CrUXは、実際のChrome利用者から集計した表示・操作体験のデータです。
自分の端末で1回実行する速度テストとは分けて読み、公開データがあるURLやオリジンを同じ条件で比較します。
CrUX Visで調べる
CrUX Visを開き、URL欄に調べたい公開URLを入力してEnterキーまたはSearchボタンを押します。
結果ではURL単位かオリジン単位かを確認し、PhoneとDesktopを分けて見ます。
https://motoki-design.co.jp/wordpress/はURL単位の指定で、https://motoki-design.co.jpはオリジンです。
オリジンの結果には同じホストの別ディレクトリも含まれ、WAZAだけの性能とは断定できません。
データが表示されない場合
CrUXの収録条件を満たさないURLにはデータが表示されません。
HTTPSやwwwの有無、リダイレクト後のURLを確認し、URL単位で不足する場合はオリジン単位の有無を確認します。
データ不足を「高速」「低品質」「アクセスがゼロ」のいずれかと判定しないでください。
Core Web Vitalsの3指標
LCPは主要コンテンツの表示、INPは操作への応答、CLSはレイアウトのずれを評価します。
良好の目安は75パーセンタイルでLCPが2.5秒以下、INPが200ミリ秒以下、CLSが0.1以下です。
旧記事にあるFIDは現在のCore Web Vitalsの3指標には含めず、INPを確認します。
FCPは最初のテキストや画像などが描画されるまでの時間で、CLSやファーストビュー全体の完成時間とは異なります。
参照:Web Vitals公式解説。
日付と集計単位を揃える
CrUX Visは週ごとの履歴を表示し、各データ点は過去28日間を含むため、隣り合う点の集計期間が重なります。
変更直後の値だけで改善効果を判定せず、変更日・対象URL・端末・集計期間を記録します。
旧CrUX Dashboardは非推奨となっているため、新たに履歴を確認する場合はCrUX Visを使います。
月次のCrUX BigQueryデータと、表示ツールである旧CrUX Dashboardは別です。
公式の非推奨化告知では、BigQueryデータの更新は継続する一方、旧ダッシュボードの保守・サポートは終了すると説明しています。
月次データの毎月第2火曜日という公開周期は、CrUX Visの週次履歴とは異なります。
旧ダッシュボードを継続利用するための独自接続設定は、この記事の操作確認には含めていません。
原因の調査と比較
悪化した指標を見つけたら、対象ページをDevToolsやPageSpeed Insightsで調べ、画像・フォント・JavaScriptなどの変更箇所と照合します。
CrUXの集計値だけでは、どのプラグインやコードが原因かは特定できません。
競合サイトと比較する場合も、同じ端末・集計期間・URLかオリジンかを揃えます。
利用者の回線や端末構成はサイトごとに異なるため、差分をそのまま実装の優劣やSEO効果と扱わないでください。
操作と集計範囲の参照:CrUX Vis公式ガイド。
2026年10月1日の操作例では、WAZAのURL入力後にOriginの集計が表示されました。
画面の最新期間は3指標とも欠測であり、WAZA単独の良否や今回の改修効果は判定できません。




