Figma│まず覚えるべき基本機能 15選

Figmaは、UI/UXデザインにおいて今やスタンダードとも言えるツールです。

ですが、Figmaには他のツールにはない強力な「固有機能」がいくつもあります。

この記事では、Figmaを使うなら最初に覚えておくべき基本機能12選を、具体的な用途とともにご紹介します。

Web業界以外だと、まだ使ったことが無いデザイナーさんも多いので覚えましょう。

目次

Figmaでまず覚えるべき基本機能12選|オートレイアウト・バリアント・プロトタイプなど

1. オートレイアウト(Auto Layout)

  • 何ができる?
    要素の間隔やパディングを自動で管理し、ボタンやカードなどを柔軟にリサイズできる。
  • 使いどころ
    レスポンシブ対応、テキスト量に応じて伸縮するボタン、一覧の繰り返しレイアウトなど。

2. コンポーネント(Component)

  • 何ができる?
    再利用可能なパーツ(ボタン・カードなど)を一元管理できる。
  • 使いどころ
    ボタン・ナビ・カード・モーダルなど、UIの共通部品。

3. バリアント(Variants)

  • 何ができる?
    ひとつのコンポーネントに複数の状態(通常/ホバー/選択中など)を持たせる。
  • 使いどころ
    ラジオボタン、トグルスイッチ、フォームの入力状態など。

4. インスタンスの上書き(Instance Overrides)

  • 何ができる?
    親のコンポーネントのデザインを保持しつつ、個別のテキストや画像などを変更可能。
  • 使いどころ
    コンポーネント化したカードの中で、タイトルだけ変えたいときなど。

5. プロトタイピング(Prototyping)

  • 何ができる?
    画面同士をリンクし、クリックやホバー時の動作を再現できる。
  • 使いどころ
    アプリのモックアップ、サイトの動き確認、クライアントへのプレゼンなど。

6. スマートアニメーション(Smart Animate)

  • 何ができる?
    スムーズな遷移・アニメーションが可能になるプロトタイプ機能。
  • 使いどころ
    カルーセルの切り替え、メニューの開閉アニメーションなど。

7. コメント機能(Comment)

  • 何ができる?
    特定の位置にピンを打って、直接フィードバックができる。非デザイナーでも使いやすい。
  • 使いどころ
    社内レビュー、クライアント確認、修正指示など。

8. コンポーネントプロパティ(Component Properties)

  • 何ができる?
    コンポーネントに対して、チェックボックスやテキスト入力、表示切り替えなどのオプションを持たせられる。
  • 使いどころ
    「チェック済み/未チェック」「表示/非表示」などのUI操作要素に最適。

9. スタイル管理(Styles)

  • 何ができる?
    色・文字・効果などのデザイン要素をスタイルとして再利用・一元管理できる。
  • 使いどころ
    ブランドカラーや見出し・本文のテキストスタイルの一貫性維持。

10. ライブラリ共有(Team Library)

  • 何ができる?
    チームでコンポーネントやスタイルを共有し、常に統一されたデザインを保てる。
  • 使いどころ
    チーム開発、ブランドガイドライン、複数人でのデザイン設計。

11. フィグマミラー(Figma Mirror)

  • 何ができる?
    スマホでリアルタイムにデザインを確認できるアプリ。
  • 使いどころ
    モバイルアプリのUI確認、現場での動作確認に便利。

12. プラグイン(Plugins)

  • 何ができる?
    アイコン挿入、翻訳補助、架空データ生成など、Figmaに便利な機能を追加できる。
  • おすすめプラグイン例
    → Unsplash、Content Reel、Autoflow、Clean Document など。

まとめ

機能概要主な用途
オートレイアウト自動整列・リサイズレスポンシブ対応
バリアント状態ごとの管理ホバー・選択状態など
プロトタイプ遷移・クリック設定モックアップ・プレゼン
コメントフィードバックのやり取りチーム連携・レビュー
スタイル/ライブラリ一元管理・共有チームデザイン統一

これらの機能を押さえることで、Figmaの使いこなしレベルが一段階アップします。

特にAuto Layout・Component・Variantは、早めにマスターすると長期的な効率が格段に変わります。

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