WP Rocketのキャッシュとファイル最適化の設定方法を紹介します。
WordPress高速化プラグイン WP Rocketとは?
WordPressを高速化するのプラグインです。
WP Rocketは、ページキャッシュやCSS・JavaScriptの最適化を設定できるWordPressプラグインです。
いままで無料の「WP Fastest Cache」を使っていたのですが、Googleアナリティクスの計測が狂ったり、モバイルだけのCSSが不安定だったりして問題を抱えていたので、いっそのこと有料キャッシュプラグインにしてみました。

ちなみにこのプラグインを知ったきっかけは、ブログ技術にも詳しい著名なブロガー、マクリン(@Maku_ring)さんもこのプラグイン導入していたことがきっかけです。
WP Rocketのプラグインの料金と購入方法

下記の公式サイトからクレジットまたはPayPalで購入できます。
「WP Rocket」は下記の公式サイトから購入できます。
通常価格は$59~

WP Rocketのライセンスの有効期限は?
プラグインは1年分です。
自動更新で次は$59~次の1年を更新できます。
2年分のライセンスを更新すると半年間無料がついてきて2年半分のライセンスになります。
WP Rocketのライセンスを更新しなくても使える?
WP Rocketを初めて購入すると、1年間のアップデートとサポートが含まれています。
それ以降は更新しなくてもプラグインの機能は維持されます。
WP Rocketの割引クーポンの入手方法は?
年末のブラックフライデーで35%OFFになるので、もし導入するならそのタイミングがベストです。
他にも夏やハロウィンも配るときがあるそうなので、メール登録しておくと良いです。
あとは同会社の「Imagify」という画像プラグインをいれると20%引きになるようです。

WP Rocketの返金方法は?
14日以内であれば返金可能です。
下記のお問合せで返金リクエストを送信しましょう]

WP Rocketのドキュメントを確認したい
下記の公式ドキュメントサイトで全機能を確認できます。
WP Rocketのアップデート履歴を確認したい
最新のバージョンと追加機能・変更点が確認できます。
WP Rocketのインストール方法
- 支払いが終わるとプラグインのダウンロードボタンが表示されます。
- プラグインアカウントから提供されるWP RocketのZIPファイルをダウンロードしましょう
- WordPressの管理画面からプラグイン>プラグインのアップロード
- ファイルを選択で先のZIPファイルを選択して、インストール
- インストールが終わったら、「有効化」ボタンを押しましょう

設定を変える順番と戻し方
| 操作 | 確認すること | 戻し方 |
|---|---|---|
| 設定変更前 | ToolsのExport settingsでJSONを書き出し、未ログイン時の表示を記録 | Import settingsで保存した設定を読み込む |
| CSS・JavaScriptの最適化 | 1項目ずつ変更し、PC・スマホの表示とメニュー・フォームを確認 | 直前に変更した項目を戻してキャッシュを更新 |
| JavaScriptの遅延 | 本体と依存する初期化の実行順を確認 | 関係するスクリプトをまとめて除外して比較 |
| Preloading | 訪問前にページキャッシュを作る機能として判断 | 不要ならプリロード設定を戻す |
| Cache Lifespanを0 | 期限による自動削除が止まるがキャッシュは残る | 期限を元の値へ戻す |
| Rollback | プラグイン本体を前のメジャーバージョンへ戻す操作 | 設定の復元にはImport settingsを使う |
保存後の表示が変わらない場合は、WP Rocket、サーバーやCDN、ブラウザーのキャッシュを分けて確認します。
同じURLを未ログインで開き、表示が更新されたことを確かめてから次の設定へ進みます。
公式資料:Cache Lifespan、設定の保存・復元とRollback、キャッシュのプリロード、User Cache。
画面は2024年5月のWP Rocket 3.16の記録で、今回の確認は公式仕様と記事本文の修正です。
最新版の管理画面とWP Rocketを有効にしたサイトでの動作は、別途確認してください。
WP Rocketの設定
まずはじめに、すでにキャッシュ等高速化系のプラグインを導入している場合はプラグインを無効化しておきましょう!
今回は「WP Fastest Cache」と「Autoptimize」を停止しておきました。
それでは設定> WP Rocketから各種の項目を設定していきます。
CACHE(キャッシュ)
静的ファイル(基本的には.htmlと.gz)をキャッシュする「コンテンツキャッシュ」とブラウザーキャッシュはプラグインをアクティブにするだけで、自動で稼働されます。
なので、特に設定しませんでした。
ちなみにプラグインを停止してもキャッシュが削除されないケースがあります。
WP ROCKETのキャッシュは強力なので注意しましょう。
以前バージョンのキャッシュ設定
以前はCASHEという項目が存在して、細かく調整できましたが、今はなくなりました。
Mobile Cache
※「Separate cache files for mobile devices」はチェックしません。
PCとモバイルでキャッシュを分けて保存するのですが、最近のテーマはレスポンシブが多いので不要のはずです
User Cache
User Cacheは、ログイン中のユーザー向けにキャッシュを作る機能です。
未ログインの訪問者と同じ表示を確かめる機能ではないため、訪問者向けの表示はログアウトした状態かシークレットウィンドウで確認します。
File Optimizationの設定(ファイルの最適化)
JSやCSSをまとめて読み込む重要な設定項目です。

Autoptimizeなどを併用している場合は、CSS・JavaScriptの結合や遅延処理が重複していないか確認します。
この記録ではAutoptimizeを停止していますが、併用先の機能を把握してから担当するプラグインを1つに絞ります。
当時は全項目にチェックを入れましたが、一律にはおすすめしません。
変更前にTools > Export settingsで設定を書き出し、1項目ずつ有効にしては表示とConsoleのエラーを確認してから次へ進みます。
CSS Files(CSSの最適化)
- Minify CSS files(余計な改行や空白を削除)
- Optimize CSS Delivery(レンダリングをブロックするCSSを無くします)
JavaScript Files(JavaScriptの最適化)
- Minify JavaScript files(余計な改行や空白を削除)
- Combine Javascript files(Enable Minify Javascript files to select)(JavaScriptの結合)
- Load JavaScript deferred(遅延ロード)
- Delay Javascript execution(Javascriptの遅延読み込み)
Mediaの設定(メディア)
遅延読み込み周りの設定ができます。
最初の画面に表示する主要画像は、遅延読み込みの対象から除外するかを確認します。
SWELLの画像ブロックで標準のloading属性を使う場合は、特定の画像だけを除外する方法も参照してください。

LazyLoad(遅延ロード)
- Enable for images(画像の遅延ロード)
- Enable for CSS background images(CSSでの背景画像表示の遅延ロード)
- Enable for iframes and videos(iframeと動画の遅延ロード)
- Replace YouTube iframe with preview image(YouTube動画の遅延ロード)
iframeの遅延読み込みを変更したら、動画やSNSの埋め込みが表示・操作できることを確認します。
Image Dimensions
- Add missing image dimensions(画像の欠落している寸法を追加する)
Image Dimensionsを変更したら、画像の幅・高さと、読み込み中のレイアウトのずれ(CLS)を確認します。
画像に適切な寸法がある場合と、寸法を追加する必要がある場合を分けて判断します。
Preloadの設定(プリロード)
キャッシュを先に作る機能と、リンクやフォントを先読みする機能が混在しているため、必要なものだけ有効にします。

Preload(プリロード)
- Activate Preloading(プリロードを有効にする)
Activate Preloadingはキャッシュのプリロードで、訪問者が来る前にページのキャッシュファイルを作っておく機能です。
画像やCSSを先に読み込むリソースのpreloadとは別物です。
Preload Links
- Enable link preloading(リンクのプリロードを有効にする)
リンクのプリロードは、ユーザーがリンクをクリックする前に、そのリンク先のコンテンツを事前に読み込む技術です。
Preload Fonts
Webフォント等の事前読み込みができます。
Advanced Rules(高度なルール)
記事更新後に一覧の表示だけが古い場合は、Always Purge URL(s)で関連するページのキャッシュも削除する設定を確認します。
投稿やURLそのものを削除する機能ではありません。
Cache Lifespan(キャッシュ期間)
Cache Lifespanは、キャッシュファイルを期限切れで自動削除するまでの期間です。
0にしてもキャッシュは無効にならず、期限による自動削除が止まるだけです。
特定のページをキャッシュしたくない場合はNever Cache URL(s)を使います。

- Never Cache URL(s)(URLをキャッシュしない)
- Never Cache Cookies(指定Cookieがあるリクエストをキャッシュしない)
- Never Cache User Agent(s)(ユーザーエージェントをキャッシュしない)
- Always Purge URL(s)(記事更新時に指定URLのキャッシュも削除)
Database(データベースの設定)
データベースの定期的な掃除ができます。

余計なデータを削除してくれます。
Post Cleanup(記事のクリーンナップ)
下書き等消したくないので、ここはすべてチェックを外してます。
- Revisions(リビジョン)
- Auto Drafts(下書き)
- Trasher Posts(ゴミ箱)
Comments Cleanup(コメントのクリーンナップ)
- Spam Comments(スパムコメント)
- Trashed Comments(ゴミ箱のコメント)
一時データのクリーンナップ
- Expired transients(期限切れのトランジェント)
- All transients(すべてのトランジェント)
データベースのクリーンナップ
- Optimize Tables(テーブルの最適化)
自動クリーンナップ
別のプラグインできれいにしているので、一旦こちらはOFFにしました。
- Schedule Automatic Cleanup(クリーンナップの自動化)
CDN
CDNは導入してないので、この項目は調整していません。
※CDNとはコンテンツ・デリバリ・ネットワーク(Content Delivery Network)の略です。見る人によってキャッシュを使ったWEB表示をわけるのでWEBサイトの表示速度が上がります。
Heartbeat(ハートビート)
サーバー負荷は気にしていないので、この項目は調整していません。
Heatbeat
- Control Heartbeat(ハートビートの制御)
※Heartbeat(ハートビートはブラウザとサーバの接続を維持をしてくれます。WordPressでは標準で搭載されていて、Heartbeat制御することでサーバー負荷を下げることができます。
Add-ONS(アドオンの設定)
Google TrackingやFaceBook Pixelの設定がワンクリックでできるアドオンが入っています。
今回は設定しませんでした。
Image Optimizetion(画像の最適化)
同社の画像圧縮プラグイン「Imagify」の紹介です。
無料だと縮小できる枚数に制限があるので見送りました。
Tools(ツール)
設定の保存などができます。
Tools(ツール)
インポート・エクスポートまわりの機能
Export settings(エクスポート)
設定の書き出し
Import settings(インポート)
設定の読み込み
Rollback(ロールバック)
WP Rocket本体を一つ前のメジャーバージョンへ戻す機能で、設定を復元する機能ではありません。
設定は、Export settingsで書き出したファイルをImport settingsで読み込んで戻します。
Update Inclusion and Exclusion Lists
含めるリストと除外するリストを更新できます。
Tutorials(チュートリアル)
動画が見れます。
WP Rocketによる高速化の採点結果
スコアはモバイルがかなり上がりましたが、PCは元の設定からさほど変わらず。
ただし体感的にはキビキビとした表示で早くなりました。
PageSpeed Insights
略称はPSIと呼ばれています。早速サイトのページスピードを図ってみましょう!

GTmetrix
こちらのサイトは細かいページ表示に関するデータを計測できるサイトです。


CDNの導入方法
やり方は公式のチュートリアル動画を必ずみましょう
- 無料のCDN「Cloudflare」のアカウントを作成(メール認証まですませる)
- 「Cloudflare」にログインして日本語設定にしてから各種設定
- WP RocketのアドオンAdd-onから「Cloudflare」をONさらに詳細ボタンをおしてAPIを設定して保存するだけです。
ヘルパープラグイン
補助のプラグインを使用することでより凝った設定ができます。
詳細は各ドキュメントにて。
WP Rocketの設定方法まとめ
スコアよりも体感で早くなりました!
またモバイルのCSSも崩れないのと、アナリティクスも安定していているので、いまのところ、いい感じのキャッシュプラグインです!
高速化だけで検索順位が上がるとは限りませんが、是非伸び悩んでいる人は2週間までなら返金できるので試してみてはいかがでしょうか?





