指定事業者の変更と、Webサイト・メールの移転は別の作業です。変更前に現在のネームサーバー、DNSレコード、登録連絡先、有効期限を記録し、変更後もDNSサービスを継続できるか確認してください。以下の金額と画面は当時の記録で、現在の見積もりではありません。
.co.jpは日本国内で登記された会社などを対象とするドメインで、原則は1組織1ドメインです。すべての法人が対象となるわけではなく、組織名変更・合併などに伴う継続利用には例外制度もあります。登録資格はJPRSの種類と対象、例外は1組織1ドメイン名制限緩和を確認してください。
会社のサイトを立ち上げる時にお名前.comにて所持したのですが、
更新料が上がったため、当時の比較で更新料を抑えられたムームードメインへ移管しました。
ちなみに、かかった移管費用は0円です。
そして年間の更新料が約4割、節約できました。
値上げの経緯は、お名前.comの属性型JPドメイン価格改定のお知らせ(2021年9月8日)で告知されています。
以下は当時の料金記録です。現在の更新費用や追加料金は、申込時の公式料金表で確認してください。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 初年度 | 968円 |
| 更新年 |
.co.jpドメイン移管の候補と移管手数料を抑える方法
当時比較した.co.jpドメインの管理サービスは以下の通りです。現在の価格順位を示す表ではありません。
下表の当時の記録では、ムームードメインへの変更で更新料が約4割下がる計算でした。各社の現在の更新料・追加料金・条件は再確認が必要です。
| 会社名 | 年間更新費用 |
|---|---|
| お名前.com | 7,678 円/年 |
| ムームードメイン | 4,378 円/年 |
| バリュードメイン | 4,158 円/年 |
| Xserver Domain | 4,136 円/年 |
ここで重要なのが、移管費用です。
指定事業者変更の手数料と、その後の更新料は分けて確認します。変更手数料がすべての会社で一律1,500円程度になるわけではありません。
ムームードメインの属性型JP指定事業者変更の公式案内では、変更手続きの料金は無料とされています。
これは同じ企業グループ間だけの特典とは案内されていません。無料になるのは指定事業者変更の手続きであり、以後のドメイン更新料まで無料になるという意味ではありません。
ということでムームードメインを選んでみました。
お名前.comからムームードメインへ移管する方法
以下の画像は2023年当時の操作記録です。現在は公式案内で属性型JPの手順を確認し、必要ならムームードメインのアカウントを作成してください。有効期限まで14日以内のドメインは変更申請できないため、期限に余裕を持って進めます。
下記のリンクからサイトにアクセスします。

ログインから新規登録するを押してアカウントを作成しましょう。
その後コントロールパネルが表示されますので、ユーザー登録情報のメニューからお客様情報を入力します。

ヘッダーのメニューから
ドメイン取得・移管 > JPドメイン移管 > 指定事業者を変更するを押しましょう。

申請前に移管元で認証コード(AuthCode)を確認し、変更先で担当者情報を用意します。汎用JPの手続きと取り違えないでください。
旧画面では次の文言から属性型JPの申請へ進みました。現在の画面では「指定事業者の変更」の属性型JP向け案内に従います。
.co.jpドメイン移管の場合は属性型JPドメインの指定業者変更はこちらからおこなってください。
ドメイン名と認証コードなどの必要事項を入力します。ムームードメインでは2023年11月以前に作成した担当者情報で申請が失敗する場合があるため、公式手順で新規登録し、WHOISの組織情報と一致させてください。
入力内容と利用規約を確認して申請します。受付完了と変更完了は別で、公式案内では完了まで10日ほどかかる場合があります。

以上の手続きで、お名前.comからムームードメインへの移管手続きが始まります。
お名前.comからのメールを待ちましょう。
筆者の当時の手続きでは約15分後に次のメールが届きました。到着時間は保証されません。
【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡 ドメイン名
案内された正規の手順で承認し、変更先で完了状態になることを確認します。承認操作だけで完了したと判断しないでください。

当時は約2時間後に再びメールが届きました。現在の所要時間は変更先へ確認してください。
トランスファー申請承認のご連絡 ドメイン名
変更先の管理画面でも指定事業者変更の完了を確認します。承認メールの到着だけをもって完了とは判断しません。
現在の手順と認証コードの扱いはJPRSの指定事業者変更案内と変更先の案内を確認します。完了後は管理画面の状態に加え、Web表示・メール送受信・DNSを確認してください。問題があっても無計画にネームサーバーを切り替えず、控えた設定と照合して事業者へ問い合わせます。
まとめ
管理サービスを比較するときは、初年度の価格だけでなく、更新時の総額と利用条件を確認します。
指定事業者変更の手数料、ドメイン更新料、DNSなどの関連サービスを含めて比較してください。
価格に加え、DNSの継続利用、管理画面の権限・認証、サポート、更新忘れを防ぐ仕組みも確認して選びます。

サーバーの選び方は、WordPress向けレンタルサーバーの選び方と主要6社の比較にまとめています。
よくある質問:.co.jpドメインをお名前.comからムームードメインへ移管するとき
この記事の金額は、今の料金ですか?
いいえ。記事では、金額と画面は当時の記録で、現在の見積もりではありません。お名前.comの.co.jpドメインにかかる年間費用も2021年当時の金額で、現在の料金表ではありません。最新の料金は、各社の公式で確認してください。
指定事業者を変更すると、Webサイトやメールも移転されますか?
移転されません。記事では、指定事業者の変更と、Webサイト・メールの移転は別の作業です。変更前に現在のネームサーバー、DNSレコード、登録連絡先、有効期限を記録し、変更後もDNSサービスを継続できるか確認します。
お名前.comからムームードメインへの移管は、なぜ移管費用がかからないのですか?
ムームードメインの公式案内で、属性型JPの指定事業者変更手続きが無料とされているためです。同じ企業グループ間だけの特典とは案内されていません。変更後の更新料は別途必要で、他社の変更手数料も一律ではありません。
.co.jpドメインの更新料は、会社によって違いますか?
記事では、当時の金額で、お名前.com以外は4000円台で横並びで、お名前.comより4割ほど安くなるとしています。これは当時の記録なので、現在の更新料は各社の公式で確認してください。
.co.jpドメインは、誰でも持てますか?
.co.jpは日本国内で登記された会社などが対象です。原則1組織1ドメインですが、組織名変更や合併などに伴う例外制度があります。法人ならすべて取得できるわけではないため、JPRSの登録資格を確認してください。
お名前.comからの移管の手続きは、どう進めますか?
移管元で認証コードを確認し、変更先で担当者情報を用意したうえで属性型JPの指定事業者変更を申請します。ムームードメインでは有効期限まで14日以内の申請はできません。入力内容・規約を確認し、移管元の正規の承認手続きと変更先の完了確認まで行います。
メールが届くまでの時間は、決まっていますか?
決まっていません。記事では、筆者の当時の手続きでは約15分後に確認のメールが届き、約2時間後に再びメールが届きましたが、到着時間は保証されません。現在の所要時間は変更先へ確認します。
移管が完了したあとは、何を確認しますか?
記事では、現在の手順と認証コードの扱いは、JPRSの指定事業者変更案内と変更先の案内を確認します。完了後は管理画面の状態に加え、Web表示・メール送受信・DNSを確認します。問題があっても無計画にネームサーバーを切り替えず、控えた設定と照合して事業者へ問い合わせます。



