WordPressの翻訳・ローカライズの依頼・相談

弊社ではサイトの英語翻訳、ローカライズを承っております。

手法としては翻訳専用の自社ツールをすでに開発しており、最新のChatGPT(ChatGPT-4o)を使って、WordPressの記事を英訳または他の言語に翻訳することができます。

AIツールを導入することで、大量のページを素早く、安価に、そして精度も高いもので翻訳することが可能です。

出力結果例

翻訳ツールは以下のような感じで、投稿記事IDを入力するとデータベースごと翻訳することができます。

現在、ChatGPTのAPIの1回あたりの翻訳は最大文字数は約7192文字、テキストを分割して複数回に分けて翻訳します。

サイト全体で一括でまとめて翻訳は制限上、まだ厳しいので、1記事づつ翻訳して確認という方法で作業していきます。

ツールやChatGPTのコストに関してはブログでも紹介しています。

実績

翻訳・ローカライズのお見積り等に関してはご依頼くださいませ。

WordPressの翻訳・ローカライズのTIPS

サイトの翻訳・ローカライズにあたってのポイントを書いておきます。

リアルタイム自動翻訳にするかどうか?

一番、低コストの翻訳方法は現行サイトにGoogleの自動翻訳のプラグインをいれることになります。

「Translate WordPress with GTranslate」のプラグインをいれるだけで、好きな言語に変換できるので、低コストで抑える場合はおすすめです。

ただし精度の高い翻訳は難しいです。

たとえば人名や地名といった固有名詞の翻訳は自動翻訳では精度が低い場合があるので、そこでChatGPTを使ったデータベースを書き換えての翻訳をおすすめします。

オフライン翻訳

記事冒頭で記載したとおり、専用の翻訳ツールを使ってChatGPTがWordPressのデータベースにアクセス。

そこのテキスト情報を英訳または別の言語に変換することができます。

最新のChatGPTモデルは非常に翻訳の精度もスピードも早いので、大量のページを安価に変換することができます。

ただしデメリットもあります。

翻訳ツールはまだ完璧ではありません。

特注な記号や様々な言語が入り混じっている状態、HTMLのタグやブロックのコードなどが邪魔することもたまにあるので、翻訳後に人力でチェックをして修正する必要があります。

サブドメインでの運用

en.motoki-design.co.jpのようなサブドメインでの運用をおすすめします。

motoki-design.co.jp/enといったサブディレクトリの場合、日本語ページと英語ページのコンテンツが同一と捉えられることもあります。

海外向けのユーザーに向けてのサイトを構築するのであれば、分けられるサブドメインをおすすめします。

サーバーの選定とCDNの併用

レンタルサーバーに関しては、ターゲットにしている地域で借りたほうがもちろん良いのですが、日本以外のサーバーはサービスの対応やスペック、コスト面が厳しいことがあります。

そこで日本のレンタルサーバーをベースにCloudflareなどのCDNサービスを使って、海外配信することをおすすめいたします。

hreflangタグの挿入

必要に応じてheadにhreflangタグを挿入します。

<link rel="alternate" hreflang="en" href="https://en.motoki-design.co.jp/">
<link rel="alternate" hreflang="ja" href="https://motoki-design.co.jp/">
<link rel="alternate" hreflang="x-default" href="https://en.motoki-design.co.jp/">

解説

<link rel="alternate" hreflang="en" href="https://en.motoki-design.co.jp/">

このタグは、英語 (en) を使用するユーザー向けのページを指定しています。

英語を使用するユーザーが「https://motoki-design.co.jp/」にアクセスすると、自動的に「https://en.motoki-design.co.jp/」にリダイレクトされる可能性があります。

<link rel="alternate" hreflang="ja" href="https://motoki-design.co.jp/">

このタグは、日本語 (ja) を使用するユーザー向けのページを指定しています。

日本語を使用するユーザーがこのサイトにアクセスすると、そのまま「https://motoki-design.co.jp/」に留まることになります。

<link rel="alternate" hreflang="x-default" href="https://en.motoki-design.co.jp/">

hreflang=”x-default” は特定の言語に関連しないデフォルトのページを示します。

特定の言語設定がないか、対応する言語が指定されていない場合に、ユーザーがこのページ(「https://en.motoki-design.co.jp/」)に誘導されるよう設定されています。

通常、グローバルなデフォルトページとして使用されます。

専門家によるチェック

こちらはオプションですが、カナダで活動しているWeb開発者・デザイナーさんと提携しておりますので、

ツールで翻訳したあとに、英語に詳しい専門家によるチェックを依頼することも可能です。

まとめ

以前はネイティブに近い翻訳者による手作業の翻訳・ローカライズが主流でしたが、ChatGPT4移行はAIによる翻訳の精度が非常に高くなりました。

APIを使った翻訳は大量のページを安価に翻訳することができおすすめです。

気になった方はお問い合わせくださいませ。