SWELLをインストールしたら、最初に初期設定として決めておきたい項目を6つにまとめました。
設定前にバックアップと復旧手段を確認し、1項目ずつ変更して動作を確かめましょう。ログインURLやAPIの制限は、利用中の機能との互換性を確認してから設定します。
SWELLを買う前の確認から、入れたあとの設定・移行・更新までの流れは「SWELL導入ガイド」にまとめています。
SWELLで最初に設定しておくべき事まとめ6選
各項目はSWELL設定や対応プラグインで確認します。すべてを一律に変更せず、サイトの公開方針と必要な機能に合わせて判断してください。
ログインページのURLの変更
WordPressで作成されたサイトはサイトURLに/wp-adminをつけるだけでログイン画面が表示されてしまいます。
ログイン画面のURLが知られていることだけで侵入されるわけではありません。強いパスワード、更新、必要に応じた多要素認証などを組み合わせます。
ログインURLの変更は補助的な対策です。認証や更新の代わりにはなりません。WordPress公式のセキュリティ対策も確認してください。
URLを変更する場合は、ログアウト、パスワード再設定、管理画面への再ログインまで確認し、新しいURLを安全な場所に控えておきます。
ログインURLを変更する場合は、利用するセキュリティプラグインの対応機能と復旧方法を確認します。
変更前にファイルを復元できる手段と元の設定を確保します。
以下はXO Securityの設定を読み取った画面例です。画面は撮影時点のもので、現在の項目名や配置とは異なる場合があります。

詳細は以下の記事の最後に設定方法を掲載しています。

投稿者スラッグとREST APIの公開範囲
表示名、投稿者スラッグ、ログイン名は別の項目です。公開情報として何が表示されるかを確認します。
投稿者スラッグを変更
著者アーカイブのURLには投稿者スラッグが使われます。公開する名前として適切か、ログアウト状態で確認してください。
投稿者スラッグがログイン名と同じ場合は、公開用の名前へ変更する方法を検討できます。変更すると著者ページのURLも変わるため、既存リンクへの影響を確認します。
投稿者スラッグの編集に対応したプラグインを使う場合は、その設定手順を確認します。
以下は2026年10月11日のXO Security 3.11.0の読取画面です。スイッチを変更した実演ではありません。
必要な場合は「秘匿」タブの「投稿者スラッグの編集」をオンにします。下の画面はオフの状態を撮影したものです。

あとはユーザープロフィールの一番下に投稿者スラッグ (Nicename)という項目が追加されるので、好きな名前に変更しましょう。これでauthorのページ名が変更されます。

もちろん著者ページ自体を塞ぐ方法もあります。
SEO SIMPLE PACKで、著者のアーカイブページは使用しないに設定する、XO Security投稿者アーカイブの無効化等。
しかし情報は発信する上で重要なページでもあるので、ログイン名と違う名前で変えてしまうのが良いでしょう。
REST API の無効化(一部)
次に、REST APIで公開されるユーザー情報を確認します。
ユーザーAPIでは公開用のnameやslugなどが返る場合があります。ログイン名のusernameとは別のフィールドです。公開範囲は認証状態や権限によって異なります。WordPress公式のユーザーAPI仕様で区別を確認できます。
[{"id":1,"name":"公開用の表示名","slug":"author-example"}]以下はユーザーAPIを制限する設定例です。全サイトで必須ではありません。制限する場合は、編集画面や連携機能への影響を確認し、不具合が出たら変更した制限を戻します。
XO Securityの設定からREST API > REST API の無効化
- /wp/v2/users
- /wp/v2/users/(?P<id>[\d]+)

サイトマップの生成
昔であればサイトマップの生成プラグイン(例えばXML Sitemap Generator for Google)を使うことが多かったのですが、最近はWordPressにも標準で入っています。
まず、導入済みのSEOプラグインなどがサイトマップを生成していないか確認します。以下はWordPress標準のサイトマップを使う場合の手順です。
SWELL設定の機能停止でコアのサイトマップ機能を停止するのチェックを外します。ただし、WordPressの検索エンジン向け公開設定や他プラグインによる停止設定にも左右されるため、保存後にサイトマップのURLを開いて確認してください。WordPress標準の出力条件も参照できます。

発信者の構造化データの出力
専門的にいうとOrganizationやPersonの構造化をきちんと発信しておきましょう。
運営主体に合う種類と、実際の名称・URL・ロゴを設定します。
SWELL設定の構造化データ欄を入力したら、公開ページに出力された内容を検証します。他のSEOプラグインとの重複や、画面上の運営者情報との食い違いも確認してください。

よくわからない人はサンプルを書いた記事もありますので、参考にしてください。

OGPの設定
Xなどにサイトのリンクを貼るとわかるのですが…
サイト画像が表示されないのは勿体無いので、OGPの画像設定をしておきましょう。
こちらはプラグインSEO SIMPLE PACK(アナリティクスなどもまとめて設定できる)を入れると設定できます。

インデックス登録の管理
ちょっとマニアックなのですが、カテゴリーページやタグ、カスタム投稿タイプの記事をGoogleにindexさせるとかさせないのかを初めに決めておくと良いです。
検索結果に出したいページと、補助的な一覧ページの役割を整理できます。ただし、一律のnoindexで記事同士の競合が解消するとは限りません。
カテゴリーやタグの一覧にも独立した検索上の役割がある場合は残します。検索結果に出す必要のない一覧だけnoindexを検討し、記事ページまで対象になっていないか確認してください。
これもSEO SIMPLE PACKで設定できます。

Authorのインデックス
noindexは検索結果へ登録しないための指定で、404やリダイレクトとは別です。著者ページを残してnoindexにすることもできます。ページを無効化する設定と混同しないでください。Googleのnoindexの説明も確認できます。

feedのインデックス
FeedはRSSなどの購読に使うページです。検索結果に出す必要がなければ、noindexを設定する方針を選べます。
Search Consoleのクロール済み – インデックス未登録は、取得されたものの検索インデックスには登録されていない状態です。Feedがこの区分にあることだけで、記事のSEO不具合とは判断しません。Googleのページ インデックス登録レポートの説明を参照してください。
検索結果からFeedを除外する場合は、SEO SIMPLE PACKの「Feed page」をインデックスさせないを有効にします。3.7.0の実装ではFeedのHTTP応答にX-Robots-Tag: noindex, followを付けます。設定後は応答ヘッダーを確認してください。robots.txtで取得を拒否するとGoogleがnoindexを読めなくなるため、混同しないでください。

複数サイトで使えるか、クライアントワークで使えるかは、ライセンスの記事にまとめています。

まとめ
WordPressサイトは特に設定しなくても運用はできますが、カスタマイズがしやすいところもメリットです。
本記事ではセキュリティやSEOに関することも記載しておりますので、ぜひ試してみてください。
WordPress 7.1とSWELL ver.2.19の変更点は、SWELL ver.2.19とWordPress 7.1|更新の順序と変わったところにまとめています。
差し替えていないプロフィール、サイトマップ、構造化データ、OGP、Feedの画像は2024年の画面例です。現在の項目名や配置は導入先で確認してください。
よくある質問:SWELLの初期設定でやっておくこと
SWELLのインストール直後は、何から設定しますか?
記事では、SWELLをインストールしたら、最初に初期設定として決めておきたい項目を6つにまとめています。設定前にバックアップと復旧手段を確認し、1項目ずつ変更して動作を確かめます。ログインURLやAPIの制限は、利用中の機能との互換性を確認してから設定します。共通の方針は他テーマにも適用できますが、SWELL設定の操作手順はSWELL専用です。
ログインページのURLを変えれば、不正ログインを防げますか?
記事では、ログイン画面のURLが知られていることだけで侵入されるわけではなく、強いパスワード、更新、必要に応じた多要素認証などを組み合わせます。ログインURLの変更は補助的な対策で、認証や更新の代わりにはなりません。URLを変更する場合は、ログアウト、パスワード再設定、管理画面への再ログインまで確認し、新しいURLを安全な場所に控えておきます。
ログインURLを変える前に、何を確認しますか?
記事では、利用するセキュリティプラグインの対応機能と復旧方法を確認します。変更前にファイルを復元できる手段と元の設定を確保します。記事の画面は、XO Securityの設定を読み取った例で、撮影時点のものであり、現在の項目名や配置とは異なる場合があります。
投稿者スラッグ(著者ページのURL)は、どうしますか?
記事では、必要な場合は「秘匿」タブの「投稿者スラッグの編集」をオンにします。ユーザープロフィールの一番下に投稿者スラッグ(Nicename)という項目が追加されるので、好きな名前に変更すると、authorのページ名が変更されます。ログイン名と違う名前で変えてしまうのが良いとしています。
REST APIのユーザー情報は、制限したほうがよいですか?
記事では、ユーザーAPIでは公開用のnameやslugなどが返る場合があり、ログイン名のusernameとは別のフィールドです。ユーザーAPIを制限する設定は全サイトで必須ではなく、制限する場合は、編集画面や連携機能への影響を確認し、不具合が出たら変更した制限を戻します。
著者アーカイブは、noindexにすればよいですか? 無効化とは違いますか?
記事では、noindexは検索結果へ登録しないための指定で、404やリダイレクトとは別です。著者ページを残してnoindexにすることもでき、ページを無効化する設定と混同しないでください。SEO SIMPLE PACKでは、著者アーカイブの利用可否とnoindexは別項目です。
feedページは、インデックスさせてもよいですか?
Feedを検索結果に出す必要がなければ、SEO SIMPLE PACKの「Feed page」をインデックスさせない設定を使えます。「クロール済み – インデックス未登録」は登録済みという意味ではなく、この表示だけで修正必須とは判断しません。設定後はFeedの応答ヘッダーを確認し、noindexを読み取れるようrobots.txtで取得を拒否しないでください。なお、差し替えていないプロフィール、サイトマップ、構造化データ、OGP、Feedの画像は2024年の画面例で、現在の項目名や配置は導入先で確認してください。最新は公式で確認してください。



