WordPressサイトを運営していると、テーマやプラグインによって自動的に構造化データ(JSON-LD)が出力されることがあります。
特定の値(たとえば alternateName
など)を追加したい場合、直接出力コードを編集できないことも多いため、コードを使った書き換え・追記が便利です。
目次
構造化データ(JSON-LD)の調べ方
まずは下記のサイトで調べたいサイトのURLを入れましょう。
出力されている構造化データを調べることができます。(例:WebSite)
そしてコードでのカスタマイズ後の結果です。
既存のテーマで出力されている構造化データに追記ができました。
以下やり方です。
WordPressでテーマやプラグインが出力する構造化データ(JSON-LD)を動的に書き換える・追記する方法
やり方は簡単で、以下のfunctions.phpを挿入するだけです。
以下、書き換え・追記のコードパターン4つ記載しました。
パターン | 出力方法 | 有効な対応方法 | 備考 |
---|---|---|---|
① wp_head | PHP出力 | ob_start + 正規表現 | 多くのテーマで使える |
② wp_footer | PHP出力 | ob_start + 正規表現 | DOMの後方に |
③ JavaScript | 動的出力 | JSでDOMを書き換え | Yoastなど |
④ フィルター | JSON-LD専用フィルター | add_filter() | Rank Math / Yoast など |