M1搭載のMacからGRCを動かす方法[さくらのVPS for Windows Server]

grc-mac

ブロガーの記事の順位に欠かせないGRC。

Rank Trackerに切り替えてもいいのですが、個人的に精度や確実性がイマイチなのと、データを引き継げないのでやはりGRCが一番おすすです。

しかし最新のMacの場合はWindowsを入れることが難しくなってきました。

一そこで1番確実にGRCを動かす方法としてWindowsサーバーを借りる方法を採用してみました。

追記です。仮想環境でGRCを動かすことができました!(Parallels Desktop 16 + ARM版Windows10)

詳しくはこちらの項目で記載しています。

本記事ではそのやり方を詳しく解説いたします。

色々検討した結果、コストはかかりますがさくらVPSが一番確実です。

ちなみにリモートデスクトップから閲覧できるので、iPhoneやiPadなど様々なデバイスからいつでもGRCが確認できます。

目次

著者

WEB制作をしているデジタルノマド
WordPressのカスタマイズが好きで、色々と自作しています。

WordPressのカスタマイズに困ったらご相談ください!

さくらのVPS for Windows Serverの契約から設定まで

まずはWindowsサーバーを契約から設定までを解説します。

STEP
公式サイトにアクセス

さくらインターネットのサイトにアクセスして、for Windows Serverのタブを選択。

2週間無料でお試し!お申し込みボタンを押します。

STEP
さくらのVPS for Windows Server お申し込み

まずはさくらインターネット会員登録と電話認証を済ませましょう。

その後にお申し込みが開始できます。

まずはサーバーの場所を選択します。

続いて申し込みプランを選択。

ちなみにW1Gのスペックを調べてみました。

パーツスペック
CPUIntel Xeon Gold 6212U 2.40GHz
メモリ1.00GB
HDD49.5GB
W1Gのスペック

あとはオプションが必要であればチェックを入れます。

お支払い方法を決めます。

  • クレジットカード支払いの場合、登録が必要です。
  • 2週間のお試し期間を利用する人はチェックを入れましょう。

ちなみにデビットカードは登録できませんでした。

最後に規約に同意して、確認画面に進みます。

確認画面からこの内容で申し込むボタンを押せば契約完了です。



STEP
VPSサーバーの起動

[さくらのVPS] 仮登録完了のお知らせというメールが届くので確認しましょう。

さくらのVPSのコントロールパネルにログインします。

サーバー一覧という画面が表示されます。

まずはサーバー名を変えましょう。

名称未設定という項目をクリックします。

右側に各種設定というボタンが表示されるので、サーバ情報編集から名前を入力しましょう。

続いて緑色の起動ボタンを押しましょう。

稼働中という表示になればOKです。

コンソール > VNCコンソールからWindows10の起動画面を確認しましょう。

Windowsのログイン画面が表示されたら、右上のCtrl+Alt+Delボタンを押します。

[さくらのVPS] 仮登録完了のお知らせというメールに記載されてあったユーザー名と初期パスワードを入力します。

以上でWindowsにログインを確認しましょう。

STEP
Microsoft Remote Desktopの導入

先程のVNCコンソールの操作は非常にやりづらいので、リモートデスクトップのアプリを入れます。

下記のURLを開き、さらにMicrosoft Remote Desktopのアプリ画面に移動しましょう。

Microsoft Remote Desktopのアプリを立ち上げたらAdd PCのボタンを押します。

IPアドレスとログイン情報を入力します。

※[さくらのVPS] 仮登録完了のお知らせというメールに記載されています。

  • UsernameにIPアドレスを入力
  • User accountにユーザー名と初期パスワードを入力 

最後に右下のAddボタンを押しましょう。

あとはWindowsにログインするだけです。

ばっちりログインできました!

解約をしたい場合は下記の公式ドキュメントを参考にしましょう。

GRCのインストール

あとはGRCを入れるだけです。

STEP
IEを起動して「GRC」で検索

左下のIEのアイコンを押して、GRCで検索しましょう。

IEじゃなくてGoogle Chromeを使いたい人は下記のリンクからChromeを入れましょう。

GRCのサイトを開いたら、ダウンロードメニューからGRCをダウンロードしましょう。

ダウンロード時、セキュリティの警告が出たら追加ボタンを押して安全なサイトとして登録しましょう。

サイトを登録すれば、ダウンロードが開始されます。

STEP
GRCのインストールと起動

あとはGRCをインストールして起動するだけです。

インストール後、デスクトップにショートカットが作成されます。

GRCを起動させましょう。

STEP
GRCデータの移行方法

ライセンスを登録したい場合はヘルプ > ライセンス登録から。

バックアップデータはファイル > データの引っ越し > (他のPCへ)エクスポートからGRCの引っ越しデータファイル.datを予め作成。

そのデータをコピーしてリモートデスクトップにペーストすれば移動できます。(コピペで移動できます)

GRCの引っ越しデータファイル.datをbackup.datにリネームしましょう。

全角の文字があるとうまくインポートされません。

最後にファイル > データの引っ越し > (他のPCへ)インポートから、今までのデータをインポートします。

自動でGRCを回したい場合は実行 > 指定時刻に順位チェック実行を設定しましょう。

Google Chromeのインストール

IEを使いたくない人もいると思いますので、書いておきます。

さくらのVPS for Windows Serverはセキュリティの関係上、Google Chromeのダウンロードはできません。

ですのでインストーラーを持ってきてインストールする必要があります。

STEP
Windowsからスタンドアロン版のインストーラーをダウンロード

下記のURLからスタンドアロン版のインストーラーをダウンロードしましょう。

※Windows PCからダウンロードしてください。

STEP
ダウンロードしたデータを移動

ダウンロードした「ChromeStandaloneSetup64.exe」をZIPで固めて、Macに送ります。

MacでZIPを解凍。

リモートデスクトップを起動して、GRCの時のようにコピペでさくらのVPS for Windows Serverへ移動させます。

ダウンロードしたスタンドアロンデータをVPSに送りましょう!

STEP
Google Chromeのインストール

さくらのVPS for Windows Serverに置いた「ChromeStandaloneSetup64.exe」を起動してインストールしましょう。

試しに検索してみましたが、問題なく使えました。

Parallels Desktop 16+ARM版Windows10でのGRC

追記です。

Parallels Desktop 16+ARM版Windows10でのGRCの起動が確認できました。

Parallels Desktop 16を購入する必要がありますが、こちらの方が費用は低く抑えられるのでおすすめです。

文字化けする場合はWindowsのシステムロケールを日本語にしましょう!

M1搭載MacからGRCを動かす方法まとめ

本記事では、さくらのVPS for Windows Serverを使ってM1搭載MacBook AirでGRCを動かす方法を紹介しました。

  • GRCをMacで確認できる
  • iPhoneやiPadからGRCが確認できる
  • 他のWindowsで動くツールも導入できる

多少のコストはかかりますが、メリットも大きいので気になる方は是非導入してみてください。

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