2021年8月、Googleがtitleタグの書き換えをするようになりました。
実際にデザノマの記事でも検索結果に墨付き括弧の部分が消える結果になっています。
勝手にタイトルを削るのはちょっと嫌ですね!
このページタイトル改変は大変評判が悪く、今後Google側が仕様を戻す可能性も高いと思われます。
今回の対応で、わざわざプラグインの「Search Regex」などでデータベースの文字置換を行い、すべてのすみ付きカッコを消している方もいらっしゃいましたが、対応に悩むところだと思います。
そこで暫定対応として、SEO SIMPLE PACKの制作者の了さんが対応方法を提案していらっしゃいましたので、本記事ではその対応方法を解説します。
SEO SIMPLE PACKを使ったタイトルの上書き方法
今回は「SEO SIMPLE PACK」というプラグインを利用したタイトルの上書き方法を解説します。
やっていることは「All in One SEO Pack」などの別のプラグインでも応用が利くと思います。
やり方は簡単です。
ダッシュボード>外観>テーマエディタ>functions.phpに下記のコードを記載します。
function override_ssp_title($ssp_title) {
$ssp_title = str_replace('【', '', $ssp_title);
$ssp_title = str_replace('】', '│', $ssp_title);
return $ssp_title;
}
return $ssp_title;
add_filter('ssp_output_title', 'override_ssp_title');
$ssp_titleというのがSEO SIMPLE PACKが出力している記事タイトルになります。
そこを文字置換してから出力している形になっています。
- 【 → 空白にして消す
- 】 → 縦の仕切り(│)に変換する (※│はタイトルの後ろに【】がある場合は微妙かもです)
もし特定に記事などに制限を加えたい時はif分などの条件式をいれてあげましょう。
function override_ssp_title($ssp_title) {
if ( is_single('14272')) { //記事ID
$ssp_title = str_replace('【', '', $ssp_title);
$ssp_title = str_replace('】', '│', $ssp_title);
return $ssp_title;
}
return $ssp_title;
}
add_filter('ssp_output_title', 'override_ssp_title');
あとは関連記事ブロックの外部リンクから記事を生成して変更を確認しましょう。
※最後の隅括弧も置換されています!(│が2つ続いちゃってますね…)
確認する際はキャッシュを削除して、できれば別のブログから生成してみるとよいでしょう。
※事前にBeforeのブログカードを生成していると変更がすぐに反映されないことがあります。
SEO SIMPLE PACKのフックに関する参考記事
どちらも制作者の了さんの記事ですが、大変参考になりました。
本記事では「墨付き括弧を消す!DBをいじらないタイトルの上書き方法まとめ
本記事では「墨付き括弧を消す!DBをいじらないタイトルの上書き方法[SEO SIMPLE PACK]」について書きました。
ぜひ、Googleのtitleタグの書き換えで悩んでいる方はこの暫定対応もチェックしてみてください。