指定した投稿だけタイトルを「コンテンツ上」へ出す例です。投稿タイプ全体やカテゴリーに属する個別記事を対象にする場合も、条件に当てはまらないページでは元の設定を返します。
SWELLには記事タイトルのデザインは2つあります。
- コンテンツ上
- コンテンツ内
これらは「投稿・固定ページ」のタイトルから、タイトルの表示位置で変更できます。
しかしカスタマイズでは投稿と固定記事しか個別に設定できません。
投稿タイプやタクソノミーで変える場合はSWELLフックを使って変更しましょう。
SWELLで特定の記事だけページタイトルを上部に表示する方法
子テーマのfunctions.phpのPHP領域、またはCode SnippetsのPHPスニペットのどちらか1か所に、必要な例を1つだけ登録します。変更前のコードを保存し、検証環境で確認してください。
以下の例は優先度20を指定し、SWELLが優先度10で反映する記事ごとのタイトル位置設定より後に実行します。
対象外では受け取った値を返すため、その記事の個別設定を保ちます。
別のカスタマイズが20以降に登録されていれば、そちらとの順序も確認します。
特定の記事の場合
add_filter( 'swell_is_show_ttltop', function( $is_show ) {
// 投稿IDが490の投稿のみ上部に表示する
if ( is_single( 490 ) ) {
return true;
}
return $is_show;
}, 20 );特定の投稿タイプの場合
add_filter( 'swell_is_show_ttltop', function( $is_show ) {
// 特定の投稿タイプの場合
if ( is_singular( 'news' ) ) {
return true;
}
return $is_show;
}, 20 );特定のカテゴリーの場合
add_filter( 'swell_is_show_ttltop', function( $is_show ) {
// 特定のカテゴリーに属する場合
if ( is_single() && has_category( 'book', get_queried_object_id() ) ) {
return true;
}
return $is_show;
}, 20 );特定のタグの場合
add_filter( 'swell_is_show_ttltop', function( $is_show ) {
// 特定のタグが付いている場合
if ( is_single() && has_tag( 'special-tag', get_queried_object_id() ) ) {
return true;
}
return $is_show;
}, 20 );以上です。
追記│コンテンツ内に表示する方法
逆の設定にする方法も記載しておきます。
add_filter( 'swell_is_show_ttltop', function( $is_show ) {
// news 投稿タイプだけタイトルを上部に表示しない(=コンテンツ内に表示)
if ( is_singular( 'news' ) ) {
return false;
}
return $is_show; // 他はSWELLのデフォルト設定に従う
}, 20 );
個別記事・固定ページ・一覧ページの違い
is_single(490)は投稿などの個別ページを指定します。固定ページIDを指定したい場合はis_page(490)へ変更します。is_singular(‘news’)はnewsの個別ページであり、投稿タイプの一覧ページを指定する条件ではありません。
カテゴリー・タグの例は、その分類に属する投稿の個別ページだけを対象にします。カテゴリー一覧そのものの表示位置は変更しません。get_queried_object_id()で表示中のページIDを使い、別の投稿ループの影響を避けます。
SWELL 2.19.0の処理では、トップページと検索結果はこのフィルターへ到達する前に上部表示が無効になります。この例でその2種類のページを変更しようとしないでください。
記事ごとの設定と競合する場合
| 条件 | この例の結果 |
|---|---|
| 対象記事の個別設定が「コンテンツ内」 | 優先度20の上部表示例が適用される |
| newsの個別設定が「コンテンツ上」 | 優先度20の非表示例ではコンテンツ内へ戻る |
| 条件に当てはまらない別記事 | 受け取った個別設定を保つ |
投稿ID・投稿タイプ・カテゴリー・タグ・非表示の5例それぞれで、競合する個別設定と対象外の設定保持を確認しています。
隔離したWordPress 7.1.2/SWELL 2.19.0で、対象記事の個別設定がコンテンツ内でも、掲載コードにより実際のtop_title_areaと記事見出しが出力されました。
これはPHPの条件とHTML出力の照合です。
掲載コードのPC・スマホ画面や背景画像、キャッシュを含む表示確認はまだ行っていません。
戻し方と確認項目
元に戻す場合は追加したフィルターを削除するか、そのスニペットを無効化します。対象の記事、対象外の記事、カテゴリー一覧を確認し、タイトルが二重になったり消えたりしていないかをPCとスマホで確認してください。
上部表示する例と、コンテンツ内へ戻す例は同じ条件で同時登録しないでください。
検証記録(2026年10月1日):WordPress 7.1.2・SWELL 2.19.0の隔離環境で、投稿ID・投稿タイプ・コンテンツ内へ戻す条件に加え、実際のカテゴリー・タグを持つ投稿を使った6条件で、対象への適用と対象外のtrue・falseの維持を確認しました。各ページの最終レイアウトは未検証です。
ほかの表示を変えるフックはSWELLのフック一覧と使い方で確認できます。
よくある質問:SWELLで特定の記事だけページタイトルを上部に表示する方法
SWELLの記事タイトルの表示位置には、どんな種類がありますか?
記事では、SWELLには記事タイトルのデザインが「コンテンツ上」と「コンテンツ内」の2つあり、「投稿・固定ページ」のタイトルから、タイトルの表示位置で変更できます。
カスタマイザーでは、個別の記事ごとに変えられますか?
記事では、カスタマイズでは投稿と固定記事しか個別に設定できません。投稿タイプやタクソノミーで変える場合は、SWELLフックを使って変更します。
特定の記事・投稿タイプ・カテゴリー・タグだけ、上部に表示できますか?
記事では、指定した投稿だけタイトルを「コンテンツ上」へ出す例を、特定の記事、特定の投稿タイプ、特定のカテゴリー、特定のタグの場合で紹介しています。投稿タイプ全体やカテゴリーに属する個別記事を対象にする場合も、条件に当てはまらないページでは元の設定を返します。
コードは、どこに追加しますか? 注意点は?
子テーマのfunctions.phpのPHP領域、またはCode SnippetsのPHPスニペットのどちらか1か所に、必要な例を1つだけ登録します。記事では、変更前のコードを保存し、検証環境で確認してください。例の投稿ID・投稿タイプ名・カテゴリーやタグのスラッグを、自分のサイトの値に置き換えます。Code Snippetsを使っても、PHPの誤りがなくなるわけではありません。
記事ごとの設定と、競合しませんか?
記事では、例は優先度20を指定し、SWELLが優先度10で反映する記事ごとのタイトル位置設定より後に実行します。対象外では受け取った値を返すため、その記事の個別設定を保ちます。別のカスタマイズが20以降に登録されていれば、そちらとの順序も確認します。
トップページや検索結果にも、使えますか?
記事では、SWELL 2.19.0の処理では、トップページと検索結果はこのフィルターへ到達する前に上部表示が無効になります。カテゴリー一覧そのものの表示位置は変更しません。
逆に、コンテンツ内に表示するには? 元に戻す方法は?
記事では、逆の設定(コンテンツ内に表示する方法)も追記として載せています。上部表示する例と、コンテンツ内へ戻す例は同じ条件で同時登録しないでください。元に戻す場合は追加したフィルターを削除するか、そのスニペットを無効化し、対象の記事、対象外の記事、カテゴリー一覧を確認して、タイトルが二重になったり消えたりしていないかをPCとスマホで確認します。記事では、隔離環境(WordPress 7.1.2/SWELL 2.19.0)でPHPの条件とHTML出力を照合したもので、PC・スマホ画面や背景画像、キャッシュを含む表示確認は行っていません。最新は公式で確認してください。



