CSSを書くときに画面の解像度の合わせて
メディアクエリ(例@media screen and (max-width: 768px) {}
)を使うことが多いと思います。
とにかく記述が長くなりがちなCSS。
メディアクエリを使わずにレスポンシブな制御ができれば、可読性が高まって便利ですよね。
ということでグリッドレイアウトを使って、CSSを書いてみました。
実際のサンプル
目次
メディアクエリを使わずにレスポンシブレイアウトにする方法
メディアクエリを使わずにレスポンシブレイアウトにする為に
ボタンのHTMLを記述して、その親の階層をグリッドレイアウトにして制御してみました。
ポイント
- max-widthで最大幅を指定する
- grid-template-columnsで特定の幅を下回った時に全幅(width:100%)にする
HTML
<div class="button-wrapper">
<a href="https://motoki-design.co.jp/wordpress/contact/" class="button-contact">お問い合わせへ</a>
</div>
CSS
.button-wrapper {
display: grid;
grid-template-columns: repeat(auto-fit, minmax(250px, 1fr));
max-width: 480px;
margin: 3em auto;
}
.button-contact {
padding: 0.9em 2em;
border: 1px solid #333;
border-radius: 5px;
background-color: #fff;
color: #333;
text-align: center;
text-decoration: none;
transition: background-color 0.3s, color 0.3s;
}
.button-contact:hover {
background-color: #333;
color: #fff;
}
コメント付き
/* ボタンのラッパー(グリッド)のスタイル定義 */
.button-wrapper {
display: grid; /* グリッドレイアウトを適用 */
/* 各ボタンの幅を最小250pxから最大利用可能な全幅に設定 */
grid-template-columns: repeat(auto-fit, minmax(250px, 1fr));
max-width: 480px; /* ラッパーの最大幅を480pxに設定 */
margin: 3em auto; /* 上下に3emのマージンを持ち、左右は中央寄せ */
}
/* ボタン自体のスタイル定義 */
.button-contact {
padding: 0.9em 2em; /* 内部のパディング */
border: 1px solid #333; /* ボタンの境界線 */
border-radius: 5px; /* 角を丸くする */
background-color: #fff; /* 初期の背景色 */
color: #333; /* 初期の文字色 */
text-align: center; /* テキストを中央寄せ */
text-decoration: none; /* アンダーラインを取り除く */
/* 色の遷移を0.3秒でスムーズに変化させる */
transition: background-color 0.3s, color 0.3s;
}
/* ボタンにマウスを載せたときのスタイル */
.button-contact:hover {
background-color: #333; /* ホバー時の背景色を黒色に変更 */
color: #fff; /* ホバー時の文字色を白色に変更 */
}
実際のサンプル
まとめ
PCでは特定の割合の幅にしつつ、スマホでは全幅にするというのはよくあるパータンですよね。
それをgrid-template-columnsで制御できるのは便利です。
実戦でも試してみて、また加筆しようと思います。
気になった方は是非試してみてください