WordPressのダッシュボードでPHPの更新を推奨という表示がでるようになりました。
ここで注意してほしいのが最新にしすぎて、そのバージョンのPHPの対応してないプラグイン等のエラーやWarningが発生して、サイトに影響を及ぼすことがあります。
PHPのバージョンを上げる時は推奨という文字があるものを選ぶことをおすすめします。
そしてサイトが抱えているエラーがを定期的にチェックすることも重要ですが、意外と表面化しないので、しっかりエラーログを出力できるようにしましょう。
その備忘録です。
目次
エラーログの出力方法
FTPでWordPressサイトのデータにアクセスしましょう。、
public_htmlフォルダの中にwp-config.php
というファイルが確認できます。
こちらのwp-config.php
ファイルをテキストエディタ等で開きます。
デバッグログがでないようにdefine( 'WP_DEBUG', false );
の記述を下記に書き換えます。
define( 'WP_DEBUG', true ); /* デバッグモード有効化 */
define( 'WP_DEBUG_DISPLAY', false ); /* ブラウザに表示しない */
define( 'WP_DEBUG_LOG', true ); /* wp-content/debug.log に記録 */
あとはサイトを一度表示してみましょう。
その後に/public_html/wp-content
フォルダの中にdebug.log
というファイルが生成されていれば、サイトに何かしらの不具合や警告が発生していることになります。
カテゴリ | 主な原因 | 対処の優先度 |
---|---|---|
Notice | 関数実行タイミングの誤り | Notice(タイミングの誤り)の修正 → 正しいフックで処理 |
Deprecated | PHP 8.2 との非互換(動的プロパティなど) | Deprecated → 最新プラグインにアップデート or 放置でも致命傷なし |
Warning | 定数の再定義(define() ) | Warning(定数再定義)の修正 → エラー停止の可能性あり |
あとはこのログを見て重要そうなものを修正してあげましょう。
以上です。