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Snow Monkey Formsの使い方|設置から必須マーク・サンクスページまで

Snow Monkey Formsは、ブロックエディターでお問い合わせフォームを作れる国産のWordPressプラグインです。

読み方は「スノーモンキーフォーム」です。

設置するだけならすぐに使えますが、実案件では必須マークの表示やプライバシーポリシーの同意など、もう一歩踏み込んだカスタマイズが必要になります。

このページでは基本設定をひととおり解説したうえで、目的別のカスタマイズ記事へ案内します。

やりたいことが決まっている場合は目次から飛んでください。

目次

著者

WEB制作をしているデジタルノマド
WordPressのカスタマイズが好きで、色々と自作しています。

WordPressのカスタマイズに困ったらご相談ください!

Snow Monkey Formsとは

ブロックエディターで直感的にフォームを組めるお問い合わせフォームプラグインです。

Snow Monkey以外のテーマでも利用できるプラグインです。SWELLで使う場合も、フォームの見た目や併用プラグインとの動作は導入するサイトで確認してください。

ブロックで編集できる手軽さが利点である一方、ブロックゆえのクセもあります。

バージョン8系以降では、必須設定のある入力要素にdata-validations="required"が出力されます。この属性を使うCSSの方法と、7系以前の手動クラスの方法を分けて、関連記事で解説しています。

こうした実務でつまずきやすい点は、それぞれの記事で解説しています。

Snow Monkey Formsのインストールとページへの設置手順

動作に必要な環境は、WordPress 7.1以上、PHP 7.4以上です(バージョン13.0.0の時点)。

管理画面のプラグインの新規追加でSnow Monkey Formsを検索し、インストールして有効化します。

管理画面のSnow Monkey Formsメニューから新規追加を開き、フォームを作ります。

入力画面に「項目」ブロックを置き、その中に入力欄のブロックを入れてフォームを保存します。

投稿や固定ページに「Snow Monkey Form」ブロックを置き、表示するフォームを選んで設置します。

基本設定

フォームを設置したら最初に触るのが、管理者宛メール・自動返信メール・完了画面の3つです。

初期状態の文言はそのままだと実務では使いにくいので、標準的な設定をまとめました。

Snow Monkey Formsの管理者宛メール項目まとめ

お問い合わせが発生した時に、管理者に届くメールと、ユーザーに届くメールで内容を分けることができます。

サンプルの文言で届く管理者宛メール例

サンプルの文言で届く管理者宛メールの表示例。

入力例

管理者宛メール項目の設定における入力例。

TO(メールアドレス)

メールの送信先のメールアドレスを記載します。

デフォルトだとサイトの管理者メールアドレスが記入されています。

admin@example.com

件名

デフォルトだと管理者通知と表記されています。

メールの件名が「管理者通知」とだけの表記になってしまいますので、しっかり件名をつけましょう。

サンプル

【重要】新しいお問い合わせが届きました - MOTOKI合同会社

BODY

デフォルトだと {all-fields}と記載されています。

その場合は下記のような内容の本文がメールに届いてしまうので注意しましょう。

fullname:
test

email:
test@gmail.com

message:
test

より細かく調整するのであれば、 {属性のname}を使って記述しましょう。

属性のネームや埋め込み形式に関する設定項目の説明画面。
  • 送信された値は次の形式で埋め込むことができます: {name}
  • 送信されたすべての値を次のフォーマットで埋め込むことができます: {all-fields}

サンプル

お名前: {fullname}
メールアドレス: {email}
お問い合わせ内容: 
{message}

------------------------------
このメールは自動生成されたものです。
ご不明点がございましたら、support@motoki-design.co.jpまでご連絡ください。

REPLY-TO(メールアドレス)

返信先のメールアドレスが指定できます。

届いたメールを返信する時に指定のメールアドレスにできます。

基本はお客様が入力されたメールアドレスで良いでしょう。

{email}

FROM(メールアドレス)

送信元のメールアドレスが指定できます。

管理者ではなく、お問い合わせ用のメールアドレスを表記したい時に便利です。

support@motoki-design.co.jp

FROMは、このサイトの送信に使うドメインのメールアドレスを指定します。入力者のアドレスはFROMにせず、管理者宛メールのREPLY-TOへ指定してください。空欄時の送信者やSMTPによる上書きは環境によるため、空欄でも届くとは限りません。

送信者

メールに届く送信者の名前が変更できます。

デフォルトだとWordPressと無機質な名前になってしまいます。

MOTOKI合同会社 管理者

Snow Monkey Formsの自動返信メールの項目まとめ

管理者宛のメールと項目は同じです。

サンプルだけ書いておきます。

自動返信メールの項目サンプル。

入力例

自動返信メール項目の設定における入力例。

TO(メールアドレス)

{email}

件名

【MOTOKI合同会社】お問い合わせを受け付けました

BODY

{fullname}様

この度は、MOTOKI合同会社にお問い合わせいただきありがとうございます。
以下の内容でお問い合わせを受け付けました。

お名前: {fullname}
メールアドレス: {email}
お問い合わせ内容: 
{message}

担当者より追ってご連絡いたしますので、しばらくお待ちください。

------------------------------
このメールは自動生成されたものです。
ご不明点がございましたら、support@motoki-design.co.jpまでご連絡ください。

MOTOKI合同会社 運営チーム

REPLY-TO(メールアドレス)

support@motoki-design.co.jp

自動返信への返信を受け付ける窓口を指定します。空欄にした場合の返信先は送信メールのヘッダーで確認してください。管理者宛メールでは、返信先に入力者のアドレスを指定する例と区別します。

FROM(メールアドレス)

support@motoki-design.co.jp

FROMは、このサイトの送信に使うドメインのメールアドレスを指定します。入力者のアドレスはFROMにせず、管理者宛メールのREPLY-TOへ指定してください。空欄時の送信者やSMTPによる上書きは環境によるため、空欄でも届くとは限りません。

送信者

MOTOKI合同会社 運営チーム

Snow Monkey Formsの完了画面の文言

送信後の完了画面の文言ですが、デフォルトは完了しました。

完了画面の文言は、フォームの用途に合わせて変更します。完了表示だけで管理者宛メールや自動返信の到達が保証されるわけではありません。

デフォルトの完了画面の文言表示。
お問い合わせありがとうございます。

MOTOKI合同会社にお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
内容を確認後、担当者より追ってご連絡いたしますので、しばらくお待ちください。

なお、自動返信メールが送信されておりますので、ご確認ください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

MOTOKI合同会社
修正したお問い合わせ完了画面の文言例。

完了文言用PタグのCSS

完了文言用にPタグにCSSを入れることを推奨します。

デフォルトは行間がないので、読みづらくなります。

行間を調整する前の完了文言の表示状態、またはCSSの設定画面。
.smf-complete-content p {
    margin-bottom: 2em;
}

以上です。

確認画面の表示切り替えとボタンラベルの変更

確認画面を使うかどうかは、設定の「確認画面を使用する」で切り替えます。

確認ボタン・戻るボタン・送信ボタンのラベルも、それぞれ変えられます。

入力項目のカスタマイズ

必須マークをつける

必須マークの付け方はバージョンで異なります。8系以降ではdata-validations属性を使って、CSSで必須項目を選択できます。7系以前の方法を混ぜず、下の関連記事から該当する例を選んでください。

バージョン8系以降と7系以前で方法が異なります。

Snow Monkey Forms│必須マークをつける方法

郵便番号から住所を自動入力する

プラグイン「zipaddr-jp」を入れてIDを登録するだけで実装できます。

コードは不要で、入力コストを大きく減らせます。

Snow Monkey Forms│郵便番号から住所を自動登録する方法

初期選択状態を指定する

チェックボックス・ラジオボタン・プルダウンを、あらかじめ選択された状態にできます。

コードが必要なため知られていませんが、実装自体は簡単です。

Snow Monkey Forms│初期選択状態を指定する方法

都道府県のプルダウンを作る

セレクトボックスに47都道府県を入れるときのテンプレートです。

コピーして貼るだけで使えます。

Snow Monkey Forms│都道府県の入力テンプレート

メールアドレスのダブルチェックを実装する

Snow Monkey Formsにはメールアドレスの再入力確認機能がありません。

JavaScriptで実装する方法を解説しています。

Snow Monkey Forms│メールアドレスのダブルチェック確認の実装方法

チェックボックス・ラジオボタンを画像付きにする

標準の選択肢は素っ気ない見た目です。

画像を添えるとタップしやすくなり、スマートフォンでの入力離脱を減らせます。

Snow Monkey Forms│チェックボックス・ラジオボタンを画像付きの見た目にする方法

プライバシーポリシーへの対応

プライバシーポリシーを埋め込む

コード無しで埋め込む方法、チェックボックスにリンクを貼るだけの方法、スクロール表示させる方法の3パターンを解説しています。

Snow Monkey Forms│プライバシーポリシーをお問い合わせに埋め込む方法

チェックボックスの文字にリンクをつける

標準ではチェックボックスのラベルにアンカーリンクを設定できません。

HTMLのみで対応する方法と、JavaScriptを使う方法があります。

同意チェックでリンクを踏ませたいときに使います。

Snow Monkey Forms│プライバシーポリシー用チェックボックスの文字にアンカーリンクをつける方法

reCAPTCHAとCloudflare Turnstileによるスパム対策

管理画面のSnow Monkey Formsメニューの中に、「reCAPTCHA」と「Cloudflare Turnstile」の設定画面があります。

どちらもSite KeyとSecret Keyを入力して設定します。

reCAPTCHAはv3に対応しており、スコアで送信を判定します。

判定のしきい値はフィルターフックのsnow_monkey_forms/recaptcha/thresholdで変更できます。

Cloudflare Turnstileは、ウィジェットをフォームの前か後のどちらに出すかを設定で選びます。

見た目の調整

ボタンなどの見た目を整える

まずフォームスタイルを選び、ボタンや余白など追加で調整したい部分にCSSを使います。スタイル別の詳しい説明は、「CSS変数を理解して書く」で案内している関連記事を参照してください。

SWELLと組み合わせたときに違和感が出ないよう調整した例をまとめています。

Snow Monkey Forms│ボタン等の見た目の調整まとめ

CSS変数を理解して書く

Snow Monkey Formsが定義しているCSS変数の一覧です。

変数を把握しておくと、力技で上書きせずきれいにカスタマイズできます。

シンプルテーブル・レター・ビジネスの各フォームタイプ別に整理しています。

Snow Monkey Forms│CSSを書くための変数ガイド

送信後の処理と外部連携

サンクスページへリダイレクトする

送信後の画面変化が小さく、送信できたか分かりにくいことがあります。

サンクスページへ飛ばすとUXが改善し、コンバージョン計測用のページとしても使えます。

Snow Monkey Forms│送信完了後サンクスページにリダイレクトする方法

スプレッドシートに書き込む

標準ではメール送信のみですが、GASを使えばお問い合わせ内容をスプレッドシートへ同時に記録できます。

問い合わせの一覧管理に便利です。

Snow Monkey Forms│お問い合わせ内容をスプレッドシートに書き込む方法

URLパラメータをフォームに反映する

どの経路から問い合わせが来たかを知りたいときに使います。

URLに付けたパラメータをフォームの隠し項目に入れ、管理者宛メールに記載できます。

Snow Monkey Forms│URLパラメータをお問い合わせフォームに反映する方法

計測タグを仕込む

LPなどでコンバージョン率を測るために、フォームとサンクスページへ計測タグを設置する方法です。

Snow Monkey Forms│計測タグを仕込む方法

開発者向け:フックの一覧

本格的にカスタマイズするならフックの利用は避けられません。

Snow Monkey Formsに用意されているアクションフック・フィルターフック23個を、用途と使用例つきで全て解説しています。

Snow Monkey Forms│フック23個全まとめ│アクションフック・フィルターフック

Snow Monkey Formsでメールが届かないときの確認事項

Snow Monkey Formsは、WordPress標準のwp_mail関数を使ってメールを送信します。

メールが届かないときは、サーバー側のメール設定やSMTPの設定を確かめます。

Gmailに届かない・迷惑メールに入るときの設定は「お問い合わせメールが届かない・迷惑メールに届く場合の設定方法」で説明しています。

Snow Monkey Forms 13.0.0の設定画面例

以下は2026年10月13日に、新規Local環境(WordPress 7.1.3、PHP 8.1.23、Twenty Twenty-Five 1.5、Snow Monkey Forms 13.0.0)で撮影した英語UIの例です。Snow Monkey Formsの架空フォームを開き、フォーム設定・メール設定・入力項目のバリデーション欄の位置を確認しました。既存画像とは確認日と環境が異なります。

Form Settingsでは確認画面、フォームスタイル、ボタン文言を確認できます。フォームスタイルの選択肢はDefault・Simple table・Letter・Businessでした。以下のメール設定は空欄を含む未設定例です。管理者宛と自動返信のTO・FROM・REPLY-TOを区別し、実際のアドレスや送信サービスに合わせて設定してください。空欄は推奨値や配送成功を示すものではありません。

入力項目のValidationではRequiredの設定を確認できます。今回は導入時の見本にある必須項目を選択して読む範囲の確認です。設定の保存・値の変更・フォーム送信・メール受信・reCAPTCHAの設定は行っていません。公開側の必須マークや、他テーマ・併用プラグインとの動作は別途確認が必要です。

Snow Monkey Forms 13.0.0のLocal設定画面:プラグイン一覧のバージョン行。
プラグイン一覧のバージョン行。 2026年10月13日Local確認。画像をクリックすると原寸で確認できます。
Snow Monkey Forms 13.0.0のLocal設定画面:Form Settingsの確認画面・フォームスタイル・ボタン文言。
Form Settingsの確認画面・フォームスタイル・ボタン文言。 2026年10月13日Local確認。画像をクリックすると原寸で確認できます。
Snow Monkey Forms 13.0.0のLocal設定画面:管理者宛メールのTO・FROM・REPLY-TO。実アドレスを入れていない未設定例。
管理者宛メールのTO・FROM・REPLY-TO。実アドレスを入れていない未設定例。 2026年10月13日Local確認。画像をクリックすると原寸で確認できます。
Snow Monkey Forms 13.0.0のLocal設定画面:自動返信メールのTO・FROM・REPLY-TO。TOはフォーム項目タグで、実アドレスを入れていない未設定例。
自動返信メールのTO・FROM・REPLY-TO。TOはフォーム項目タグで、実アドレスを入れていない未設定例。 2026年10月13日Local確認。画像をクリックすると原寸で確認できます。
Snow Monkey Forms 13.0.0のLocal設定画面:入力ブロックのValidationにあるRequired欄。導入時の見本項目を選択した表示。
入力ブロックのValidationにあるRequired欄。導入時の見本項目を選択した表示。 2026年10月13日Local確認。画像をクリックすると原寸で確認できます。

まとめ

Snow Monkey Formsはブロックエディターで手軽にフォームを作れる一方、実案件では必須マークやプライバシーポリシー対応など、標準機能では足りない部分が出てきます。

ここで紹介したカスタマイズを組み合わせれば、たいていの要件は満たせるはずです。

カスタマイズでお困りの場合はご相談ください。

2026年10月11日に公開本文と公式資料を確認しました。今回、フォームの設置操作、実メールの送受信、reCAPTCHA、必須・任意の表示は実環境で確認していません。掲載画像の画面構成や送信設定は、使用中のバージョンと環境に合わせて確認してください。

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