※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。
結論:SWELLは、ブログや企業サイトを自分で作って運営する人に向くテーマです。
ECサイトやページビルダーで作りたい人、海外から運用する人には向きません。
この記事は、買う前に「評判は本当か」「弱点は何か」を知りたい方に向けて書きました。
当方はSWELLを23サイトで運用しており、評判を公式の記載と実測で1つずつ確かめます(2026年10月25日時点)。
特徴と使い方は WordPressテーマSWELLの特徴と使い方、買い方は 購入とインストール手順 にあり、本記事は弱点と向かない人に絞ります。
| よく聞く評判 | 当方の判定 | 根拠 |
|---|---|---|
| 表示が速い | テーマだけでは決まらない | 同じSWELLでも91点と37点のサイトがある(下の実測) |
| 初心者でも使いやすい | 既定のまま使うなら合う | 細かく変えるにはCSSやコードが要る。当方の調整記事は100本を超えた |
| 価格が高い | 一度きりの支払い | 17,600円(税込)。更新は無料で、複数サイトで使える |
| サポートが手厚い/冷たい | 保証はない | 公式FAQに「サポート料金は含まれない」「解決を保証しない」とある |
| 更新が止まらない | WordPress本体に合わせて続いている | 2026年は5月・8月に更新。WP 7.0・7.1に対応 |
買うと決めている方は、公式サイトで動作環境を確かめてから進んでください。
SWELLの評判で多い5つの話は本当か
検索上位の記事で繰り返し出てくる評判は、速さ・使いやすさ・価格・サポート・更新の5つです。
順番に、公式の記載と当方のデータで確かめます。
「表示が速い」は、テーマだけでは決まらない
SWELLには、コンテンツパーツのキャッシュや遅延読み込みなど、高速化の機能が標準で入っています。
ただし、実際の表示速度はテーマよりも、広告や外部スクリプトの量で決まります。
当方のSWELLサイト5ページをLighthouseで測った結果が次の表です。
| ページ | パフォーマンス | LCP | 特徴 |
|---|---|---|---|
| designoma.com トップ | 91点 | 2.7秒 | 広告なし。有効プラグイン18 |
| motoki-design.co.jp トップ | 54点 | 12.9秒 | 企業サイト。広告なし、動画と画像が多い |
| WAZA トップ(当サイト) | 58点 | 11.9秒 | AdSense自動広告あり |
| WAZA 記事ページ | 43点 | 13.5秒 | AdSense自動広告あり、本文が長い |
| cg-method.com/ai トップ | 37点 | 8.9秒 | AdSense自動広告あり、CLS 0.18 |
同じSWELLでも、広告のないサイトは91点、広告のあるサイトは37〜58点でした。
つまり「SWELLにすれば速くなる」ではなく、「SWELLは速さの足を引っ張らない」が正確です。
速くしたいなら、広告の位置と外部スクリプトを見直すほうが効きます。
→ 関連:WordPressのCore Web Vitals改善方法
「初心者でも使いやすい」は、既定のまま使う人に当てはまる
SWELLはブロックエディターを前提に作られていて、マウス操作だけでも見た目を整えられます。
既定のデザインのまま記事を書くなら、コードを書く場面はほとんどありません。
一方で、目次の表示条件や一覧の並びなど、細かく変えたくなると追加CSSやフックが要ります。
当サイトのSWELLカスタマイズ記事は、2026年10月時点で100本を超えています。
それだけ「もう一歩直したい」場面が多いということです。
→ 関連:SWELLカスタマイズまとめ
「価格が高い」は、一度きりの支払いで見ると変わる
SWELLの価格は17,600円(税込)で、支払いは一度きりです。
公式FAQには「月額でも年額制でもない」「購入後のアップデートも無料」「複数のサイトに使用可能」と書かれています。
当方のように23サイトで使うと、1サイトあたりは1,000円を切ります。
1サイトだけで使う人には高く感じる金額ですが、2年目以降の費用はかかりません。
出典:SWELLに関するよくある質問(2026年10月25日確認)
「サポートが手厚い」は、保証ではない
購入者はユーザー専用のフォーラムで質問できます。
ただし公式FAQには、次の2点が明記されています。
- 本体価格にサポート料金は含まれず、解決を保証するものではない
- 海外からフォーラムを使うには、VPN接続が必要になる場合がある
当方は、問題が起きたときはまず自分で切り分けるようにしています。
キャッシュ・CSS・プラグインの順に確かめると、ほとんどはテーマ以外が原因でした。
→ 関連:SWELLの表示が崩れる原因と直し方
「更新が続いている」は、公式の履歴で確かめられる
公式のアップデート情報を見ると、WordPress本体の大きな更新に合わせて版が上がっています。
| SWELLの版 | 公開日 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2.19 | 2026年8月20日 | WordPress 7.1のUI変更に対応 |
| 2.18 | 2026年8月9日 | ライセンス認証の表示不具合を修正 |
| 2.17 | 2026年5月21日 | WordPress 7.0に対応 |
| 2.16 | 2025年12月3日 | WordPress 6.9に対応 |
| 2.14 | 2025年4月16日 | WordPress 6.8に対応 |
更新の間が半年空くこともありますが、WordPress本体の対応は毎回入っています。
出典:SWELL アップデート情報(2026年10月25日確認)
23サイトを運用して分かったSWELLのデメリット
ここからは、評判では触れられにくい、当方が実際に困った点です。
どれも直す方法はあるので、対処もあわせて書きます。
メタタグとOGPはテーマが出さない
SWELL本体には、meta descriptionやOGPタグを出力する機能がありません。
公式は、テーマを乗り換えてもメタ情報が残るように、あえてプラグイン側に持たせる設計だと説明しています。
そのため、同じ開発者のSEO SIMPLE PACKが事実上の必須プラグインになっています。
当方の23サイトでも、全サイトで有効にしました。
入れ忘れると、検索結果の説明文が本文の冒頭で埋まってしまいます。
→ 関連:SWELLと相性の良いプラグイン|公式の推奨・非推奨と23サイトの実例
出典:推奨プラグインと非推奨・不要・注意すべきプラグインについて(2026年3月31日更新、2026年10月25日確認)
キーボード操作の配慮が標準では足りない
2026年9月20日に、当方の22区画でTabキーの移動順を調べました。
見つかった問題は2つあります。
- 閉じているスマホ用メニューの中にTabの焦点が入り、本文に届くまでが遠い(designomaでは全87か所のうち本文の最初が22番目)
- 本文へ飛ぶスキップリンクが、22区画すべてで出ていない
これはSWELL本体の仕様で、CSSを3行と小さなスクリプトを足せば直せます。
キーボードや読み上げで使う人が来るサイトでは、導入時に直しておくのが安全でしょう。
→ 関連:WAZAのSWELLキーボード点検
更新の順番を間違えると表示が崩れることがある
WordPress本体とSWELLの両方に更新が来たとき、順番は「SWELLが先、WordPressが後」です。
2026年8月のWordPress 7.1のときは、SWELL 2.19が先にUI変更への対応を済ませていました。
本体だけ先に上げると、エディターの表示が一時的に崩れる可能性があります。
更新の前にバックアップを取り、戻し方を決めてから進めてください。
→ 関連:WordPress 7.1の変更点とSWELLの対応
設定の多くはREST APIから触れない
複数サイトをまとめて管理したい人には、ここが地味に効きます。
SWELLのカテゴリー設定やCTAの設定は、標準ではREST APIに出ていません。
当方は、Code Snippetsで小さなコードを足して、REST経由で読み書きできるようにしました。
SWELLの高速化キャッシュも、RESTで記事を書き換えただけでは消えないため注意が要ります。
管理画面からキャッシュを消すか、消すためのコードを用意しておくと安心です。
1サイトを手で運用する人には関係のない弱点でしょう。
返金はなく、支払いはクレジットカードだけ
SWELLはデジタルデータなので、購入後のキャンセルや返金はできません。
支払い方法はクレジットカードのみで、銀行振り込みは使えません。
買う前に、公式のデモサイトで見た目と操作感を確かめておくのが現実的な対策になります。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 価格 | 17,600円(税込)、支払いは一度きり |
| 支払い方法 | クレジットカードのみ(銀行振り込み不可) |
| 返金 | 不可 |
| 動作環境 | PHP 7.3以上、WordPress 5.9以上(推奨は6.1以上) |
| 使えるサイト数 | 購入者が管理するサイトなら複数で使える |
古いサーバーを使っている人は、先にPHPの版を確かめてください。
SWELLが向かない人
公式が「非推奨」や「動作保証なし」と書いている使い方は、最初から避けたほうが安全です。
- ECサイトを作りたい人。WooCommerceなどのEC系プラグインは、公式が動作保証をしていません
- ページビルダーで作りたい人。公式は、Elementorなどを使うならSWELLを使う意味がないと書いています
- クラシックエディターを使い続けたい人。SWELLはブロックエディターを前提にしています
- 海外からフォーラムのサポートを受けたい人。VPN接続が必要になる場合があります
- 買ってから合わなければ返金したい人。返金はできません
逆に、ブロックエディターで記事を書き、既定のデザインを少し整えて使う人には合います。
当方の企業サイトも、ブログも、同じSWELLで運用しています。
SWELLが向く人と、買う前に確かめること
次の3つに当てはまるなら、SWELLで困ることは少ないはずです。
- ブログか、数十ページまでの企業サイトを自分で作る
- ブロックエディターで書く。装飾はテーマの機能で足りる
- 2つ以上のサイトを持つ予定がある(支払いは一度きりで済む)
買う前に確かめることは3つです。
- サーバーのPHPが7.3以上か(推奨はWordPress 6.1以上)
- 公式のデモサイトで、作りたいサイトに近い見本があるか
- ECやページビルダーを使う予定がないか
確かめたら、公式サイトから購入とユーザー認証に進めます。
まとめ
SWELLの評判のうち、「速い」はテーマだけでは決まらず、「サポートが手厚い」は保証ではありません。
価格は一度きりで、更新はWordPress本体に合わせて続いています。
当方が困ったのは、メタタグをテーマが出さない点、キーボード操作の配慮、更新の順番、RESTから触れない設定の4つでした。
どれも対処があり、ブログや企業サイトを自分で作る人なら、選んで後悔は少ないテーマです。
次にやることは、動作環境の確認と、購入からユーザー認証までの手順の確認です。
→ 次に読む:SWELLの購入とインストール手順/SWELL導入ガイド



