Googleスプレッドシート│同じ値ごとに交互に塗り分ける方法│条件付き書式

Googleスプレッドシートで大量のデータを扱っていると、同じ値が連続して並ぶリストを見やすくする工夫が必要になります。

特に、「りんご」「ごりら」「バナナ」など同じ項目ごとにグループ化されている一覧では、視認性を高めるための交互色塗り分けが効果的です。

目次

Googleスプレッドシートの条件付き書式の数式で交互に色を変える方法

以下の手順で設定します。

ステップ1:対象範囲を選択(例:A1:A1000)
ステップ2:「表示形式」>「条件付き書式」
ステップ3:「カスタム数式」で以下を入力:

=AND(A1<>"", MOD(ROUND(SUMPRODUCT(1/COUNTIF(A$1:A1, A$1:A1)), 0), 2)<>0)

これにより、同じ値が連続しているグループごとに、1つ飛ばしで背景色が付きます。

塗り分けパターンを反転したい場合

例えば、最初のグループを白、それ以降を交互に塗りたいときは、以下の式に変更します

=AND(A1<>"", MOD(ROUND(SUMPRODUCT(1/COUNTIF(A$1:A1, A$1:A1)), 0), 2)=0)

解説:この式がどう機能しているのか?

  • COUNTIF(A$1:A1, A$1:A1)
     → 各セルまでに登場した同じ値の数を数えます。
  • 1 / COUNTIF(...)
     → 最初に登場した値にだけ 1、2回目以降は 0.5, 0.33... など。
  • SUMPRODUCT(...)
     → 新しい値が現れるたびに合計値が 1 増えます。
  • MOD(..., 2)
     → それを2で割った余りで交互に判定。

実用例

  • 商品リストやカテゴリ別の顧客データ
  • 出席簿や成績表で同じクラス・チームのグループごとの視認性向上
  • テスト結果など、ソート後に色分けして見やすく

まとめ

ぜひ、スプレッドシートでの視認性を上げたいときに活用してください。

条件付き書式で工夫すると、読みやすく・使いやすいシートが完成します!

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