記事をSNSでシェアしたら、画像が出ない、違うタイトルが出る、ということがあります。
OGPはページのHTMLに書く設定なので、画面を見ているだけでは正しく出ているか分かりません。
この記事では、OGPの確認方法と、反映されないときの原因と直し方を紹介します。
この記事で使うOGP・メタタグ確認は、当サイトと同じMOTOKI合同会社が作った「WEBツール箱」の1つです。
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最終確認日:2026年9月28日
この記事で分かること
- URLを入れて、X・Facebook・LINEでの見え方を確かめる手順
- ページのソースからOGPのタグを探す方法
- OGPが反映されないときの原因5つと直し方
- WordPressでOGPを出している場所

最初の答え|まずタグを確かめ、合っていればSNS側の記憶を疑う
OGPが反映されないときは、ページのHTMLにタグが正しく出ているかを先に確かめます。
タグが正しく見えても、SNS側のキャッシュだけでなく、クローラーへのアクセス拒否、画像取得失敗、転送、配信されるHTMLの違いを調べます。
タグが間違っているなら、テーマやSEOプラグインの設定を直します。
どちらなのかは、OGP・メタタグ確認にURLを入れると切り分けられます。
ツールで確かめる手順
- OGP・メタタグ確認を開く
- 調べたいページのURLを入れて「確認する」を押す
- 「シェアしたときの見え方」で、X・Facebook・LINEのカードを見る
- 「チェック結果」で、足りないタグや画像の大きさを見る
- 「取得したタグ」で、実際に書かれている値を見る
ツールは、ページのHTMLからtitle・meta description・OGPのタグ・Xのカード用のタグを取り出します。
OGP画像は実際にダウンロードして、縦横の大きさとファイルの大きさを確かめます。
プレビューは各SNSの表示をまねたもので、細かい見た目は実際と違うことがあります。
実測|このサイトの記事を調べた結果
このサイトの記事「WordPressサイトを自分で点検する手順」を調べた結果です。

判定は「問題ありません」で、6つの確認項目がすべて○でした。
2026年10月2日に同じ記事の公開HTMLとog:imageの配信を確認した結果、画像は924×520pxのJPEG、8,790バイトでした。画像URLは現在のOGP画像で確認できます。以前の診断画面の1280×720px・28.4KBとは異なるため、画像の変更後は配信ファイルを再確認してください。
現在の公開HTMLにはtwitter:cardの値としてsummary_large_imageが出ています。これはカード形式の指定であり、Xが実際に画像を取得して表示した結果ではありません。この記事の確認では、Xへの投稿や実カードの再取得は行っていません。
この記事を診断ツールで確認すると、取得時点のタグや画像を調べられます。画像を差し替えると結果も変わるため、過去のスクリーンショットと同じ数値になるとは限りません。
見ておきたいのは、カードに出るタイトルです。
記事の題名は「WordPressサイトを自分で点検する手順|無料の診断ツールで見る場所と直し方」ですが、カードには30文字の短いタイトルが出ています。
SEOプラグインで設定した検索結果用のタイトルが、og:title にも使われているためです。
記事の題名とカードのタイトルが違うのは、設定どおりの動きです。
実測|OGPが無いページを調べた結果
次は、OGPのタグを1つも書いていないページ(badssl.com)を調べた結果です。

カードは「画像なし」になり、判定は「シェア時の表示に問題があります」でした。
×は、OGPのタグが足りないことと、シェア用の画像が無いことの2つです。
og:title・og:description・og:image・og:url・og:type の5つが、すべて未設定と出ています。
twitter:card も未設定と出ています。
確認される項目
| 項目 | ×や△になる条件 |
|---|---|
| title | 無い、または35文字を超える |
| meta description | 無い、または140文字を超える |
| OGPのタグ | og:title・og:description・og:image・og:url・og:type のどれかが無い |
| シェア用の画像 | 無い・読み込めない・600×315px未満・5MBを超える |
| twitter:card | 無い |
| canonical | 無い |
| そのほか | noindex・viewport・htmlのlang・ファビコン |
noindexは検索登録に関する指示なので、このツールでは注意の対象です。SNSカードが表示されるかどうかとは別に判断します。
OGP画像の大きさの決め方は「OGP画像のサイズと作り方」で解説しています。
ツールを使わずに確かめる方法
- 調べたいページを開き、Ctrl+U(Macはcommand+option+U)でソースを表示する
- Ctrl+Fで「og:」を検索する
- og:title・og:image などの行の content に書かれた値を見る
<meta property="og:image"
content="https://example.com/a.jpg">og:image のURLをブラウザで直接開いて、画像が表示されるかも確かめます。
og:imageは複数の候補画像を並べることが仕様上認められています。個数だけで重複出力と判断せず、意図した候補か、別の仕組みから矛盾するタグが出ていないかを確認します。
設定・配信・SNS表示を順に比較する
| 比較するもの | 確認する場所 | 次の作業 |
|---|---|---|
| 設定した画像・題名 | WordPressの投稿別SEO設定 | 変更前の値を保存して必要な項目だけ修正 |
| 実際に配信するタグ | ログアウト状態の公開ページソース | 新しい値でなければ該当ページのキャッシュを更新 |
| 画像の配信 | og:imageのURLを直接開く | 画像が開くか、寸法とHTTP応答を確認 |
| 共有先のカード | 各SNSで実際に表示されるカード | タグと画像が新しくても古い場合は共有先の取得・キャッシュを確認 |
WordPress・WP Rocket・サーバー/CDNのキャッシュと、SNS側が保持する情報は別です。サイトのページソースと画像が新しい状態になることを先に確認し、その後で共有先の表示を比較します。サイトのキャッシュを消しただけで、SNS側の表示も更新されたと判断しないでください。
Open Graphの公式仕様では、og:imageは画像のURLです。URLの文字列が設定されていることと、共有先が画像を取得できることを分けて確認します。
OGPが反映されないときの原因と直し方
| 原因 | 起きること | 直し方 |
|---|---|---|
| SNSが前の情報を覚えている | タグを直しても古い画像やタイトルが出る | Facebookはシェアデバッガーで読み込み直す |
| サイトのキャッシュが古い | HTMLが直す前のまま配信される | キャッシュ系プラグインやサーバーのキャッシュを消す |
| 画像を外から開けない | 画像なしのカードになる | ベーシック認証の中や、ログインが要る場所に画像を置かない |
| OGPを出す仕組みが重なっている | どちらの値が使われるか分からない | テーマかSEOプラグインのどちらか一方にまとめる |
| アイキャッチが設定されていない | 共通の画像か、画像なしになる | 記事にアイキャッチ画像を設定する |
いちばん多いのは、SNSが前の情報を覚えているケースです。
ツールで取得できてもSNSのクローラーが同じHTMLや画像を取得できるとは限りません。公開状態、HTTP応答、アクセス制限も確認します。
クエリ文字列を足しても、SNSが同じog:urlに統合するなどして再取得されない場合があります。再取得を保証する方法として案内せず、各SNSの公式確認手段と実際の表示で確認します。
サイトのキャッシュは、SNSより先に疑うべき場所です。
ページキャッシュを入れているサイトでは、設定を変えてもキャッシュを消すまで古いHTMLが出続けます。
WordPressでOGPを出している場所
WordPressの本体は、OGPのタグを出しません。
多くの場合、SEOプラグインかテーマがOGPを出しています。
SEO SIMPLE PACK・Yoast SEO・All in One SEO などのSEOプラグインは、どれもOGPを出す機能を持っています。
2つ以上を同時に有効にしている場合は、どれか1つだけがOGPを出すように設定を見直してください。
SEO SIMPLE PACKの設定は「SEO SIMPLE PACKの使い方と初期設定」で解説しています。
このツールの限界
- プレビューは各SNSの表示をまねたもので、実際の表示と細部が違う
- SNSが覚えている古い情報は、このツールからは消せない
- JavaScriptで後から書き換えるタグは読めない
- ログインが要るページや、自動アクセスを拒否するページは調べられない
よくある質問
Q. og:title と title は両方要りますか?
役割が違うので、両方あるのが理想です。
titleはブラウザーのタブなどにも使う文書の題名で、検索結果タイトルの候補にもなります。og:titleは共有用の題名です。
og:titleがない場合にtitleを使うかなどの補完はSNS側の実装によります。長い題名が切れることもあるため、実際の共有表示を確認します。
Q. twitter:title や twitter:image も書く必要がありますか?
無くても、XはOGPのタグから補います。
このサイトの記事では、twitter:cardにsummary_large_imageを指定し、og:titleとog:imageを配信しています。ただし、タグの確認だけではXが実際に使う画像や題名は確定できません。共有先の表示は別に確認します。
X向けの画像を別に指定する場合はtwitter:imageを検討します。指定した値の配信と、共有先が実際に取得・表示した結果を分けて確認してください。
Q. 公開前のページでも確かめられますか?
ツールは外からページを読むので、ベーシック認証をかけたページやログインが要るページは読めません。
SNSも同じ理由で読めないので、公開してから確かめてください。
まとめ
- OGPはOGP・メタタグ確認にURLを入れるだけで、X・Facebook・LINEでの見え方と一緒に確かめられる
- 手で確かめるなら、ソースで「og:」を検索する
- タグが正しいのに反映されないなら、SNSやサイトのキャッシュを疑う
- 複数のog:imageが意図した候補かを確認し、個数だけで設定重複と判断しない
- カードのタイトルは、SEOプラグインで設定したtitleが使われることが多い

ほかの項目もまとめて点検するなら、「WordPressサイトを自分で点検する手順」で順番と使い分けを解説しています。
ツールの一覧はWEBツール箱にあります。
複数画像の指定はOpen Graphの配列仕様で確認できます。ツールの35文字・画像サイズなどの採点基準と、各SNSの表示条件は区別してください。



