Photoshop│ペンタブの筆圧感知が無効の時の解決方法

Photoshopを使っていて、いつの間にかペンタブの筆圧感知が効かなくなった 経験はありませんか？

筆圧感知がうまく機能しないと、ブラシの強弱がつかなくなり、思い通りの線が引けなくなってしまいます。

本記事では、ペンタブの筆圧感知が無効になったときの解決方法 を紹介します。

ペンタブの筆圧感知がしない現象

通常、Photoshopでは以下の設定で筆圧感知が有効になります。

確認方法

1. ブラシツールを選択
2. ブラシのシェイプ設定を開く
3. 「コントロール」を「筆圧」に設定

しかし、筆圧が効かない場合は「！」マーク が表示され、以下のメッセージが出ることがあります。

「筆圧による制御を行うには、筆圧感知タブレットが必要です。」

この状態になっている場合、Photoshopの設定に問題がある可能性が高いです。

筆圧感知がしない時の解決方法

STEP.1 設定ファイルを作成

以下のフォルダを開きます。（※ユーザー名とPhotoshopのバージョンは各自変更してください）

C:Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop CC \Adobe Photoshop CC \settings

STEP.2 設定ファイルを作成する

1. 上記のフォルダにメモ帳を作成
2. 以下の内容を記入し、PSUserConfig.txt という名前で保存

ファイル名

PSUserConfig.txt

テキストの内容

# Use WinTab UseSystemStylus 0

STEP.3 Photoshopを再起動

1. Photoshopを閉じる
2. 再起動する
3. ブラシの筆圧設定を確認する

「！」マークが消え、筆圧が感知されるようになっていれば成功！

筆圧感知しない原因

実は、筆圧感知が無効になる原因のひとつに ワコムのデジタルインク機能 があります。

ワコムのデジタルインク機能（波紋エフェクト） を「無効」にすると、筆圧感知が動作しないことがあります。

今回の設定は、波紋エフェクトを無効にしつつ、筆圧感知を有効にする方法です。

まとめ

筆圧感知が突然効かなくなったら、まずはこの方法を試してみましょう！