今までブログを書いていく中で、様々な検索順位チェックツールを使ってきました。
- GRC
- Rank Tracker
- ノビリスタ
- Serposcope
- Semrush
料金、取得条件、カスタマイズできる範囲はツールごとに異なります。本記事では、それらの優劣を比較するのではなく、Search Consoleに蓄積されたデータを整理する方法を扱います。
Search Consoleの平均掲載順位は実際の検索表示を集計した指標で、指定した地点・端末からの固定キーワード順位とは異なります。
そこでGoogleのサーチコンソールのデータと連携してグラフが作成できるGoogleのLooker Studioで、検索クエリごとの平均掲載順位を確認するレポートを作成しました。
本記事はその作成記録です。掲載画像はLooker Studio表記の旧画面ですが、2026年10月21日に参照したGoogle公式ドキュメントではData Studio表記になっています。現在の画面では表示名や配置が異なる場合があります。
Looker Studioで平均掲載順位のレポートを作成する方法
Search Consoleのデータソースを接続し、クエリ別の表と日付別のグラフを作ります。
最初は表とグラフで同じデータソースを使用し、期間と検索タイプを揃えてください。
Looker Studioで新規レポートを作成する
下記のURLにアクセスして、空のレポートを作成しましょう。

サーチコンソールとの連携
新規レポートにアクセスすると読み込むデータの追加を促されます。
search consoleと検索して選択しましょう。

対象プロパティを選び、この例ではSite Impression(サイトのインプレッション)と検索タイプwebを選択します。

表と期間グラフの設定
表が作成されるので、設定していきましょう。
- ディメンション ⇨ Queryを選択
- 指標 ⇨ ImpressionsとAverage Positionを選択
- デフォルトの日付範囲は過去30日間に
- クロスフィルタリングにチェック
キーワードと表示数、平均順位のデータが表示されました。

続いて、期間グラフを作成します。
上部メニューから挿入、期間グラフを選びます。
- ディメンションにDate、内訳ディメンションにQueryを選択
- 指標はAverage Positionを選択
- デフォルトの日付範囲は過去30日間に
- クロスフィルタリングにチェック
グラフが表示されました。

最後に表と期間グラフが連動しているか確認します。
表のクロスフィルタリングを有効にすると、選択したクエリで同じデータソースの期間グラフを絞り込めます。連動しない場合は、データソースとフィルターの適用範囲を確認してください。


これで平均掲載順位と表示回数を確認するレポートを作れます。検索結果を指定地点から新たに取得するツールではありません。
今は無骨な見た目ですが、Looker Studioは見た目やラベルも細かくカスタマイズできるので、色々カスタマイズすることをおすすめします。
まとめ
Search ConsoleのデータをLooker Studioで整理すると、検索クエリごとの平均掲載順位と表示回数を比較するレポートを作れます。
Google Analyticsなどのデータも、対応するコネクタでレポートに追加できます。別のデータを結合する場合は、集計単位とフィルター条件を確認してください。
集計条件を合わせて照合する
サイト全体のクエリを見る場合はSite Impression、ページ別に見る場合はURL Impressionを選びます。
期間グラフのディメンションはDate、内訳はQuery、指標はAverage Positionに設定します。
Search Console側と期間・検索タイプ・国・デバイス・クエリ条件をそろえ、表示回数と平均掲載順位を比較します。
平均掲載順位の行を単純平均して全体値を作らず、元データの集計方法に合わせて扱います。
匿名化されたクエリやデータ更新の時差があるため、全キーワードの毎日の順位を網羅する用途には使えません。
表でクエリを選び、期間グラフが絞られることと、選択を解除すると戻ることを確認します。
修正前にレポートを複製して控え、意図しない集計になった場合は元のデータソースとフィルターへ戻します。
掲載画像は執筆時の操作記録で、現行の認証・レポート画面を今回再操作したものではありません。レポートを共有する場合は、所有者の認証情報で元データを見せる設定か、閲覧者自身の権限を要求する設定かを確認し、共有相手を指定してください。
よくある質問:Looker StudioでSearch Consoleの平均掲載順位を確認するとき
Looker Studioで、何を確認できますか?
記事では、Search ConsoleのデータをLooker Studioで整理すると、検索クエリごとの平均掲載順位と表示回数を比較するレポートを作れます。アナリティクスなどにも連動できます。
事前に必要なものはありますか?
対象のSearch Consoleプロパティのデータと、接続に使うGoogleアカウントの閲覧権限が必要です。自分で所有権確認をしたアカウントに限りません。
データソースは、どう選びますか?
記事では、新規レポートを作成し、読み込むデータの追加でsearch consoleを選択します。サイト全体のクエリを見る場合はSite Impression、ページ別に見る場合はURL Impressionを選びます。
表とグラフは、どう設定しますか?
記事では、表のディメンションにQuery、指標にImpressionsとAverage Positionを選びます。デフォルトの日付範囲は過去30日間で、クロスフィルタリングにチェックを入れます。期間グラフでは、ディメンションはDate、内訳はQuery、指標はAverage Positionに設定します。
Search Consoleの数字と合わないときは、何を確認しますか?
記事では、Search Console側と期間・検索タイプ・国・デバイス・クエリ条件をそろえ、表示回数と平均掲載順位を比較します。平均掲載順位の行を単純平均して全体値を作らず、元データの集計方法に合わせて扱います。
ここで見る平均掲載順位は、順位チェックツールの順位と同じですか?
同じではありません。記事では、Search Consoleの平均掲載順位は実際の検索表示を集計した指標で、指定した地点・端末からの固定キーワード順位とは異なると説明しています。匿名化されたクエリやデータ更新の時差があるため、全キーワードの毎日の順位を網羅する用途には使えません。
設定が正しく動いているかは、どう確認しますか?
記事では、表でクエリを選び、期間グラフが絞られることと、選択を解除すると戻ることを確認します。
レポートを直す前に、何をしておくとよいですか?
記事では、修正前にレポートを複製して控えます。意図しない集計になった場合は、元のデータソースとフィルターへ戻します。なお、掲載画像は執筆時の操作記録で、現行の認証・レポート画面を今回再操作したものではないため、画面は最新の表示と異なる場合があります。



