WordPress同梱のjQueryを指定投稿とサイトのトップ・ブログ投稿一覧で読み込む例です。wp_enqueue_scriptsから1つの関数を登録します。カテゴリーやタグのアーカイブ一覧は、下の条件には含まれません。
条件をまとめて登録
変更前のfunctions.phpを保存してから子テーマへ追加し、既存PHP内では開始タグを省きます。旧motoki_add_scriptsは削除または停止してから置き換えます。23と35を対象投稿IDへ変更してください。トップ・投稿一覧が不要ならis_homeとis_front_pageの条件を外します。
function waza_enqueue_selected_jquery() {
$post_ids = array(23, 35);
if (($post_ids && is_single($post_ids)) || is_home() || is_front_page()) {
wp_enqueue_script('jquery');
}
}
add_action('wp_enqueue_scripts', 'waza_enqueue_selected_jquery');
このコードで保証する範囲
対象ページでjQueryをキューへ登録します。他のテーマ・プラグインが対象外ページで必要としているjQueryを解除するコードではありません。「このページ以外では必ず読み込まれない」という意味にはなりません。
自作JSがjQueryに依存する場合は、自作スクリプトをwp_enqueue_scriptで登録するときに依存配列array("jquery")を指定する方法も使えます。jQueryはnoConflictモードなので、コード内ではjQueryを使うか、引数で受け取った$を使います。
対象外でも依存関係から読み込まれる
| 条件 | 期待する状態 | 確認すること |
|---|---|---|
| 指定投稿やトップページ | 掲載例がjqueryを登録する | jquery.min.jsなどの要求 |
| 対象外で他の依存コードがない | 掲載例からは登録しない | 他のテーマ・プラグイン由来の要求は別に確認 |
| 対象外で別のJSがjqueryに依存する | WordPressが依存ファイルを先に出力する | 依存JSが動き、Consoleに未定義エラーがない |
別のJSをwp_enqueue_scriptで登録するときは、依存配列にarray('jquery')を指定してください。
2026年10月2日にWordPress 7.1.2の隔離環境で、対象投稿・対象外投稿・トップページの読み込みを比較しました。
対象外投稿でも依存指定したJSからjQueryが読み込まれ、jQuery(function($){ … })内の処理とボタンのEnter操作が動作しました。
この結果は依存指定の例についての確認であり、使用中のプラグインすべての動作を保証するものではありません。
確認と戻し方
対象投稿・対象外投稿・トップ・投稿一覧で、ブラウザーのNetworkとコンソールを確認します。自作JSの読み込み順も確認してください。登録方法はwp_enqueue_script()の公式資料も参照できます。戻す場合はこの関数とフックを外します。WordPressの登録処理はローカルで確認し、各サイトの依存プラグインとの組み合わせは未検証です。
WordPressの標準登録では、Networkでjquery.min.jsとjquery-migrate.min.jsの有無を対象と対象外で比べます。
対象外のタグ一覧で依存関係による読込を確認する
| 一覧に追加するJS | jQueryの出力 | 確認する操作 |
|---|---|---|
| なし | 今回の隔離環境では出力なし | 一覧が表示されることを確認 |
| 依存配列にjqueryを指定した自作JS | jquery-core-jsを出力 | そのJSが実行した結果表示を確認 |
上表はタグ一覧での比較です。is_home()が真になるブログ投稿一覧では、掲載コード自体がjQueryを登録するため「追加JSなしなら出力なし」という結果にはなりません。条件の区別はis_home()の公式資料を参照してください。対象外のタグ一覧でも、別のスクリプトがjqueryを依存配列に指定すると必要なjQueryを読み込みます。
したがって、この関数の条件だけでサイト全体のjQueryを停止できるとは判断しません。
確認用JSには実行後の結果表示を用意し、Networkにファイルがあることと、処理が完了したことを別々に確認します。
2026年10月3日、通常投稿のタグ一覧で、依存JSを追加しない条件と、jqueryを依存関係に持つJSを追加する条件を比較しました。
前者ではjQueryのscriptタグがなく、後者ではjquery-core-jsが出力されて「依存JSが実行されました」と表示されました。
下の写真では画面下端に実行結果が表示されています。
導入先の投稿一覧・カテゴリー・タグ一覧でも、条件判定だけでなく、実際に出力されたscriptと自作JSの結果を確認してください。
戻す場合は本例の関数とフックを停止し、通常の読み込み状態で必要な機能が動くことを確認します。
全プラグインの組み合わせと、この追加確認のスマホ操作は未検証です。

よくある質問:WordPressで指定ページでjQueryを読み込むとき
このコードでは、何をしますか?
WordPress同梱のjQueryを、指定投稿とサイトのトップ・ブログ投稿一覧で読み込みます。タグ・カテゴリー一覧はこの条件の対象外ですが、別のJSの依存関係から読み込まれる場合があります。
コードは、どこに追加しますか?
記事では、子テーマのfunctions.phpなどへ追加し、既存PHP内では開始タグを省きます。旧版の関数は、削除または停止してから置き換えます。
対象の投稿は、どう指定しますか?
記事では、23と35を対象投稿IDへ変更します。トップ・投稿一覧が不要ならis_homeとis_front_pageの条件を外します。
対象外のページでは、jQueryは必ず読み込まれませんか?
そうとは限りません。記事では、他のテーマ・プラグインが対象外ページで必要としているjQueryを解除するコードではなく、「このページ以外では必ず読み込まれない」という意味にはなりません。対象外でも、別のJSがjqueryに依存する場合は、WordPressが依存ファイルを先に出力します。
自作のJSがjQueryに依存するときは、どうしますか?
記事では、自作スクリプトをwp_enqueue_scriptで登録するときに、依存配列にjqueryを指定します。jQueryはnoConflictモードなので、コード内ではjQueryを使うか、引数で受け取った$を使います。
この関数の条件だけで、サイト全体のjQueryを止められますか?
止められると判断しません。記事では、条件に合わない一覧ページでも、別のスクリプトがjqueryを依存配列に指定すると、WordPressは必要なjQueryを読み込むため、この関数の条件だけでサイト全体のjQueryを停止できるとは判断しません。
導入したあと、何を確認しますか?
記事では、導入先の投稿一覧・カテゴリー・タグ一覧でも、条件判定だけでなく、実際に出力されたscriptと自作JSの結果を確認します。確認用JSには実行後の結果表示を用意し、Networkにファイルがあることと、処理が完了したことを別々に確認します。
元に戻すには、どうしますか?
記事では、本例の関数とフックを停止し、通常の読み込み状態で必要な機能が動くことを確認します。なお、全プラグインの組み合わせと、この追加確認のスマホ操作は未検証です。



