サイトヘルスは、WordPressの動作条件や更新状態を調べる診断画面です。
警告を非表示にしても原因は解消しません。
指摘の内容と影響を確認し、原因に応じて対応します。
まず記録する情報
管理画面の「ツール → サイトヘルス」を開き、「ステータス」で指摘の項目名・説明・確認日を記録します。
「致命的な問題」はセキュリティや性能に関わる重大な問題の可能性があるため、優先して内容を確認します。
「おすすめの改善」はサイトの構成と影響を踏まえて対応を判断します。
「情報」はWordPress・テーマ・プラグイン・サーバーなどの構成を確認する画面で、ここから設定を変更することはできません。
「情報」の内容を共有する場合は、パスやサーバー情報など不要な情報を除いてください。
テスト項目はWordPress・プラグイン・環境で変わるため、固定の項目数ではなく、利用中のサイトに表示された指摘を確認します。
更新・停止中のプラグイン
更新通知と提供元の変更内容を確認し、バックアップと復元手順を用意して複製環境で試します。
未使用プラグインは用途や保存データを確認して整理します。
停止中でもファイルが残るため、停止だけを安全性の保証にしません。
plugin_versionテストを外して解決扱いにする方法は使いません。
デバッグログの公開リスク
WP_DEBUG_DISPLAYをfalseにしても、公開ディレクトリ内のログファイルが読めないことの保証にはなりません。
ログが必要ならWeb公開領域外へ保存するか、Webサーバーでアクセスを制限し、認証なしで取得できないことを確認します。
調査後のデバッグ設定とログの保存期間も決めます。
既存のdefineを重複追加しないでください。
キャッシュの推奨を判断する
永続オブジェクトキャッシュはDB取得結果など、ページキャッシュは生成したページの再利用を扱います。
テーマの一部の処理キャッシュが、そのまま両方の代わりになるとは限りません。
ホスティングの対応状況、実際の負荷、既存のキャッシュ構成を確認し、重複導入を避けます。
未対応なら理由と観測値を残し、テストを隠して高速化済みとは扱いません。
PHP・DB・REST API・ループバック
PHPやDBの推奨バージョンは現在のWordPress要件とホスティングの対応で判断します。
利用中のバージョンと必要な更新先を確認し、複製環境でテーマ・プラグインを検証してから更新します。
SQLテストの削除は更新の代わりになりません。
REST APIやループバックの失敗では、表示されたURL・応答コード・エラー時刻を控え、Basic認証、アクセス制限、DNS、TLS、ファイアウォール、プラグインの設定を調べます。
原因を特定せず認証や保護を丸ごと無効にしないでください。
予約投稿など、失敗した機能に対応する実動作も確認します。
プラグイン独自の診断と再確認
Cookie関連などプラグインが追加する診断もあります。
表示元のプラグインと設定を特定してください。
サイトヘルスの表示だけで法令への適合を判断することはできません。
対応は一項目ずつ行い、変更した内容・日時・再確認結果を記録します。
サイトヘルスを開き直して指摘の変化を確認し、関連する画面や機能が通常どおり動くかも確認します。
対応前の設定へ戻せる記録を残します。
本記事は診断結果の読み方と対応手順を説明したもので、個別サーバーの設定変更や改善結果を検証したものではありません。



