
公式配布版3.7.0を隔離したWordPressに読み込み、通常投稿に加えて、分類編集画面での保存・アイキャッチ画像へのフォールバック・固定トップ専用設定を確認しました。確認した条件は上の表のとおりで、すべてのページ種別や他SEOプラグインとの組合せを網羅したものではありません。
プラグインの基本的な設定は、SEO SIMPLE PACKの使い方と初期設定にまとめています。



