Illustrator CC 2015以降には自動保存機能が搭載されていますが、それ以前のバージョンではプラグインを導入する必要がありました。
しかし、プラグインの導入が面倒な場合、アクションを2つ作成するだけで簡易的なオートセーブ機能を実現できます。本記事では、その方法を紹介します。
目次
アクションで機能をループさせる方法
1. アクションウィンドウを開く
- ウィンドウ > アクション からアクションパネルを開きます。
- 新しいフォルダ を作成。
- アクションを2つ作成します「アクション1」「アクション2」

2. アクションの作成
- 「アクション1」 を作成し、録画ボタン を押します。
- 「アクション2」 を選択し、再生ボタン を押します。
- 録画を停止 します。

3. アクション2の作成
- アクション2のみチェックをつける。

- アクション1と同じ手順で作成 します。
- アクション1にチェックを入れて再生 すると、ループが完成します。

自動保存アクションの作り方
1. 自動保存用アクションを作成
- アクション1を選択し、録画ボタンを押す。
- 「別名で保存」 を実行し、録画を停止。
2. アクションの順番を調整
- 作成した保存アクションをドラッグ&ドロップ で 「アクションを実行」の上 に配置。
3. アクション2も同様に作成
- アクション1と同じ手順 で、アクション2を作成。

4. 再生オプションの設定
- オプション > 再生オプション を開く。
- 一時停止の時間(秒)を入力。

以上で、一定時間ごとに自動保存(オートセーブ) されるアクションが完成します。
まとめ
この方法はIllustratorのバージョンを問わず、スクリプトを使わずに実現できます。
簡易的な手法ではありますが、定期的なバックアップ を取りながら作業できるため、非常に便利です。
Illustratorを使用する際の自動保存機能として、ぜひ活用してみてください!
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