10年以上、WordPressを使っていますが、まだまだ初めての不具合に遭遇します。
今回はhogehoge.motoki-design.co.jp というサブドメインをシンレンタルサーバーに追加したところ、以下の症状が発生しました。

- サイトが真っ白(ソースは
<head></head>のみ) /wp-adminにアクセスできない- ブラウザに「保護されていない通信」の警告
- 既存ドメインサイト全てが一時的に表示されなくなった
原因の全体像
「SSL証明書が再発行される過渡期にWordPressをインストールしたことで、HTTPSリダイレクトと証明書の整合性が崩れた」
① SSL証明書の再発行による未反映状態
シンレンタルサーバーではサブドメイン追加時にLet’s Encryptの証明書が自動再発行されます。
再発行が完了するまでの間(目安:10〜30分)、新サブドメインが証明書の対象外になります。
証明書は既存ドメインと共通管理のため、過渡期に既存ドメインへも一時的な影響が出ることがあります。
② SSL未完成状態でWordPressをインストール
証明書未反映の状態でWordPressをインストールすると、サイトURLが https:// 前提でデータベースに記録されます。
③ HTTPS強制リダイレクトとの組み合わせ
WordPressや .htaccess によりHTTPがHTTPSへリダイレクトされますが、証明書が未反映のためHTTPSが成立しません。
なぜ「真っ白」になったのか
PHPは動作していましたが、リダイレクト処理の段階で正常なHTMLが出力できず、<head></head> のみが返されていました。
白画面の原因はサーバークラッシュではなく、出力前の処理失敗です。
よくある誤解
| 疑った原因 | 実際 |
|---|---|
| サブドメイン名「hogehoge」が問題 | 名前は無関係 |
| DNSレコードの設定不足 | ワイルドカード設定で解決済み、直接原因ではない |
| サーバー障害 | 他ドメインは正常なため否定 |
復旧した経緯
Let’s Encryptの証明書再発行が完了し、api.motoki-design.co.jp が証明書に含まれたことでHTTPSが正常化。
時間経過による自然復旧でした。
再発防止策
- サブドメイン追加後は10〜30分待つ — SSL反映後に次の作業へ進む
- WordPressはHTTPで初期確認 —
/wp-login.phpがHTTPで表示されることを確認してからインストール - HTTPS強制は最後に設定 —
.htaccessやWordPress設定でのHTTPS強制はSSL確認後に - SSL状態をブラウザで目視確認 — 錠前アイコンから証明書の対象ドメインを確認
まとめ
サブドメイン追加時のSSL証明書再発行が完了する前にWordPressをインストールしたため、HTTPSリダイレクトと証明書の不整合が発生しサイトが真っ白になりました。
サブドメイン追加後は証明書の反映を待ってから作業を進めるだけで防げます。
たかだかサブドメインの登録するだけなのに、ドメインに関連するサイトが全てSSL認証が解除されて、表示されなくなるとは思いませんでした。
焦らず、手順をしっかり踏んでサイトを構築するべきですね。



